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桜ー春の幻想ー(カラースライド版)
モノクロ写真をカラー化するサイトを使用して、日本のアニメ史に残る名作である「桜(春の幻想)」をカラースライド化してみました。(http://hi.cs.waseda.ac.jp:8082/)
BGMは本編と同様にストコフスキー指揮の舞踏への勧誘を使用しています。(引用元→https://www.youtube.com/watch?v=cVmWWhwCE3Y)
快演ストコフスキー&NBC チャイコフスキー交響曲4番第3楽章
日本では評価が低いストコフスキーですが、それでも指揮者の山田和樹さんが「題名のない音楽会」で取り上げてくれたおかげで、ちょっとは知られたかもしれませんがまだまだです。そこでストコフスキーファンの目線で、つたないながらもストコフスキーの魅力を解説したいと思います。解説する作品は、NBC交響楽団を指揮したチャイコフスキー交響曲第4番です。流石に全曲では馴れていないと拒絶反応が出るのではないかと思いますので、比較的聴きやすく短い3楽章だけとしました。それでも濃厚ですのでご注意ください。音の強弱の変化が解説のポイントになっていますので音響分析ソフトSonic Visualiserを用いて音量をグラフにして映像化しています。なお1941年録音ですので音質が悪いのはご容赦ください。
バッハ(ストコフスキー編):幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=CO-dOzMI-9Y)。
「オーケストラの魔術師」と謳われた指揮者ストコフスキーは数多くのバッハ作品を編曲・録音
していますが、本作は全体を編曲していたにもかかわらず、何故か後半のフーガ部分をSP録音で
残しただけでした。この演奏は、全曲を世界で初めて録音したものです。
マティアス・バーメルト指揮
BBCフィルハーモニック
Tchaikovsky Symphony #5 第四楽章 ストコフスキー/ヒズSO
ストコスキー好きの人にはタマらない、嫌いな人には堪らない、ストコフスキーが一番「やんちゃだった」1950年代、1953年に録音した、チャイ5から終楽章です。とにかくやりたい放題です! HisSOはニューヨーク在住の名人級の演奏者を集めた録音用オケです。後年のイギリス、ナショナル・フィルと似ています。なので演奏が下手なわけがありません。ストコフスキーもノリノリです。そんなストコフスキーの変態演奏を愛でるのが、このビデオの目的です。存分にお楽しみください。なお、当時のLP(米RCA-Victor LM1780)からの板起こしですので、一部ノイズが混入しています。ご了承ください。
シベリウス 交響曲第2番 ストコフスキー/NBC交響楽団員
ストコフスキーが、初期のシベリウスを振るとこうなるという、お手本のような演奏です。とにかく盛り上げるのが上手い! 1954年のモノーラルLPからの板起こしなので、モノーラルだし、ノイズもあるし、ダイナミックレンジもそこそこです。ですがその限界ぎりぎりに攻めてくる、ストコフスキーとエンジニアの本気が伝わってくると思います。なお、オケの名称をわざわざNBC交響楽団員としたのは、おそらく、ストコフスキー嫌いだったトスカニーニへの配慮だったのではないでしょうか。それから、何より興味深いのは、この演奏が録音されたのが1954年9月だということです。トスカニーニ引退後にストコフスキーが事実上NBC交響楽団を指揮したレコードを作った、このことが何を意味するのか、想像するとワクワクします。
エネスコ ルーマニア狂詩曲第一番 ストコフスキー/ヒズSO
1953年に録音された、エネスコ ルーマニア狂詩曲第一番です。オケは当時ニューヨークに在住していた名人級の演奏者を集めた録音用オケです。なので、演奏が下手なはずがありません。しかもこういう曲になると強烈な強みを発揮するストコですから。。。カットしまくりなのもストコならですね。でもこれに慣れちゃうと、これが「当たり前」になってしまうのです。
ストコフスキーが音盤化した最も短い曲「ホーンパイプ」パーセル作曲
ストコフスキーは小ピースの音楽を積極的に録音しています。
そのなかでも、これが最も短い曲でしょう。演奏時間は50秒です。
1958年2月録音
ディカス作曲「ファンファーレ」指揮:ストコフスキー
sm31776417 に続いてストコフスキーが指揮した小ピースをもう一曲
「魔法使いの弟子」で有名な作曲家ポール・ディカスの「ファンファーレ」です。
演奏される機会はあるようですが、すごくメジャーな曲ではないようです。
録音も少ないようです。
バッハ(ストコフスキー編):平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲 ロ短調 BWV869
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=vXxilY1n8Po)。
ストコフスキーによるバッハ作品の管弦楽編曲版は多数残されていますが、本作は平均律クラヴィーア曲集第1巻から、第24番ロ短調BWV869の前奏曲を編曲したものです。弦楽合奏のみで構成されており、かつてNHK-FMの番組「名演奏家の時間」のテーマ曲として使われたことで知られています。
ホセ・セレブリエール指揮
ボーンマス交響楽団
100 Men and a girl(オーケストラの少女 字幕付き)1937年
1937年に製作された、米ユニバーサル映画「オーケストラの少女」(原題:100 Men and A girl)です。ディアナ・ダービンと、当時トスカニーニと並んでアメリカを中心に人気のあった指揮者レオポルド・ストコフスキーとの共演が話題になりました。日本では1938年(昭和13年)に公開され、大当たりを博し、ロングラン上演となりました。遠藤周作のエッセイにも、当時灘高に通っていた遠藤周作がディアナ・ダービンの話を親友とする様子が書かれています。
ムソルグスキー作曲・ストコフスキー編曲「はげ山の一夜」幻想曲
ムソルグスキー「え?何これ・・・・・・?」
R・コルサコフ「は?ワシ知らんで・・・・・・?」
ストコフスキー「せやから“幻想曲”って言うてるがな」
レオポルド・ストコフスキー編曲 指揮
フィラデルフィア管弦楽団
1940年8月12日録音
オルフ:カルミナ・ブラーナ(ストコフスキー指揮ヒューストン響)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=zXK80CEhmsA)。
音楽録音がステレオへと移行して間もない1958年、現代音楽の紹介に熱心だった指揮者レオポルド・ストコフスキーはヒューストン交響楽団と組んで、オルフの「カルミナ・ブラーナ」を録音しました。これはおそらく史上初の「カルミナ」のステレオ録音であり、2年後のオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の録音(sm33900821)と並んで、ステレオ録音初期の「カルミナ」の名盤という高い評価を受けました。
ストコフスキーの演奏は彼独自の解釈を貫くことで有名で、これを日本の好事家の間では「ストコ節(ぶし)」と称しました。この録音でも「ストコ節」は健在ですが、その顕著な特徴は「スピード感」の重視で、楽譜では「3回繰り返し」と指定している箇所は「2回」に削減されているほか、曲の流れを妨げて「スピード感」を阻害する(とストコフスキーが考えた)箇所は容赦なく削除・変更された結果、全曲の演奏時間は標準的な演奏より約10分も短くなっています。オーマンディ盤が楽譜にほぼ忠実な演奏であったのに対して、このストコフスキー盤は極めて異端的ですが、演奏家たちはテンポが縦横無尽に変化する彼の指揮に対応できる技量をもっており、演奏はオーマンディ盤に匹敵する高水準となっています。
なお、このような理由から「カルミナ」の入門用にこの録音を聴くのはお奨めしません。もし入門用として(自分のように)これを聞いてしまうと、名盤の誉れ高いヨッフム盤を聴いて「ゴツゴツして曲がつっかえまくってるし、繰り返しがくどすぎる」と感じてしまいますw
ヴァージニア・ベビキアン(ソプラノ)
クライド・ヘーガー(テノール)
ガイ・ガードナー(バリトン)
レオポルド・ストコフスキー指揮ヒューストン交響楽団
ヒューストン合唱団・少年合唱団
バッハ(ストコフスキー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=0clgGYv1v7I)。
レオポルド・ストコフスキーによるバッハの管弦楽編曲作品の中で、最も大規模と考えられるのが、無伴奏
ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004の最終楽章「シャコンヌ」です。この編曲版の特徴と
しては、変奏曲である原曲の構成に改変を加えたことがあり、主題の前に序奏となる低音部を追加し、コー
ダの後に主題を再度登場させてピアニッシモで終結させる、という展開となっています。大抵の編曲版が原
曲に従って盛大なコーダでしめくくるのに対して、この終り方はかなり独創的であり、ストコフスキーの非
凡さが垣間見えるように思われます。
レナード・スラットキン指揮
BBC交響楽団
ショスタコーヴィチ 前奏曲 変イ長調 (ストコフスキー編曲)
ショスタコーヴィチ(Shostakovich)の綴りが変(Szostakowicz)で、
しかも「レオポルド・ストコフスキーが自由に転記(編曲のことか?)した」とある。
レオポルド・ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
日本ヴィクター JD712-B
バッハ(ストコフスキー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 より「前奏曲」(弦楽合奏版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=Llrr8BsIklo)。
バッハ作品の管弦楽編曲で一世を風靡したレオポルド・ストコフスキー(1882 - 1977)による、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 から第1曲「前奏曲」の弦楽合奏用編曲版です。原曲は単独のヴァイオリンの響きが目まぐるしく変わる作品ですが、この響きにストコフスキーは複数の弦楽器群が掛け合いする要素を加えており、短い曲ながらあらゆる弦楽器が縦横無尽に駆け回る印象を与えています。ただ、原曲を聞きなれていると大編成の弦楽器群による演奏はいささか「重すぎる」きらいがあり、賛否が分かれると思いますが、個人的にはストコフスキー編曲版のゴージャスな響きは大歓迎ですw
ジャック・グランベール指揮
パリ=ソルボンヌ管弦楽団
ストラヴィンスキー 組曲「火の鳥」 ストコフスキー指揮 フィラデルフィア管弦楽団
曲の最後の最後でストコフスキーがやってくれます。
日本Victor盤 1935年録音
サン=サーンス「サムソンとダリラ_バッカナール」ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
サン=サーンス「サムソンとダリラ_バッカナール」
ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
日本ヴィクターJD-561-A
ベルリオーズ「ファウストのごう罰~ラコッツイ行進曲」ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
ベルリオーズ「ファウストのごう罰~ラコッツイ行進曲」
ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
日本ヴィクターJD-561-B
チャイコフスキー「イタリー狂想曲」ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
チャイコフスキー「イタリー狂想曲」
ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
日本ヴィクターJD-886~887
近衛秀麿編曲「越天楽」_演奏:ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
雅楽として有名な「越天楽」を、近衛秀麿が1931年にオーケストレーションした物。
これをレオポルド・ストコフスキーが指揮、フィラデルフィア管弦楽団による演奏。
録音:1934年11月12日
元の近衛版より少し短く編曲している気がします。
円熟ってなに?ストコフスキー指揮 シベリウス交響曲第1番 第3楽章聴き比べ
ストコフスキーが指揮したシベリウス交響曲第1番第3楽章の聴き比べです。
比較対象は、1950年のモノラル録音と26年後の1976年(ストコフスキーが亡くなる前年)の4チャンネル録音です。(録音技術の差も比較できます)
クラシック評論で「円熟の演奏」の表現がありますが、ストコフスキーに使えないでしょう。
補足:「彼の交響楽団」とはニューヨーク・フィルやNBC交響楽団などのメンバーから選抜した録音の為だけに組織されたオーケストラの事です。
ストコフスキー指揮 ラヴェル作曲 バレエ音楽 ダフニスとクロエ 第2組曲より 全員の踊り
注意!この曲を初めて聴かれる方は sm3266789 を先に視聴してください。
ストコフスキー指揮 ロンドン交響楽団の演奏によるラヴェル/ダフニスとクロエ 全員の踊り です。
濃厚ですが、ストコフスキーにしてはオーソドックスな演奏です・・・と思いきや最後の最後でやってくれます。
でも聴き馴れると、こっちの方がカッコイイです。癖になったらやばい演奏です。
ドーソン作曲「ニグロ・フォーク・シンフォニー」
ウィリアム・リーヴァイ・ドーソンはアフリカ系アメリカ人の作曲家
「ニグロ・フォーク・シンフォニー」は1934年レオポルド・ストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団によって初演されました。
ドーソンは1952年に西アフリカ旅行の体験からアフリカのリズムを加えた改訂を行っています。
とにかく、カッコイイ曲です。
マイナーな交響曲ですが、演奏機会が増えればメジャーになる可能性があるでしょう。
第1楽章 #00:07 :The Bond of Africa
第2楽章 #13:47 :Hope in the Night
第3楽章 #27:15 :O, le' me shine, shine like a Morning Star!
レナード・バーンスタイン ヤング・ピープルズ・コンサート バッハの変化 Leonard Bernstein Young People's Concerts Bach Transmogrified
YouTubeより転載:https://youtu.be/p-IPAYjvdxw
Leonard Bernstein: Young People's Concerts Vol. 2 Bach Transmogrified
1969年4月27日、ニューヨーク市リンカーンセンターのフィルハーモニックホールで録画
タイトルの"Bach Transmogrified"を「バッハの変化(へんげ)」と訳しました。
小フーガをオリジナルのオルガン・オーケストラ編曲・モーグシンセサイザーと比較演奏しています。
そしてオーケストラ編曲のゲスト コンダクターには、編曲者の本人が・・・
TV番組『オーケストラがやってきた』と『題名のない音楽会』の元になった番組。
バッハの曲をモーグシンセサイザーとかロックンロールで演奏するなど、けっこう攻めています。
ショパン 前奏曲 ニ短調 作品28-24 ストコフスキー編
ども、ストコフスキー好きのうp主です。
ストコフスキーはバッハだけでなくピアノ曲からのオーケストラ編曲もやっています。
(「展覧会の絵」が有名ですね)
今回は、そんなストコフスキーの編曲からショパン 前奏曲 ニ短調をとりあげてみました。
編曲だけでなくオーケストラを自由自在に操るストコフスキーの演奏にも注目してください。
できれは静止画でなく動画にしたかった・・・
打楽器・パーカッション好きにはたまらない? ハロルド・ファーバーマン作曲 Evolution Part I
Evolution Part Iはパーカッションだけで演奏される現代音楽です。
しかし音楽は難解ものではなく刺激的で打楽器・パーカッション好きにとっては垂涎の音楽です。
ウィキペディア"Harold Farberman"には以下の説明がありました。
"Evolution (1954) - scored for over one hundred percussion instruments and has been recorded four times, once by Leopold Stokowski."
どうやら100を超える打楽器を使っているらしいです。
作曲者のハロルド・ファーバーマン(1929年11月2日 - 2018年11月24日)は指揮者・打楽器奏者としても活躍しました。
指揮者としてはマーラーの交響曲などリリースしています。
ニコニコ動画ではベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」の第2楽章(sm11779921)やビゼー:カルメン幻想曲(sm11779990)を打楽器でアレンジした動画がアップされています。
参考の為にYouTubeにアップされている別の演奏 (https://www.youtube.com/watch?v=IfD2DzjFaRU&feature=youtu.be) を聴きましたが、正直言って、こちらの演奏の方がレベルが高いです。
実は難曲なのかもしれません。
それにしてもストコフスキーのレパートリーの広さや音楽発掘能力には底知れないものがあります。
本動画は"Sonic Visualiser"を使って視覚化しました。
テルミン発明100年 アニス・フレイハン作曲 テルミン協奏曲
2019年はテルミン発明から100年です。
そこで、アニス・フレイハン作曲 テルミン協奏曲を紹介します。
激レアな協奏曲と言って良いでしょう。
演奏はニューヨーク交響楽団 指揮はレオポルド・ストコフスキー(もちろん初演です)
テルミン奏者は名手クララ・ロックモアです。
(若いころは、めちゃ美人ですね)
テルミンの奏法は詳しくないのですが、この曲はかなり高度な技術が必要だと思われます。
特に第三楽章はテルミンをスタッカートで演奏するので音程だけでなく音量を制御する事が難しいと思われます。
1945年のラジオ音源のため音質は悪いです。
ラロ「スペイン交響曲」ジャック・ティボー=ストコフスキー&NYP(ヴァイオリン協奏曲第2番)
音悪いです。悪いですが、間違いなく名演です。
第5楽章(演奏時間7:40)だけでも聴いて下さい。→#19:31
このライブ演奏は1947年1月5日ニューヨーク、カーネギー・ホールでの放送録音です。
なお当時の慣習で第3楽章(間奏曲)はカットされています。
当日のプログラム→https://archives.nyphil.org/index.php/artifact/0c7c0778-daff-4eba-8905-97db48d8cb80-0.1
この演奏を一言で言い表すならば「リミッター解除」です。
ティボーとストコフスキーの間で、どの様な打合せがあったのでしょうか?
S「テンポはどのくらいがいい」
T「速い方がいいね」
S「このくらい?」
T「もっと速くできるよ」(リミッター解除していい?)
S「じゃあ、自由にやっていいよ、合わせるから」
オケ(おいおい・・・)
なんて妄想してしまいます。
ティボーの演奏は本当に自由で、これに合わせる指揮者、オーケストラも尋常じゃありません。
オーケストラに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、それはオーケストラの音が良く聴こえるからです。
これはアンサンブルが良いから、音楽すべての音が聴こえる現象です。
ソリスト、指揮者、オーケストラの三位一体で成し得る名演でしょう。
ちなみに、クライスラー、エルマン、ハイフェッツ、ジンバリストもこの演奏会に居たらしい。
第1楽章 #00:10
第2楽章 #07:48
第3楽章 (カット)
第4楽章 #12:30
第5楽章 #19:31
マジやばくね。ストラヴィンスキー 火の鳥 1919年版より「魔王カスチェイの凶悪な踊り」ストコフスキー指揮&フィラデルフィア管弦楽団
「火の鳥」はストコフスキーの公式な録音で最も多く1924年から1967年までに8テイク残されています。
今回は1927年に録音したものです。SPレコードの時代ですから音は悪いです。
でも「マジやばくね」と言いたくなるような演奏です。
フィラデルフィア管弦楽団ってメチャ上手いですよね。
オケのテクニックと響きがヤバい事になっています。
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 ウィリアム・カペル=ストコフスキー&NYP
【蜜蜂と遠雷】で今後有名になりそうな曲と言う事で「プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番」です。
注意:音悪いです。お試しに最後の2分間だけでも聴いて下さい。→#22:52
圧倒的な加速感が聴きたい方はこちら→#14:03
このライブ演奏は1949年2月20日ニューヨーク、カーネギー・ホールでの放送録音です。
録音日については、いろいろあって混乱しています。
この日付はカーネギーホールの公演記録とNYPのアーカイブのパンフレットから推察しています。
当日のプログラム→https://archives.nyphil.org/index.php/artifact/4ed7b894-580b-41ab-a9ea-5a369f9afb18-0.1
カペルのプロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番の録音はドラティ指揮&ダラス交響楽団もあります(sm9172050)から聴き比べて見るのも良いでしょう。
好みの問題でしょうが、私はこちらの演奏が好きです。(音は悪いですけど・・・)
ジャック・ティボーの演奏(sm35744908)でも書きましたが、ストコフスキーはオケの能力が許す限り、ソリストの思い通りの演奏になるように指揮をしているようです。
だからソリストがジャズのセッションを楽しんでいるように聴こえます。
ウィリアム・カペルついて
天才ピアニストとして将来を嘱望されましたが、1953年10月29日 航空事故により31歳の若さで亡くなっています。そのため録音は極めて少ないです。
第1楽章 #00:10
第2楽章 #08:25
第3楽章 #16:26
サン・サーンス「動物の謝肉祭」ストコフスキー指揮
レオポルド・ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
ピアノ:Mary Binney Montgomery, Olga Barabini
1929年9月26~27日録音
ターンオーバー周波数:250Hz
ヴィラ=ロボス バレエ音楽「ウイラプルー」ストコフスキー&NYS
ブラジル風バッハなどで有名なヴィラ=ロボス作曲のバレエ音楽「ウイラプルー」(Uirapurú)です。
ウイラプルーとは、まるで歌う様にさえずる小鳥のことで、美しいさえずりは聴こえるが滅多に姿が見られないので幸運の鳥と言われています。
このウイラプルーには、悲恋の少女が変身したという伝説があり、ヴィラ=ロボスは、この伝説を元に作曲したという事です。
ストラヴィンスキーの影響を感じさせる作品ですが、初版作曲をした1917年当時、ヴィラ=ロボスは、ストラヴィンスキーの音楽を知らなかったらしい。
(ただし、最終改訂が1935年であるため、まったく影響がなかったかは不明)
実際の演奏時間は20分ほどですが、ストコフスキーは繰り返しの部分をカットしているので演奏時間14分ほどです。
繰り返しカットはストコフスキーの演奏では「お約束」のようなものですが、録音当時(1958年)はヴィラ=ロボスは存命(1959年死去)であったため、作曲家の了解があったかもしれません。
元々、演奏時間15分の交響詩として作曲されたという経緯があるので、このカットは交響詩の原点に戻したとも考えられます。
"Violinophone"というヴァイオリンの本体にラッパをつけたような特殊楽器が使われています(#12:09 から)
参考:ウィキペディア"Stroh violin"→https://en.wikipedia.org/wiki/Stroh_violin
引用したYoutube:O canto do Uirapuru Verdadeiro (Cyphorhinus aradus)→https://youtu.be/i0ZJu6XWwdQ
注:ニューヨーク・スタジアム交響楽団とはニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団のレコーディング用変名と言われています。
追記:がった さん、4612 さん 広告ありがとうございます。