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ぴゃいの冒険
「じ〜…」
「雛菜…それ」
「あ〜、本物の円香先輩だ〜」
「…私のフィギュア、買ったの」
「フィギュアの円香先輩、うるさくないから本物よりすきかも〜♡」
「は?」
「ね、見てよ二人とも」
「あ〜、透先輩どうしたの〜?」
「じゃん、樋口のフィギュア。徹夜して並んで買っちゃった」
「あ〜、雛菜とお揃いだ〜!」
「お、奇遇じゃん。いいね」
「何で浅倉まで…ていうか徹夜って」
「だってさ…ふあ、眠…」
『おっ、三人共聞いてくれよ! 俺、やっと円香のフィギュアを見つけてさ、さっき買ってきたんだ! ほら!』
「あなたまで…」
「あは〜、プロデューサーも〜?」
『ん…二人もフィギュア、買って持ってきてたのか…! 奇遇だな…!』
「何この光景…」
「ふふ、樋口めちゃくちゃいるじゃん」
『はは、これじゃあ…』
《"あいつをさがせ"みたいだな!》
《円香がマジ反復横跳びしたみたいだな!》←
《天使と悪魔の墳墓で全滅しそうだな!》
「何こいつ…」
『い、今「こいつ」って言わなかった!?』
「気のせいです」
「お、遅れましたー…ってあれ? 円香ちゃんがいっぱい…」
「お、小糸ちゃんお疲れ」
「みんなで円香先輩のフィギュアを見せ合いっこしてたんだよ〜♡」
『ま、本物が一番可愛いがな! ハッハッハ…』
「(肘鉄)」
『ヴェ!』
「…。まさか、小糸まで私のフィギュア持ってきたとか」
「あ…実は私、今月お小遣いがピンチで…。買おうとは思ってるんだけど…ごめんね、持って来れなくて…!」
「別に気にしてない。というか…買うの」
「う、うん! だって…円香ちゃんがフィギュアになれたの、凄く嬉しかったから…!」
「…」
「でしょ、みんな…!」
『…小糸の言う通りだ。俺も円香がフィギュア化するって聞いた時、思わず声を出して喜んでさ』
『記念…って言うには月並みだけど、とにかく手元には置いておきたくてさ』
「良かったね、樋口」
「あは〜、円香先輩に先越されちゃったな〜♡」
「…」
「円香ちゃん、おめでとう! 来月になったら私もフィギュア、ちゃんと買うからね!」
「…いくらアイドル活動してるからって、実際に私達に入るお金は微々たるものだし」
「へ〜?」
「特にあなたなんて、フィギュアなんて買ったら財布の中が一層寂しくなるんじゃないんですか」
『ぐ…』
「それなのに、わざわざ…。馬鹿」
『…やっぱり、本物の円香が一番可愛いよ。そういう表情は、フィギュアじゃ到底見れっこないし』
「…大きなお世話」
ドラゴンクエスト 回避福丸BB
「へっくしょい!」
「浅倉、マスクくらい…え!?」
「ぴゃ…! くしゃみで周りが凍っちゃった…!」
「やば…また出そう」ズビー
「放っておくと事務所に氷河期が来る…。ほら、マスク着けて」
「ありが…ふぁ、へくしょい!」
「あ〜! 円香先輩もカチカチに凍っちゃった〜!」
「あー…、結構ヤバいかも。風邪」
「透ちゃんはまず水になってお鍋の中に入って…! こっちで温めるから…!」
「あー…そうするわ」ゴトッ
「…あれ」
「え…! こ、氷…!?」
「もしかして透先輩、風邪引いてるから氷にしかなれないのかな〜?」
「だったらなおさら早く温めないと…!」
「うん、あ…ふぁ…」
「! ま、待って…!」
「ふぁっくしょい!!」
『…えーとつまり、この寒さと事務所中の異変は透が風邪を引いて辺りを凍らせたからで』
「うん〜」
『今、火がかかってるこの鍋の中の氷水は変身した透で』
「うん〜」
『その間に、同じく凍らされた円香と小糸と恋鐘をどうしようか考えてた…と?』
「うん〜、そんな感じ〜」
『…何で雛菜は無事なんだ?』
「え〜? 何でだろうね〜」
『(雛菜強すぎんだろ…)』
「プロデューサー、どうにか、して、早く温まらない、かな」
『あ、一応喋ればするのか…。しかし急にそう言われてもな…』ゴクゴク
「あ〜。プロデューサー、その缶ジュース…」
『ん? ああ、これか。さっき飲みかけでここに置き忘れててさ』
『多少凍ってるけど、まあ飲めるもんだな』グイッ
「それ、私の、かも」
『…え?』
「それ飲み口にリップ付いてる〜。プロデューサーのって、こっちじゃない〜?」
「プロデューサー…」
『あ…本当だ! と、透すまん…後で新しいの買うよ!』
「…いいよ。私も貰うから、プロデューサーの」
『で、でもそれじゃ…透?』
「あ〜! 透先輩、少しずつ溶けてってる〜!」
「…ふふ、あったまっちゃった。プロデューサーのおかげで」
『そ、そうなのか…?』
「ドキドキしたから。それじゃプロデューサーの、いただきまーす」グイッ
『あ、ちょっと…!』
「あは〜♡ これでめでたしめでたし、だね〜♡ 」
「(全然めでたくない)」
「(私達、忘れられてるよ…)」
「(事務所が氷付けばい…)」
1UP福丸RB
「ど、どうしよう…! みんなボールみたいになっちゃった…!」コロコロ
「あは〜♡ これ楽しい〜♡」ポンポン
「なんでこの状況を楽しんでるの」
『大丈夫なのか4人とも…ん? 何だこれ、絵筆か?』
『…うわ、宙に虹が書けるぞ!?』
「これ、乗れるじゃん。イエーイ」ゴロゴロ
「と、透ちゃん待って…! 結構スピード早い…!」
「透は走り出してしまった…」
『制限時間内に点をなぞって、絵を完成させればいいんだな…?』
「ユアクマちゃんの絵もある〜♡ 可愛い〜♡」
「手際良いじゃん。プロデューサー」
『どれ次は…何じゃこりゃ! 点多っ!』
「私が描いた小糸の絵ですが。何か問題でも?」
『いやこんなの間に合う訳…てか点同士が重なってて誤反応起こすんだけど…!』
「くれぐれも間違えないように」
『お前どっちの味方なん…ギャース!!』
「はい、時間切れ。正解の絵はこう」
「もろ写真じゃん。ウケる」
「ぴぇ…」
「円香先輩気持ち悪い〜」
『お前だな! 俺の担当アイドルをボールに変えた魔女ってのは!』
「樋口見て。タコ焼きのマネ」
「ブフォッ」
「円香ちゃん!?」
「透先輩美味しそ〜♡」
『…お前のせいで、みんな困ってるんだからな!』
「雛菜ちゃん…! 虹色だからって絵筆のインクをかき氷に塗っちゃダメだよ…!」
「え〜? でも色んな味がして美味しいよ〜?」シャクシャク
「うん。めっちゃトロピカル」
「…その能力、どっちかって言うとアドレーヌだと思うけど」
『あの…ボール生活をエンジョイされてると、ここまで来た意味が無くなるんですが…』
「へ〜?」
『いや…だってボール化したみんなを元通りにする為に、ここまで来たようなもんだし…』
「え〜、雛菜はいつでも元に戻れるよ〜? ほら〜」ポンッ
『え゛!?』
「だって雛菜は、いつもの雛菜が一番だからね〜。そうでしょ〜?」
「そ、それとこれとは…」
「やるじゃん、雛菜」
「敵もドン引きしてるんだけど」
「あは〜、覚悟〜♡」バキッ
『あ、ラスボス戦終わった…』
「え…まだ魔法解いてもらってないんだけど…!」
「じゃ、さ。海行こっか。みんなで」
「とりあえず海に行けばオチになると思ってるでしょ」
『…もう好きにしてくれ』
(この後みんなでお風呂に入ったら3人とも元に戻った。そして流れで4人に襲われた)
【補足】
マリオ3において、尻尾を振る効果音が1UPの効果音と同時に鳴ると、このようなイントロが付いたバージョンになるそうです。
ドンキーコングぴゃントリー2 メインマスト・クライシス【リメイク】
私、福丸小糸! 高校一年生!
ひょんな事から幼馴染の3人と魔法少女をやる事になっちゃった!
「浅く…ノクチルブルー。イエー」
「ノクチルイエロ〜♡」
「ノクチルパープル!」
「ノクチルピンク(冷静)」
「「「「さよなら、透明だった僕たち! チルアウト・ノクチルカ!(全然合ってない)」」」」
『うん、初めての頃より手際良くなってるな』モグモグ
「あれ〜? プロデューサー何食べてるの〜?」
『あ、これか。昨日発売した"魔法少女チルアウト・ノクチルカカレー(ノクチルパープルも満足の甘口、シール付)"だぞ。良かったらみんなも食べるか?』
「食べる食べる〜♡」
「お、小糸ちゃんのシールが入ってた。財布に入れとこ」
「そんな、蛇の抜け殻みたいな…」
「入れてもどうせ失くすでしょ。財布ごと」
「えー。いいと思うんだけどな、金運アップのパジャマ小糸ちゃんシール」
「え、パジャマの私…?」
『あ…やべ』
「ちょっと、これいつ撮ったんです」
『い、いやそれは…』
悪の怪人が事務所に出現! こんな時こそ、私達の出番ですね!
「け、結構デカい…」
「何でこんな時に限って雛菜もあの人もいないの」
「見て、殺虫スプレーあったわ」
「浅倉ナイス…頼んだ」
「え、私がやるの」
「まさか小糸にやらせるつもりだったの」
「樋口がやるんだと思ってた」
「何で私がやるの」
「まっ円香ちゃん! そっち飛んでったよ!」
「え…きゃあああっ!」
『よし今だっ!』パシャパシャパシャパシャ
「あは〜♡ 撮れ高バッチリ〜♡ (●REC)」
「あ、二人ともいたんだ」
「ちょ、何撮って…!」
「樋口、ゴキブリ足元にいる」
「っっ!? ひ、やあああっ!」
「あ…よく見たら、それ虫のオモチャ…」
「はぁ、はぁ…。え…!?」
『よし。このカット、エンディング終わった後のおまけコーナーで使おう』
「…あ〜。プロデューサー、雛菜逃げるね〜」
「え? 逃げるって何から…うわ円香何をする止め」
「はい。肉骨粉の完成」
「ふふ、それ高値で買うわ」
「さっきからぜんぜん魔法少女してないよ…」
リメイク前⇒sm38249024
マリオストーリー ヤハヤハロード
「残暑が厳しいざんしょ」
「は?」
「ま、まだまだ暑いよね…! 毎日…!」
「なんか涼しくなる方法ないかな〜?」
『何だ何だ四人共、このくらいの暑さでへばっちゃうなんて、情けないなぁ!』
「うわ…暑苦しい」
「ん〜? プロデューサー、なんか涼しそう〜」
『ふっふっふ…これを見るんだ!』バサッ
「わぁ…! ジャケットの裏に、保冷剤がいっぱい…!」
『まだまだ残暑が厳しいからな、対策を練っておいたんだ! どうだ羨ましいだろう!』
「虎の威を借りておいて」
「羨ましい〜…」
『ははは、今の俺は歩く保冷剤さ!』
「ふーん…じゃ、私も体に当てよ。保冷剤」
「え…透ちゃん、保冷剤持って来てるの…?」
「え。あるじゃん、目の前に」
「ぎゅー」
『わっ、とっ透いきなりどうした!?』
「あー、気持ちいー…」
「あ〜、いいな〜! 雛菜もプロデューサーにぎゅ〜ってする〜!」
『ひ、雛菜まで…!』
「「極楽〜♡」」
「い、いいな…」
「二人もおいでよ、涼しいよ」
「え、いいの…?」
「みんなで涼しくなろ〜♡」
『俺の許可は取らないのか…?』
「プロデューサーさん! 失礼しますっ!」
「…」
『小糸…いや円香まで…!』
『…』
『(…まあ、これはこれでいいか)』
『四人共、さすがにそろそろ…その、仕事が…』
「…あれ。なんか、ぬるい」
「保冷剤、もう溶けてるのかも」
「や、やっぱり五人も冷やしてたから…」
『よ、ようやく解放される…』
「あ〜! ズボンの保冷剤、まだカチカチで冷たい〜♡」
『ゲッ、そっちにも仕込んでんのバレた!』
「みんな、プロデューサーの下半身に集まれー」
「は〜い♡」
『(なんか嫌な予感…)』
「ん〜? この保冷剤、まだカチカチだけど冷たくない〜。何これ〜?」サワサワ
続きはpixivに。
ふともも太郎(主演:市川雛菜)
先駆ぴゃ⇒sm37566741
お願いだから復活の呪文で予言しないで、高山
「何この下着みたいな鎧」
「で、でもこれ防御力が高くて、色んな耐性も付くって…!」
「次のボス討伐にピッタリなんだって。攻略本に書いてた」
「何でゲームの登場人物が攻略本読んでるの」
「ね〜円香先輩、それ着ないの〜?」
「着ない。今の装備も十分強いし、第一こんなの着てたら風邪引く」
「え〜! せっかく素材集めて錬金したのに〜!」
「オリハルコン、もうないわ」
「そんなに着てほしいのなら、雛菜が着たら」
「へ〜? その装備、雛菜着れないよ〜」
「私も無理っぽい。職業のせいかな」
「だったら早いとこ転職して。雛菜はどっちかというと前衛向きでしょ」
「え〜、雛菜は僧侶のままがいい〜」
「あ…」
「…? 小糸、どうかしたの」
「そ、それ…私も着れる、かも…」
「え」
「次のダンジョンを攻略するのにピッタリなら、私が着た方が…」
「う〜ん。もし、この鎧を小糸ちゃんが着たら〜…」
「…」
「あは〜♡」
「小糸やっぱり私が着る(早口)」
「え、樋口どうしたの」
「どうもしてない。気が向いただけ」
「…っ」
「あは〜♡ 円香先輩似合ってる〜♡」
「うん、いいね。グー」
「ぴゃ…」
「小糸は顔赤くしない。雛菜は写真撮らない。浅倉は攻略本に付いてるおまけのシールを装備に貼らない」
「街の人、みんな円香先輩見てる〜♡ 流石〜♡」
「…やめた。やっぱり着ない」
「あれ…外せない」
「ま、まさかその鎧って…」
ペナキスアーマーは のろわれていた!
はずすことが できない!
「」
「ぴぇ…」
「あは〜♡」
「ふふ、やば」
「はづきさん、冒険の記録つけて下さーい」
「はい、分かりまし…樋口さんその格好は…」
「そっとしておいてあげて下さい…」
「嫌なら着ける前のセーブデータをロードすればいいのに〜」
「ほっといて」
「あ〜! もしかしてその格好、プロデューサーにも見せたいの〜?」
「…! 誰が…!」
「あは〜♡ ムキになってる〜♡」
「ヒューヒュー」
「浅倉まで…」
「煽り耐性は付かないんだね、その装備って…」
「小糸」
「ぴぇ…ごめんなさい…」
【解説】
「にこにこで みいるどうがは あてれこの ひぐち(ニコニコで見入る動画はアテレコの樋口)」は、初代ドラクエの復活の呪文で本当に使えます。実用性は分かりませんが。
ところで皆さんはどんな復活の呪文をご存知でしょうか。知見を深めたいのでコメントで教えて下さい
お願いだからネタかぶせないで、樋口
ンジャ?
な〜にやら
騒がしい ですねぇ〜。
えっとぉ〜
はづきさん、ジャマですぅ。
さてぇ〜…
我らが 限定雛菜のぉ〜…
お迎えには フェザージュエルがぁ〜…
ま〜だぁ
足りない ようですねぇ〜…。
これはもう、我々はぁ〜…
カキンの 道をぉ〜…
辿るしかぁ〜…
なぁいので〜…
しょ〜かぁ〜〜〜〜?
いなっ
いなぁっ!
いなっ いなっ いなっ!
いなイナいなイナいなイナいなイナいなイナいなイナいなイナいな…………
ゼッタァ〜イ、い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なぁっ!!!!
辺境の事務所に追いやられた、雛菜のプロデュースを司る我らプロデューサーの悲願!
お前なぞにこの担当への想いの尊さが分かるのか?
いや分かるはずが無い、断じて無い無い無い無い!
かつてテレビ局で会ったヤツらは、幼馴染4人の振る舞いに恐れたのか、4人を皆ことごとく芸能界の果てに追いやった!
それでも飽き足らずか、この芸能界からその存在さえ一片も残さず消し去ろうとしたぁ!
彼女らのパフォーマンスがあってこそ、視聴者のSNSと融和することで成し得た偉大な反響!
初仕事の危機とも呼べる、あの小糸への意地悪を退けた彼女らに対し、あまりの仕打ち!
これは誤解などでは決して無い無い!
「純粋と素人は違う」などと言ったヤツら聞こえているか!
芸能界の最果てへと我らを置き去りにして旅立ち、今も恐らくどこかで呑気に撮影しておるオマエらに、最早未来などない。
モバコインを祀る、我がプロデューサー一族の復権は近い。
皆が「出ない」と決めつけおった限定入り10連チケットの通りに、遂に我々は限定雛菜の降られる器を手に入れたのだ。
何色にも染まらず、しあわせを下さるというその限定雛菜の器は、今満たされつつある。
遂に偉大なる雛菜が誕生する時が来たのだあ、誕生するぞう、誕生するぞう、誕生するぞお〜、はっぴぃーばーすで〜い! 新たなる歴史よぉ、時代よぉ〜! はっぴぃーばーすで〜い
偉大なる、雛菜よおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!
ゼェ…ハァ…ゼェ…ハァ…………………………
と、いう訳でしてぇ〜…
復活の 儀式を
ジャマした、ま〜どかさんにはぁ〜…
御心の ま〜まにぃ〜…
アテレコして、もらいますです!!
リスぴぇクト⇒sm39243185 sm39242488
元ネぴゃ⇒sm31771867
お願いだからポケモン当てて、樋口
「透先輩、大丈夫〜?」
「大丈夫大丈夫。案外、檻の中も快適だし」
「浅倉ならどんな環境でもエンジョイしてる風に見えるけど」
「えー。そうかな」
「透ちゃん…。ごめんね、みんなを代表して透ちゃんが人質に…」
「いいっていいって。人質やる、って言ったの私だし」
「ダンジョンから秘宝を探し出して来ないと、族長の赦しが貰えないんだもんね〜」
「そう。言ってみれば私達みたいな部外者がこの村をうろつくには、それだけの証が必要って事」
「だ、だからって外から入って来た人をいきなり捕まえて処刑しようとしたり、人質にとって秘宝を要求するなんて…」
「そういう慣習の村だった、って事。ただそれだけ」
「でも…」
「第一、そんな事を言ってても今更どうにもならない。今は、その秘宝を探しに行くしかない」
「そ、そうだね…」
「まだ日が登ったばっかりだけど…期限の日没までに探さないと、透ちゃんが…」
「小糸、縁起でもない事言わないで」
「あ…ご、ごめんね…」
「透先輩、ちょっとだけ待っててね〜! ちゃんと秘宝を見つけて、すぐに戻ってくるから〜!」
「ふふっ。待ってるね」
「透ちゃん…それじゃ、また後でね!」
「うん。頼んだ」
「…すぐ戻る」
「おっけ。よろしく」
「…」
「あ」
「樋口」
「…?」
「ちょっと来て」
「…どうしたの」
「…あのさ。もし…駄目だったらさ」
「その時は戻って来なくていいから。ここ」
「…え」
「浅倉、何言ってーー」
「なるべく、この村から離れてさ。その後は…」
「…ゆっくり忘れてよ、私のこと」
原初⇒sm39238360
は? ックンフラワーの子守歌
「ん…このお菓子は」
「あ〜、円香先輩それ、雛菜の〜」
「ああ、そう」
「…2つとも?」
「そっちは、雛菜のプロデューサーの分〜」
「…ああ、ラップに名前書いてたの」
「それ、すぐ売り切れちゃうから1つだけしか買えなかったんだけど…せっかくだからプロデューサーと一緒に食べようと思って、半分こにしておいたの〜」
「…」
「食べちゃダメだよ〜」
「食べないから」
「…。それよりこれ、わざとでしょ」
「へ〜?」
「どう見ても片方だけ不自然に大きいし、そっちの方がトッピングも多い」
「…分けるの、ちょっと失敗しちゃっただけ〜」
「その大きい方に、"プロデューサーの"って」
「均等ならまだしも…。雛菜が食べたくて、買ったんじゃなかったの」
「…」
「雛菜…最近、様子おかしい」
「え〜? そんな事ないと思うけど〜…雛菜はいつもの雛菜だよ〜」
「雛菜のプロデューサーが絡むと、特に」
「…。そうかな〜」
「…もしかして雛菜、その人の事」
「…!」
「まさかとは思ったけど…」
「…分かんない」
「分かんない、じゃないでしょ」
「雛菜、プロデューサーの事がすきなだけだもん。ただ…それだけだもん」
「…プロデューサーの事がすきかどうか、なんて質問してない」
「あ…」
「本当は自分でも分かってるんじゃないの。雛菜の言ったその"すき"が、どういうものなのか」
「…」
「雛菜」
「プロデューサーに毒されてるんじゃない」
「え…!」
「そういう気持ちを、その人に向けて大丈夫なの」
「…」
「円香先輩は、雛菜のプロデューサーが嫌いなの?」
「雛菜のプロデューサーなのに?」
「…。そういう事じゃない」
「でも、もしそれで雛菜が…」
「…」
「…ごめん、言いすぎた」
「雛菜の事、心配してくれてるの?」
「…。しようと思って、した訳じゃない」
「…雛菜は大丈夫だよ」
「雛菜はこれがしあわせなんだもん」
ぴゃケットモンスター赤・緑 自転車BGM
私、福丸小糸! 高校一年生!
ひょんな事から幼馴染の3人と魔法少女をやる事になっちゃった!
「ノクチルブルー」
「ノクチルイエロ〜♡」
「ノクチルぴゃっ…ぱっ、パープルっ!」
「ノクチルピンク(真顔)」
「「「「さよなら、透明だった僕たち! チルアウト・ノクチルカ!(全然合ってない)」」」」
『よし、いいぞ! これで街の人達もみんなに釘付けだ!』
「別に変身バンクで世間の注目を集めたいとか思ってません」
「でもこの前街中で変身した時、おとといのライブより人集まってたよね〜?」
「街中で意味も無く変身し始めたら、大量の野次馬が集まるに決まってるでしょ」
「見て、この前親子にサインとツーショット頼まれちゃった」
「と、透ちゃん凄い…!」
『…透、今度からサインはヒーローネームで書いてあげるんだぞ』
大変! 強敵の登場でブルーもイエローも、私も怪人に捕まっちゃった!
『がおー! 悪の怪人プロデューサーだぞー!』
「わー、これは強敵だー」
「…何してるの」
『え、怪人が来た時のシミュレーションを…』
「芸能プロダクション勤務の社員とは思えない三文芝居ですね」
『はっはっはー! 捕まえたぞ、ブルーにイエロー、そしてパープル!』
「あは〜、みんな捕まっちゃった〜♡」チラッ
「た、助けてー! ノクチルピンクー…!」チラチラッ
「…はあ」
『お! 遂に現れたな、フリフリでロリロリのノクチルピンクめ! お前の必殺技"コンペイト☆キス"は対策済み…ゴフッ!(鈍い音)』
「はい、おしまい」
「円香ちゃん…火かき棒は魔法少女が使っていい武器じゃないよ…」
5人目の追加戦士がもうじき登場する、っていう噂がツイスタで出回ってるらしいです!
『え! 俺が5人目やんの!?』
「で、でも他に適任がいないので…」
「怪人とヒーローの一人二役とは、芸能プロダクション勤務の社員とは思えない芸達者振りですね。ミスター・アマイマスク」
『いや、タイトルにガッツリ"少女"って入ってるんだけど…』
「じゃあ雛菜達で、プロデューサーを女の子に変えてあげればいいよね〜♡」
『…は?』
「あは〜♡」ガシッ
「じっとしてて」ガシッ
『ちょ!?』
「うわ…これ勝負下着のつもりですか」ズルズル
『待って! この展開、別なSSで見た!』
「じゃあ、入れますね…! まずは浣腸から…!」
『…あ♡』
『ノ…ノクチルホワイト…っ♡』ビクンビクン
「ふふ、何だこれ」
ぴゃッスルロロロ【リメイク】
『昨日で長期休暇も終わりか…。なんだかずっと家にいた気がするな…まあいいか』
『ふぁ、眠…。おはようございまーす…』
「あ、プロデューサーさん! お久しぶりで…っ!?」
『お、おはよう小糸。久しぶりだな」
「プ、プロデューサーさん、その…。休暇中もお忙しかったんですか…?」
『ん? あ、うーん。ちょっと趣味に没頭しててさ…バレちゃったか?』
「そ、そうで…うっ、ゲホッゲホッ…!」
『(…? 奥歯に物が挟まったような話し振りだな…)』
「…近寄らないで」
『どうしたんだよ円香、久々にあったのに随分とつっけんどんな事を言うなあ』
「休暇中のあなたの過ごし振りが見え透いて仕方がないんです。今はこっちに来ないで」
『いつにも増して冷たいなあ…。再会記念にチ…』
「うっ…! だから来ないでって…!」ペチンッ
『ぴぇ…!』
『(うーん…なんかみんな様子が変だな…。俺がいない間に何かあったのか?)』
「あ、プロデューサー久しぶり。元気してた?」
『おっ、透じゃないか。俺は元気だぞ』
「ん、うわ…やば」
『うん?』
「それ、加齢臭? プロデューサー」
『えっっ!! かっ、加齢臭っ!?』
「分かんないけど。なんか、くさい」
『そ、そんな直球な…』
「気付いてなかったんですか。ミスター・不衛生」
「プロデューサーさん、シャワー浴びましょう…! 今すぐ…!」
『あ、二人とも…! まさかさっき様子がおかしかったのって…』
「一番様子がおかしいのはあなたです」
「ま、まさか趣味に没頭しすぎて、休暇中お風呂に入ってないとかじゃ…」
『あ…い、言われてみれば…。気付かなかった』
「はぁ…!?」
「雛菜、このにおい嗅いでどういうリアクションするかな」
「さすがの雛菜ちゃんでも"プロデューサーくさいかも〜"ってストレートに言ってくると思うよ…!?」
『むぐぐ…』
「あ、プロデューサー久しぶり〜♡」
「噂をすれば…」
『お、おお雛菜…』
「!!! プロデューサーくさい〜〜! 嫌〜〜〜!!」
『ガーーーーン!!!』
「…」
「え、えっと…」
「ふふ、嫌われたね」
『…半休取ってお風呂入ってきます』
「それが良いと思いますよ…?」
「行ってらっしゃい」
「また雛菜に負けてる…」
続きはpixivに。
肉の刺身食べてみたい。美味しいのかな
リメイク前⇒sm37874805
スーパーマドカワールド アスレチック面
「このダンジョン長い〜…。出口まだ〜?」
「まだ3階分しか降りてないでしょ」
「だって雛菜、もうMPがピンチなんだもん〜。透先輩もでしょ〜?」
「え、分かる?」
「雛菜はもっと自分を回復する頻度を減らして。透はモンスターと出会い頭に即死呪文使いすぎ。MPは計画的に使って」
「へいへい」
「ユアクマちゃんも疲れたって〜。ね〜円香先輩、MP分けて〜」
「戦士職がろくにMP持ってる訳ないでしょ」
「あ…あそこに休めそうなスペースがあるよ…!」
「え〜、ほんと〜! 休も休も〜♡」
「わ、私起きて周りを見張ってるから…。三人とも、休んでてていいよ…!」
「小糸は疲れてないの」
「え…だ、大丈夫だよ…! 私はまだHPもMPもあるし…!」
「そう…浅倉寝るの早っ」
「もっと…もっとみんなの役に立たないと…」
「小糸」
「…あ。円香ちゃん起こしちゃった? ごめんね…!」
「別に…ただ寝付けなかっただけ」
「見張り、変わるから」
「あ、ありがとう…! でも、これだけ終わってから…」
「…それは?」
「さっきモンスターがドロップしてたアイテム。組み合わせて、何か作れないかなって…!」
「これは…盾?」
「あ…一応、武器のつもりで作ってたんだけど…」
「やっぱり…鍛冶屋さんとかに作って貰った方がいいかな…?」
「…そうかもね。装備品の錬金なら、街に職人の人もいるだろうし」
「そ、そうだよね…」
「…小糸」
「さっき全滅した時の事、気にしてるの」
「え…そ、そんな…」
「…」
「円香ちゃんも、透ちゃんも、雛菜ちゃんも…戦いを重ねて段々強くなっていってるのに…。私だけ、私だけが取り残されてて…」
「ぴええっ!!」
「小糸ちゃん、大丈夫〜!?」
「まずい…私の後ろに隠れて」
「早いとこ倒しちゃお、このボス」
「ま、まただ…。やっぱり…」
「小糸?」
「みんなはちゃんと順調にレベルアップして強くなってるのに、私だけがみんなより遅れてて…」
「小糸…そんな事はーー」
「今までの戦いで私が頑張れたのは…私の実力じゃなくて、全部この伝説の勇者の装備のおかげ…。私が強いんじゃなくて、この装備が強かったんだ…!」
「円香ちゃん…」
「私の事、置いて行ってもいいよ…」
「…!」
「このまま進んでいたら私が足手纏いになっちゃうし…。私と違って三人とも強いから、きっと私がいなくてもプロデューサーさんを助けられると思うから…」
続きはpixivに。雛菜とセ
先駆ぴゃ⇒sm37720354
予期してバグを起こすノクチル その31
私、福丸小糸! 高校一年生!
ひょんな事から幼馴染の3人と魔法少女をやる事になっちゃった!
「このタイミングで言うんだよね。ノクチルブルー」
「ノクチルイエロ〜♡」
「ノ、ノクチルパープル!」
「ノクチルピンク(半ギレ)」
「「「「さよなら、透明だった僕たち! チルアウト・ノクチルカ!(全然合ってない)」」」」
『うんうん、前より変身上手くなってるな』
「…何の意味があるんですか、この練習」
『え…もし悪の怪人が現れた時とかに使えたらカッコいいかなーって…』
「どう考えても必要ないでしょ」
「そもそも悪の怪人なんているの〜?」
『え、知らない…』
「そ、それなら魔法少女になった意味ないんじゃ…」
「ふふ、出番ないわ」
『…じゃあ、この前みたいに俺のおかずに』
「悪の怪人、目の前にいましたね」
『待って! 冗談…ギャアアアア!』
テレビの前の皆さんにお知らせです! 何と、私達のキャラクターグッズが発売予定なんです!(露骨な販促)
「文房具に、お弁当箱に、歯ブラシに…」
『はは、作ってくうちにちょっと気合い入っちゃってな』
「トランプ、ボードゲーム、ドンジャラ。色々あっていいね」
『こんなのもあるぞ。名付けて"ノクチルパープルが第一話で食べてたキャンディー(内容量: 28.3g、希望小売価格: 412円)"。あ、これは試食用な』
「強気な値段設定ですね」モグモグ
「そんな事言って、円香先輩すっごく欲しそう〜♡」
「そんな事ない」モグモグモグ
「ん〜? プロデューサー、これ何〜?」
『あ、それは…!』
「へー、キャラ下着だ。アリだね」
「別にキャラクターグッズなんだから、隠さなくてもいいのに〜」
『いや、まあ…はは』
「あれ? どこにも私達の絵がプリントされてない…」
『あ、いや、それは…』
「ん〜? これと似た柄の下着、雛菜持ってる気がする〜」
『げ…』
「あ、私こっちの柄に見覚えが…」
「私こっちのやつ、今日履いてるわ」
「…もしかして」モグモグモグモグ
『ち、違…! 誤解だ…ギャアアアア!』
「はい、おしまい」
「あは〜、プロデューサーぐちゃぐちゃ〜♡」
「ふふ、今日2回目じゃん。死ぬの」
「あ、えーと…来週もまた見てねー…!」
【解説】
sm38615553の亜種で、ここもデバッグモードの入り口です。詳しい操作等は文字数が何故か足りないので省きますが、こっちの方が成功率は高い気がします。因みに「たちかぜ」は初代達人の別名義です。
宿屋福丸GB
私のシャニマスmadの投稿は、ご存知の通りエアプから始まりました。当時はぴゃ楽器主体の都合上小糸ばかり見ていたので、まさかその数ヶ月後に雛菜推しになるとは予想だにしていませんでした。今にしてみればエアプ相応の表現力しかなかったなと、早くゲームを始めなかった事を勿体無く思っています。
ある日を境にシャニマスを始めるようになり、それ以来心から溢れ出る、シャニマスー特にノクチル、その中でも雛菜ーに対する多大な感情をアウトプットしたいという思いが、私の投コメSSにおける根本的な考え方です。シャニマスを通じて脳裏に浮かんだ世界を可視化させ、共有したいという思いが、私の動画や投コメにあります。決して物珍しさを狙ったり、単なる客引きとして運用しているのではありません(当初はそうだったかも知れませんが)。
初投稿から紆余曲折あり、今でこそ「キャプション芸=初代達人」との認識を得る事が出来、気さくに「雛菜怪文書の人」と呼んで頂けるようになったのは大変喜ばしく、また有難い事であります。動画作成者としての腕は依然稚拙であり、他方で物書きとしても半人前と何かと不十分な私ではありますが、今日における皆様からのコメントや評価を頂けている事に、私は感謝を伝える必要があると考えました。
付けられたコメントは漏らさず拝見しておりますし、その度に嬉しい気持ちになります。「大事なのは、投稿して自分が楽しめる事」とは思うのですが、やはり大勢の方に見て頂いて、その上で応援して頂けるのは変えがたい喜びがあるものです。
皆さん、いつも有難う御座います。これからも自分が楽しいと思える事をしていくので、よろしければ力を貸して下さい。
あとreaperは別に日本語化しなくてもいいですよね
【ゲームブック:ユアクマとミニミニ小糸のパイナップル大作戦】
選択肢…嘘をつく
「あーっ、こんな所に限定セレチケが落ちてるぴゃ」
『えっマジ! どこどこどこ!?』
ミニミニ小糸の嘘につられて、Pが何処からともなくやって来ました。
『何だ、嘘か…。今欲しい物が売ってなくてショックだった所に、追い打ちかけられたみたいだな…』
「(P、買い物に行ってたの?)」
『ああ、ちょっとお菓子を作ろうと思っててさ。パイナップルの缶詰を探してたんだけど売り切れでさ…』
「ぱ、パイナップルの缶詰…?」
『そう、パイナップルの…ん? それって…』
続きはpixivに。
ゆけ!ぴぇぴぇライダー
「あ〜、そうなんだ〜…」
『ん…どうした? そんな悲しげな…』
「ん〜? えっとね〜、雛菜の大好きなプリンが、もう何処にも売ってないって〜」
『え…製造終了って事か?』
「うん〜。久し振りに買おうと思ってたんだけど…最近あんまり売れてなかったんだって〜。あ〜、ざんね〜ん…」
『そうか…それはショックだな』
『…そういえば、はづきさんが新発売のケーキを置いてってくれたみたいだ。雛菜も食べるか?』
「ん〜?」
「…でも、雛菜は今プリンの気分になっちゃったかな〜」
『そ、そうか…』
『え…! あのアイドル、引退したのか…!?』
「ん〜? この子、誰〜?」
『雛菜、覚えてないか? この子、以前に何度か仕事で一緒にいた…。人気あった筈なのに…』
『"新人時代には親身だったファン達も、次第に慣れてしまったのか応援の声をかける事が少なくなり、周囲と比較する事が増えて遂には「誰も私を見てくれていない」と自暴自棄に"って…』
「へ〜…?」
『違うだろ…あの子には間違いなくファンがいたんだ…。声には出さなくても、大勢のファン達が…』
「…雛菜のプリンも、そうなのかな〜?」
『…え?』
「雛菜、あのプリンが大好きだったけど、最近あんまり買ってなかったし〜」
「大好きって思ってるだけでそれを伝えなかったら、意味ないもんね〜」
『…。そ、そうだよな…』
『そういう事をするのって、失ってからじゃ遅いもんな…だから、普段から伝わる形で示さないと、いけないんだよな』
「あは〜、そうだね〜」
「だから雛菜は、いつでもプロデューサーに大好き〜って言うよ〜♡」
『わっ…』
「雛菜、会った時からず〜っと、プロデューサーの事大好きだよ♡」
『ひ、雛菜…。ありがとう』
「…ねえ。プロデューサーは…」
「プロデューサーは、雛菜の事大好き?」
『え…!』
『そんなの勿論…』
『(…雛菜の言う通りだ。来るべき時が来たら、じゃない。伝えられるうちに…伝えないとな)』
『(ありふれた"すき"とは違う、俺の"好き"を…)』
「…」
『(でも…でも俺は、雛菜に相応しい人と言えるのか? 隣で、共に道を歩む者として…。むしろ雛菜にはもっと…)』
「…あは〜、雛菜ジュース買ってくるね〜」
『え…雛菜…!』
『…。行ってらっしゃい』
「うん〜、すぐに戻ってくるね〜」
『おう…待ってるぞ』
『(今の俺にそんなの…言える訳がないだろ…っ)』
「…」
「雛菜も…待ってるからね」
「いつか、プロデューサーが…」
星のヤハービィ END-!NG【市川雛菜合作 -肩幅編- 単品】 FULL版
「ど、どうしよう…!」
『お、小糸どうし…え!?』
「あは〜♡ ひなな、ぷおりゅーさーすき〜♡」
「じろじろみないで! みすたー・あほ!」
「おさいふないわ」
「プロデューサーさん、どうしましょう…! 私がさっき作った飴をみんなが食べたら、突然ちっちゃくなっちゃったんです…!」
『(小糸も異能力持ちだったのか…)』
「みんな小学生みたい…」
『(まあ小糸も小学生みたいなもんだし…)』
「ぷおりゅーさー、おんぶして〜♡」ドカッ
『フギャ!』
「雛菜ちゃん!?」
「! む〜!」
「あっ! 円香ちゃんの機嫌が悪くなってる!」
『な、何だ、まさか円香もおんぶしてほしかったのか…? ははは…順番な、順番…(諦め)』
「うるさい! みすたー…えーと、みすたー・こどもずき!」
『(円香のボキャブラリーが低下してる…可愛い)』
「ねーねー、こーえんいこー」グイグイ
『え、ちょ、透! 今外に出るのはまずいって!』
『(今の姿の透、どっかで見た事あるような気が…。気のせいか?)』
「も、もう! 三人とも、プロデューサーさんを困らせちゃダメだよ…!」
「あ、こいとおねえちゃん、だって…」
「え…! お、お姉ちゃん…!? 今、"小糸お姉ちゃん"って…!?」
「…えへへ♡」
『嬉しがってないで、早く三人を取り押さえてくれ〜っ!』
「…とりあえず円香ちゃんは私にべったりなので、三人が元に戻るまで、雛菜ちゃんと透ちゃんのお世話をお願いします!」
「えへへ…円香ちゃん、お姉ちゃんとあやとりで遊ぼっか!」
「うん!」
『はは、そっちも頑張れよ…』
「ひなな、おなかへった〜! おべんとーたべよ〜♡」
「たべよー」
『(俺は二人の保護者か何かか…?)』
「ん〜…」
『お、雛菜どうしたんだ?』
「ひなな、にんじんだけのこしてる」
「ぷおりゅーさー、ひななのにんじんあげゆ〜」
『…えーと』
『こら。ちゃんと野菜もたべないと、大きくなれないぞ』
「う〜…」パクッ
「がんばれ、ひななー」
「…ひなな、えらい〜?」
『よしよし、よく頑張ったな。偉いぞ雛菜』
『(俺は二人の保護者か何かか…?)』
「へー。私達、小学生になってたんだ。全然覚えてないわ」
「ご、ごめんね…! 私のせいで…」
「小糸は何も悪くない。大丈夫」
「せっかく小学生になれても、1時間で元に戻っちゃうんだね〜。つまんないの〜」タプンッ
『(雛菜、大きくなったなぁ…)』
「事務所がいつも通りばい!」
ホイミ福丸GB
私、福丸小糸! 高校一年生!
ひょんな事から幼馴染の3人と魔法少女をやる事になっちゃった!
「なんだっけ。ノクチルブルー?」
「ノクチルイエロ〜♡」
「ノ、ノクチルパープル!」
「…」
「円香先輩も、決め台詞言わなきゃダメだよ〜」
「…。ノクチルピンク」
「円香先輩可愛い〜♡」
「いいじゃん。ピンクのフリフリ」
「ちょっと、何でレッドじゃないの」
『そ、そんな事言ったって、俺は変身する能力を与えただけでコスチュームに関しては…』
「完全にあなたの趣味ですよね」
『だから違うんだってば…!』
「円香ちゃん、すごく似合ってるよ…!」
「…小糸がそう言うなら」
「ふふ、樋口チョロい」
『チョロいな…』
「チョロいね〜♡」
私達が魔法少女をやってる事は、5人だけの秘密! もし他の人にバレたりしたら…。
『またまたまたまた事務所のアイドルにバラしたな! 4人とも!』
「いやー、ついうっかり」
『うっかりが多すぎるわ! 罰として今日のおやつは抜きだ!』
「え〜! そんな〜!」
「あなたは黒羽根屋蝶兵衛ですか」
『せっかく美味しそうなティラミスがあったから、みんなで食べようと思って用意しておいたのに…!』
「ご、ごめんなさい…! もう二度と他の人にバラしませんから…!」
『二度とというか、もう事務所の全員が知ってるからな!?』
「う〜、ティラミス〜…」
『う…そ、そんな目をしてもあげないぞ!』
「くすん…」
「食べたかったな、ティラミス」
「わ、私も…」
『…まったく、今回だけだからな! 今お茶を淹れてくるから、大人しく待ってるんだぞ!』
「! プロデューサーありがと〜! プロデューサー大好き〜♡」
『つ、次からは気を付けろよ…!』
「チョロい…」
街で困った声が聞こえると、私達が変身して駆けつけるんです!
『助けてくれ…ネットサーフィンしても気分にあったおかずが見つからないんだ…。4人とも、魔法少女の格好で俺のおかずになってくれ…』
「やっぱりあなたの趣味だったんですね。魔法は使えない上に身体能力もいつも通りですし」
『はい…僕の趣味です…』
「み、認めちゃった…!」
「頑張れ頑張れー」
「頑張れ〜♡」
「が、頑張れー…!」
「(頑張れ)アホくさ…」
『っ! っっ♡♡』
『はぁ、はぁ…。有難う、助かったよ…。お礼に握手を…』
「その前に手を洗って下さい。もしくは削ぎ落として」
『…ん、握手するのはいいのか?』
「(イラッ)」
『ごめんなさい…』
予期せぬバグに襲われるノクチル その30
「今日あった事は全て忘れて下さい」
『え…円香どうした?』
「見た物、聞いた物、嗅いだ物、全てです。記憶から消して下さい」
『えーと…何の話をしてるんだ?』
「…何も覚えていないんですか、ミスター・ジェイルハウスロック」
『うーん、心当たりがないな…?』
「最初から忘れてるなら、それで構いませんが」
『あ、もしかして円香が下半身だけジャージなのと関係あったりする?』
「…殺す」
『え! なっ何で!? だって下半身だけジャージって気になるじゃん! まるで漏らして着替えたみたいで…あっ!』
「ゴミクズ未満…」
『未満!? いや、俺たまたま円香がすっ転んで漏らしてるの見ただけじゃん!』
「存在を抹消するにはそれで充分です」
『語彙のチョイスにただならぬ殺意を感じる…!』
「あ、いた! 円香ちゃん!」
「小糸」
『あっ、小糸! 助け…』
「円香ちゃん、さっき洗濯してた下着乾いたよ! ほら…あっ、プロデューサーさん…」
『げ、やべ…』
「小糸早く返して」シュパッ
「ぴぇ…!」
「…見た?」
《…見ました(Vo)》
《…白地に水色の星柄?(Da)》←
《…似合ってると思うぞ(Vi)》
「…眼球をちぎる」
『ヒェッ、具体的で怖い!』
「ん〜? みんなで何してるの〜?」
「混ぜて混ぜて」
『(うわ、絶対ろくな事にならない二人が来た…!)』
続きはpixivに。
最も好きなゲームはMOTHER2とゼノブレイドの2本です。
【解説】
カービィがやられるのと同じタイミングでワープスターを呼び出すと、復活時にフリーズします。落下死に合わせるのが一番やりやすいと思います。故意にこのバグを起こしても何のメリットもありませんが
円香がPに消してもらいたい記憶⇒ sm39102845
サンドぴゃニオン【リメイク】
『雛菜の下着が欲しい』
「わざと私に聞かせるように言ってません?」
『い、いや、そんな事はないぞ…』
振る舞いこそちょっと幼く見える雛菜だが、それでも15歳の女子高生。体重はギリギリプロデューサーが勝つようになったが、肩幅に関しては雛菜の方が遥かに格上である。そんな子が着ける下着というものは、如何様なものであろうか。プロデューサーは来る日も来る日も、雛菜のあられもない姿を想像しては毎晩自分を慰めていた。ある時はキッズ物、ある時はキャラクター物、またある時は皆ご存知の、円香が着けているような大人っぽい柄。その秘めたる領域を、彼は手中に収めんと躍起になっていたのだ。
手っ取り早く入手するにはただ一つ。その時着けている物を渡してもらう事である。
『頼む! 一回だけでいいから…!』
「え〜?」
大の大人が自身のしょうもない懇願の為に、アイドルに向かい土下座を繰り広げている。こういった行為は今後彼が口にする「言葉の価値」を低下させるのは間違いないが、今の彼にとって雛菜の下着を手にする事はそれよりも重要なのだろう。それも脱ぎたてを。
「プロデューサーはそれをもらって、何をするの〜?」
『え…そ、それは…』
《ショーケースに飾るんだ》
《転売するつもりだ》
《この場でおかずにするんだ》←
天井社長は今頃、彼に期待を寄せた事を後悔しているかもしれない。雛菜は目を丸くする。
「…本当に、ここでしちゃうの?」
『ああ…多分、実物を目の当たりにして、我慢できる自信もないしな…』
「ん〜、そっか〜…」
少し考え事をするような顔をすると、雛菜はすぐに微笑んでプロデューサーに目を向けた。
「ちょっと恥ずかしいけど…プロデューサーがしあわせになれるんだったら、いいよ〜♡」
『え…!』
「そのかわり、ちゃんとここで気持ちよくなってね〜♡」
『お、おう…! そのつもりだ…!』
雛菜は雛菜で、プロデューサーが情けなく喘ぐさまを見たいのだろう。
「じゃあ、あっちで脱いでくるね〜♡」
雛菜が足早に去ろうとする前に、プロデューサーは彼女の腕を掴んだ。
『ここで…脱いでくれ』
『俺の目の前で、俺に見られながら』
「へ〜!?」
続きはpixivに。
リメイク前(sm38223268)と楽器は変わりませんが、音質の改良と間違えていたリズムの修正を行いました。
ボルメテウス・サイフナイワ・ドラゴン
Newスーパーノクチルブラザーズ 地上BGM
「今度は何してるの」
「見て、私の水で作ったかき氷。樋口も食べる?」
「いらない」
「え〜、こんなに美味しいのに〜?」
「ひ、雛菜ちゃんは食べ過ぎだよ…!」
「雛菜もアイスとかかき氷が作れたらいいのにな〜」
「ね〜透先輩、どうやったら水になれるの〜?」
「え? こう…バッ、って」
「その説明で分かる訳ないでしょ」
「ん〜…こう〜?」バシャッ
「え…!?」
「ぴぇ…雛菜ちゃんがスライムみたいになっちゃった…!」
「おー、いい感じ」
「いい感じなの、これ…」
「あは〜、プロデューサーにも見せてこよ〜♡」
「あ〜、プロデューサーいた〜♡」
『おお雛菜、おつか…うわ何じゃそりゃ!?』
「雛菜、スライムになっちゃった〜♡ いいでしょ〜♡」
『(当人が満足ならそれでいいんだけども…)』
「これでも〜っとプロデューサーに、ぎゅ〜っ♡ って出来るね〜♡」
『え…ま、まさか…!』
「プロデューサーに、ぎゅ〜っ♡」ベチャア…
『ギャア! 湿ってる! ジャケットが汚れる! 雛菜のいい匂いする!』
「そのまま、ちゅ〜♡」チャポン…
『!! ご、ごぼぼっ…!』
「あ…! やっぱり大変な事になってる…!」
「飲み込まれてるじゃん。プロデューサー」
「ちょっと…呼吸出来てないっぽいけど…!」
「プロデューサーしあわせ〜? 雛菜はしあわせだよ〜♡」
『ご、ぼっ…!(このままじゃまずい…! 雛菜どいてくれ…!)』バシャアッ
「うわ〜!」
「あ」
「ぴぇ…! スライム雛菜ちゃんが弾けちゃった…!」
『げっ…雛菜すまん…! 大丈夫か…!?』
「「「「「「プロデューサー、いきなりひどい〜!」」」」」」
『は!!!???』
「ひ、雛菜ちゃんが増えちゃった…!」
「ふふ、しあわせいっぱいじゃん」
「頭痛い…」
「事務所が肩幅だらけばい!」
【おまけ】
「あ〜、円香先輩そこ〜」
「何」
「でっかいセミいる〜」
「〜〜〜っ!!!?」ズデェン
「あ、樋口こけた」
「ま、円香ちゃん大丈夫!?」
「はぁ、はぁっ、あっ…」ジワッ
「…円香ちゃん?」
『ちょ…凄い音したけど、大丈夫か…あっ』
「ちょっ…やだ…っ」ショロロロ…
「プロデューサーさん! 後ろ向いてて下さいっ!」
『あっ、す、すまん!』
「円香ちゃん、今タオルと着替え持って来るからね!」
「最悪…」
『(円香もああいうの、履くんだな…)』
続き⇒sm39119110
予期せぬバグに襲われるノクチル 番外編【市川雛菜合作 -肩幅編- 単品】
「カレーバイキング、楽しかったね〜♡」
「プロデューサーさん、ご馳走様でした!」
『おう…ん? 何処からか泣き声が…』
「あ、あそこ。団子ヘアーの女の子が泣いてる」
『ん…地面にアイスを落としたっぽいな…』
「あ〜! こういう時こそ、円香先輩の出番じゃない〜?」
『…そうなのか?』
「アレ、あんまり人前でやりたくないんだけど」
「ふふ、照れてるんだ。プロデューサーが見てるから」
「うるさい」
「ま、円香ちゃん…! 助けてあげようよ…!」
「はあ…分かったから」
『何をする気なんだ…?』
「ねえ。アイス、落としちゃったの。…そう」
「お姉ちゃんがなんとかするから。手、出して」
「あは〜、円香お姉ちゃん〜♡」
「雛菜ちゃん…!」
「そう…そのまま手を出しててね」
「…チュッ」
『!!』
「ほら、アイス出来たでしょ。これ、あげるからね」
「やっぱり凄いなあ…!」
『んな…投げキッスでアイスを錬成したのか…?』
「円香先輩はね〜、投げキッスすればなんでも作れるんだよ〜♡」
『(透に引き続き、円香までも変な能力を…)』
「樋口、腹減った」
「何その物欲しそうな目」
「雛菜も、円香先輩のアイス欲しいな〜♡」
「わ、私もどんな味か気になるかも…!」
「小糸まで…」
『オデ、マドカノアイス、クイタイ』
「はいはい…やればいいんでしょ。後ろ向いてて」
『「嫌で〜す♡」』
「でーす」
「円香ちゃん、ごめんね…!」
「嘘でしょ…」
「はぁ…。チュッ」
「え〜! 何でコンペイトウなの〜!?」
「誰もアイスを作るなんて言ってない。食べられる物作っただけ有難いと思って」
『美味いなあ! 円香の作ったコンペイトウ!』
「…あなたは返して。気色悪い」
『ガーーン!!!!』
「プロデューサーさん、私の少しあげますよ…」
「うまうま」
「事務所がコンペイトウだらけばい!」
透の能力→sm39039233
肩幅合作→sm39064415
【解説】
無印マリオは水中でしゃがんでいる状態から即座に泳ぎ始めると、以降地面に足をつくまで上半身の当たり判定が無くなります。ゲッソーの回避が簡単になる一方、このようなバグの危険性もある訳ですね
ヒナナーとヒグーチの大冒険 メインテーマ
「雛菜ちゃん…! あれはもう雛菜ちゃんの知ってるユアクマちゃんじゃないよ…!」
「違うもん…あの子は雛菜の大切なユアクマちゃんだもん…!」
「ねえ…ユアクマちゃん、だよね…? ちっちゃい頃からずっと一緒だったから…雛菜の事、覚えてるよね…?」
「!! 雛菜危ない!」
「わ…!」
「おー…今の当たったら痛そう」
「はぁ…はぁ…勝手に何してるの」
「円香先輩…。だって、あの子は…」
「…雛菜、割り切って。あれは…雛菜のユアクマはもう元の姿には戻らない。雛菜の事も…もう思い出せない。残酷だけど…だからせめて、私達の手で…」
「やだ…嫌だ…! そんなのやだもん…!」
「雛菜、目を覚まして…!」
「離して! 円香先輩の分からずや…!」
「分からずやでいい。いくら私を悪く言っても…この手は離さない、から…!」
「…小糸、浅倉。雛菜は私が押さえておく。その間に…頼める?」
「う…うん!」
「りょーかい」
「雛菜ちゃん…ごめんね。でも…」
「きっとユアクマちゃんも…雛菜ちゃんの事、傷付けたくはない筈だから…!」
「よし、動きは止めた」
「…あれ、待って! 何か様子がおかしいよ…!」
「…! あそこにタイマー表示が…! まさか私達もろとも爆発する気…!?」
「え…! それじゃあ早く逃げないと…!」
「そんな…ユアクマちゃん…っ!」
「雛菜…そっちは危ない、から…! 早く逃げるよ…!」
「やだ…! 雛菜はユアクマちゃんと一緒に…うっ!」
「雛菜、ごめん。少し…眠ってて」
「あ…ユアクマ、ちゃ…」
雛菜ね…円香先輩に叩かれた後、ちょっと夢を見てたの。雛菜はちっちゃい頃の雛菜で、ユアクマちゃんと手を繋いで、一緒にお花畑をお散歩する夢。だんだん雛菜は大きくなっていくんだけど、それでもずっとユアクマちゃんと一緒。でも…雛菜が今の雛菜になったら、いきなりユアクマちゃんが走り出しちゃって。雛菜も慌てて追いかけるんだけど、ユアクマちゃんもすっごく速くて。それでもう追い付けない〜ってくらい遠くに行っちゃって…。それで…。
「ユアクマちゃん…。雛菜の方を見て、バイバイ、って手を…振ってて…っ」
「雛菜…」
「まどか、せんぱっ…」
「…いい。何も言わなくていいから」
「でも、涙が出るのなら泣いた方がいい。思い切り。…分からずやの人でも、それを受け止めるくらいは出来る」
雛菜は泣いた。大声で泣いた。ともすれば一生分の量とも言える大粒の涙が、私の服を濡らした。
「きっと…ユアクマにも届いてるから」
その悲しげな泣き声が、かの魂をも浄化する事を信じて。
予期せぬバグに襲われるノクチル その29
「あの」
『ん、円香どうした?』
「"雛菜と○○したい"」
「から始まる投コメSS、もうやめません?」
『え?』
「あなたのpixivにある作品もみ〜んな、打ち合わせでもしたかのように同じもの書いてるんですよ」
「性癖暴露から始まって雛菜に性癖がバレて、欲望を満たすため今度は逆に雛菜に押し倒されたりする作品」
『いや、そんな事は…』
「事務所に変態しかいない超劣化版アイドルマスターシャイニーカラーズみたいな奴」
「あなたが雛菜に負けるのが好きなのは分かりますよ。だからって同じようなもの書いてどうするんです」
『(今日の円香はメタいな…)』
「押し倒される理由をちゃんと考えた上で"続きはpixivに〜"ていうならまだいいですよ。でもあなたは自分の性癖からアブノーマルでないものを選び、スマホ規制を回避出来るスケベSSを仕上げただけですよね」
『(こいつ、俺の投コメ全部見てんのか…?)』
「なぜ高身長の成人男性が15才の女子高生アイドルに押し倒されるのか? その物語の大事な理由づけをおろそかにして、あなたは何のためにSSを書いてるんですか? ミスター・投コメ怪文書」
『…円香は俺のファンでいいんかな?』
「は?(パーフェクトコミュニケーション)」
【ゲームブック:ユアクマとミニミニ小糸のパイナップル大作戦】
選択肢…Pのデスクに向かう
肝心のPは、お出かけ中のようでした。
「(この辺りに缶切りがあるのかな?)」
「…Pの机、物だらけで探すのも骨が折れそうぴゃ」
これから、二人はどうしますか?
Pの帰りを待つ⇒sm38314593
デスクの周りを探す⇒sm38335359
嘘をつく⇒sm39161818
メイドイン俺 アイドルせいかつ
「ふぁ…眠。顔洗お」
「ん…? 水が出ない…」キュッキュッ
「おっす、樋口」ニュッ
「何で蛇口から出てくるの」
「だって私、水だし」
「理由になってない」
「あは〜、透先輩ひんやりしてる〜♡ 気持ちいい〜♡」
「ふふ、水だもん」
「い、いいな…。気持ち良さそう…」
「小糸ちゃんも来る?」
「え、いいの…!?」
「カムヒアー」
「ほら、樋口も来なよ」
「3人もいたら浅倉が熱くなるでしょ」
「雛菜…そこのコップに入ってた水、飲んだの」
「へ〜? 飲んだけど〜?」
「ぴぇ…! それ、水じゃなくて一休みしてた透ちゃんだよ…!」
「え〜! そうだったの〜!?」
「だからコップの中で休むのはよした方がいいって…!」
「どうしよ〜! 雛菜、透先輩飲んじゃった〜!」
「…待って、まだ少し残ってる」
「え…でも中は空だよ…?」
「コップの中じゃなくて、外側。ほら、結露してる」
「透ならもしかしてこっちに…。小糸、バケツに蛇口の水溜めて」
「う、うん…!」
「バケツの水に、この水滴を落とせば…」
「あー、びっくりした」ザバァ
「お帰り」
「す、凄い…! 元に戻った…!」
「水滴一粒でも、透の身体の一部だから」
「え〜? じゃあ雛菜が飲んだ水は〜?」
「こっちに浅倉が移ったから、飲んだ方はただの水になった。問題ない」
「あは〜、透先輩ごめんね〜?」
「大丈夫大丈夫。凄い冒険だったわ」
「次からもっと分かりやすい場所で休んで」
「ふふ、ごめんごめん」
「で、でも無事で良かった…!」
「透先輩、美味しかったよ〜♡」
『…これさ』
「あ〜、プロデューサーだ〜♡」
『ツッコミ入れた方が…いいのか?』
「何がですが」
『いや、その…透が水になったり、水が透になったり…』
「透ちゃんの異能力、凄いんですよ…!」
「ですよー」
『(…まあ、この4人なら別段おかしくもないか)』
「事務所が水浸しばい!」
マリオぴぇイント【リメイク】
【大乱闘シャニマスブラザーズにありがちな大型アプデ】
①DLC第二弾で2人参戦
・あけたみ…機動性、火力、復帰力と全体として高水準に纏まっており、技の性能も含めて壊れも見受けられる。しかし一部の攻撃は心身に負担がかかるのか微量のダメージを受けてしまう。更に蓄積ダメージが多くなると一部の攻撃技や高かった性能が弱化する。無闇に攻撃をしかける事は難しいが、ダメージ管理をした上で短期決戦に持ち込めばどんな相手でも有利に立ち回れる。当たり判定もデカい
・にちか…相方と違って全体の性能が平均かそれ以下だが、それは平常時の場合。蓄積ダメージが高まるにつれ、攻撃力や移動速度を中心に能力が強化されていく。一部の攻撃技の性能も改良され、最大強化時の戦闘能力は各特化キャラのそれにも追随する。一部攻撃モーションの流用が散見される
②アプデに伴うキャラランクの変化(同ランク内では上の方が強いとされる)
・最上位
霧子
雛菜
はづき
・上位
あさひ…ジャンプ力1位、空中移動速度1位
凛世
めぐる
冬優子(ふゆ)…落下速度1位(冬優子)
・中堅上位
田中
夏葉…ダッシュ速度1位
真乃
にちか(DLC)
・中堅
樹里
愛依
あけたみ(DLC)
灯織
円香
・中堅下位
こがたん…空中移動速度最下位
甜花…ジャンプ力、ダッシュ速度最下位
三峰
果穂
・下位
千雪
甘奈
ちょこ先輩
透…歩行速度最下位
・最下位
小糸…最軽量、落下速度最下位
咲耶…最重量、歩行速度1位
魔のめぐる(ダッシュファイター)
③弱攻撃初段発生F比較表の追記
・1F
冬優子
・2F
樹里
あさひ
めぐる
魔のめぐる
にちか(蓄積190%以上)
・3F
夏葉
小糸
真乃
あけたみ(蓄積0%)
・4F
田中
円香
甘奈
はづき
雛菜
・5F
りんぜ
三峰
千雪
灯織
にちか(蓄積0%)
・6F
ふゆ
果穂
ちょこ先輩
・7F
咲耶
愛依
霧子
・8F
こがたん
・9F
甜花
あけたみ(蓄積190%以上)
・10F
浅倉
リメイク前→sm37915597
どうしたんすか冬優子ちゃんAnti Piracy Screenみたいっすよ
『ウミガメのスープ、行くぞ』
「は〜い♡」
「うん、みんなも一緒に考えよ」
「どっち向いて言ってるの」
『問題。勉強が苦手でいつも授業中は控えめだった太郎君が、ある日の授業中に珍しく手をあげました。すると太郎君は先生に褒められるどころか、怒られてしまいました。何故でしょう?』
「ぴぇ…! 頑張って手をあげて答えたのに、怒られちゃったの…!?」
質問①
「太郎君は間違った答えを言いましたか〜?」
『うーん…関係ない、かな?』
「一つ目の質問から歯切れが悪いですね」
「合ってても間違ってても怒られてたって事〜?」
「太郎君、かわいそう…」
「小糸、感情移入しすぎ」
質問②
「太郎君は、先生に褒めてもらえると思っていましたか」
『それはいいえ、かな』
「それなのに手をあげた、と…」
「次、樋口の番ね」
「いつからターン制になったの」
「円香先輩、頑張って〜♡」
「そういうクイズじゃないでしょ」
質問③
「太郎君の他に、手をあげていた子はいましたか」
『いいえ…だろうな』
「太郎君だけがあげていた…」
「え〜!? 全然分かんない〜」
「あ…わ、私分かったかも…」
『お?』
「小糸ちゃん、後は任せた」
「浅倉もちゃんと考えて」
「はーい」
質問④
「太郎君が手をあげたのは、先生が太郎君を含めた教室のみんなに質問したからですか?」
『…! いいえ、だな』
「ふふ、わからん」
「雛菜も〜♡」
「二人とも考えてないでしょ」
質問⑤
「太郎君の行動は、一般的に怒られるべき行為でしたか?」
『円香…やるな。はい、だ』
「答え、ここまで出かかってるから」
「浅倉。顔に"分からん"って書いてる」
「えー」
「雛菜ちゃん…! 立ったまま寝ちゃダメだよ…!」
質問⑥&ほぼ答え
「太郎君以外の誰かが怪我をしましたか?」
『はい…もう分かったっぽいな』
「あ、あれ…? 透ちゃんと雛菜ちゃんは…?」
「…ソファで寝てる。二人で」
「ぴぇ…!」
「まったく…」
「ま、円香ちゃんまで混ざろうとしてない…!?」
「ず、ずるいよ…! 私も…!」
『じゃあ俺も〜!』
「はらわたを抉りますよ」
『キャア許して!』
「円香ちゃん…! プロデューサーさんに手をあげちゃダメだよ…!」
お借りしました→sm38562138
星のピャービィ フロートぴゃいランズ
「今日のプロデューサー、嫌いかも〜」
『な…そこまで言う事ないだろ…!』
特段、2人は衝突したい訳ではなかった。ただ少しの考え方の違い、言葉の伝え方が悪い方向へと行ったのだ。特にプロデューサーはビジネスの観点からも、諍いはなるべく避けようとする傾向にあるはずだった。喧嘩のきっかけは誰の目にも大した事などなかった筈なのだが、共に少し感情的な問答をしてしまった。直後2人は自らの過ちに気付き、詫びを入れたものの雰囲気は依然気まずいまま。様子を伺うかのように、時折お互いがお互いをちらちらと見ている。そんな空気感にさいなまれながら、とうとうその日を終えてしまった。
『じゃ…また明日な』
「…うん、またね〜」
仕事が早めに終わった日のプロデューサーの楽しみの一つ。それは最寄りにあるスーパーで安くなった惣菜や食事を探す事。それを買って晩餐とするのが単純にして楽しい。
『何か面白そうなのは無いかな…ん?』
『見た事のないスイーツ…』
ずらりと並ぶ食品を前にあれこれ目移りしていると、新作のスイーツがプロデューサーの目に入る。見る限り有名店のものらしく、多少値は張るものの味に間違いはなさそうだ。終日多くの人が購入したであろう、残りわずかの在庫がそれを証明している。
『美味しそうだな…買ってみるか』
そのスイーツを一つカゴに入れたところで、少し考える。
『(これ、雛菜に買っていってあげたら喜ぶだろうな…)』
早速もう一つの陳列に手を伸ばすが、途中でその手が止まる。
『(でも…喧嘩しちゃったんだよな、俺達…。つまらない事で俺がムキになったから…)』
『(物で機嫌を取ろう、みたいになっちゃうんじゃないか? これをプレゼントしたところで…いやでも雛菜の好きそうな…)』
続きはpixivに。円香だけいない音madって珍しいかも
ボルシャック・ヤハドラゴン
大乱闘シャニマスブラザーズX 市川雛菜のCongratulations
『ほら、口開けて』
「あーん…」
『すまんな…仕事が長引かなけりゃ、もっと早く来れたんだが』
『昨日の夜と比べて、多少は楽になったか?』
「…あんまり変わんないかも」
『そうか…この時期の風邪はしつこいらしいからな』
『食欲はあんまり無いだろうけど、栄養のある食事は摂ったほうがいいぞ』
「うん…」
『と言っても、一人暮らしじゃそれも難しいよな…。俺も一人暮らしだからよく分かるよ』
『身の回りの事、ちょっとやっておくからさ。薬飲んだら気にしないで寝ててくれ』
『(ゴミ出しも完了、と。まあこんなところかな)』
『(って、いつの間にこんな時間に…。雛菜の為とはいえ、長居しすぎたな)』
『雛菜、俺はそろそろ…』
「プロデューサー」
『ん?』
「雛菜の風邪…治るかな」
『え…ど、どうした?』
「雛菜ね…昨日からずっと辛くて、今もまだ辛くて、苦しくて…。もしかしたら、もう治らないんじゃないかって」
『まさか、そんな…』
「もう、楽しい事も出来ないんじゃないかって。もう透先輩にも、小糸ちゃんにも、円香先輩にも…プロデューサーにも、このまま会えなくなっちゃうんじゃないかなって」
「このまま一人で、ベッドの上で…。ちょっとだけ、不安になっちゃって」
『雛菜、そんな事は…』
『…』
『不安、だよな』
『大学も違うから、3人といられる時間が減ったし…そもそも俺も雛菜も忙しくなったから、なかなか肩の力を抜いて会話する機会も確保出来ないし…』
「…」
『そんな中風邪引いて、熱に浮かされて、誰とも会えないで家で一人で寝込んでたら…俺だって不安になるよ』
『…すまん、こんな時に気の利いた事が言えたら良かったんだが』
「…ううん。けほ、けほ…」
『雛菜…でもさ』
『風邪は治る、絶対に。治るまで毎日、俺が家に来てやるから。今日は白桃のゼリーだったろ? 次に会う時は、さくらんぼのやつを持って来るよ』
『…俺にはそんな事しか出来ないけどさ、それが雛菜を苦しみから助けられるのなら』
「プロデューサー…」
『今はただ、前向きに考えてくれ。明日の事は心配しなくていい。俺がそれを全力でサポートするから、さ』
『風邪が治ったら色んなワガママ、聞いてやるよ。楽しい事、いっぱいしようじゃないか』
「…プロデューサー」
「ありがとう」
『はは、お礼は風邪を治してからな』
「…一つだけ、今ワガママ言ってもいい?」
『ん…何だ?』
「雛菜が眠れるまで…今日はそばにいててほしいな」
「…いい?」
『ああ、お安い御用さ』
コイトランチスの謎 42TH ZONE
『俺の…俺のラブプラスのセーブデータが…』
「やっちゃった。てへ」
「と、透ちゃんが勝手に遊び始めるから…!」
「小糸もノリノリで遊んでたでしょ」
「小糸ちゃん、顔認証を突破する為に色々頑張ってたもんね〜♡」
「そ、それは…!」
『お、おのれ…今日という今日は許さん! 全員しり叩きの刑だ! 覚悟しろ!』
「はぁ…!? 何でそんな…」
『問答無用! まずは小糸からだ、こっちに来るんだ!』
「ぴゃ、はいっ…!」
『おらっ、わざわざ顔認証突破しやがって! このっ!』
「ぴゃあっ!」
「ご、ごめんなさいっ、ごめんなさい…っ!」
『まだだ、歳の数だけ叩くまで解放しないぞ!』
「小糸ちゃん痛そう〜」
「…小糸を泣かせるなんて」
「次…私なんだ。そっかそっか」
「あれ〜? 透先輩、顔真っ赤〜。どうしたの〜?」
「え? あー…何でもない」
『よりによって何でラブプラスなんだ、こらっ…!』
「おっ…。あー、いい…」
『…ん?』
「もっと強くやってよ、プロデューサー」
『え…? あ、いや良いけど…』
「…何してんの、浅倉は」
「よしよし〜、痛かったね〜」
「ぐすん…」
『ゲームのキャラクターに鼻を伸ばしてて悪かったな、この…痛っって!』
「え〜? 雛菜は全然痛くないよ〜」
『(が、頑丈すぎる…)』
「ね、樋口の分も請け負ってあげようか」
「見苦しいからやめて」
「えー」
「透ちゃん…何で嬉しそうにしてるの…?」
「さっさと済ませて下さい」
『の…望み通りにしたらぁ! 喰らえ!』
「ひゃっ♡」
『え』
「…違う。今のは違う」
「円香先輩、可愛い声〜♡」
「ふふ、ウケる」
「円香ちゃん、大丈夫…?」
『円香…その、すまん』
「…何で謝るんですか」
『よし、反省したか4人共…!』
「あ…プロデューサーさん…。それ、甜花のラブプラス…」
『…え?』
「買った時、なーちゃんが裏に名前、書いてくれたから…」
『…あ、本当だ』
「にへへ…GEO行こ…」
『じゃあ俺のカセットは…あ、机の下に落ちてる…』
「ふーん…」
『あ。えーと…』
「ぴぇ…」
『いや…その、何だ』
「あは〜♡」
『…わり! それじゃ!』
「…逃さない」
『キャーッ!!』
『助けて、真乃…めぐる…風野さん…』
ペぴゃーミントぴゃレス
ノクチルの四人ときたら大したもんだ。プロデューサー宅の合鍵を据え付けて「私のだから。プロデューサーは」「勝手に独占しないで」「い、いくらみんなでもそこは譲れないよ…!」「え〜、プロデューサーは雛菜だけのプロデューサーじゃないの〜?」と大そろしない声を上げてやっている。やがて休戦協定を結んだ四人はひっきりなしに彼の家に居るようになり、いつしか事務所で多忙を極める家主より長い時間をそこで過ごすようになっていた。
『ただいま…ん、何だこれ? "今日の当番表"…?』
お風呂…小糸
耳かき…雛菜
歯磨き…透
子守唄&添い寝…円香
『俺の人権は…?』
「小糸ちゃん、頑張れー」
「頑張って、小糸」
「ファイト〜♡」
「あ…プ、プロデューサーさん…! あの、これからお風呂…その、一緒に…!」
『マジでやるのか…』
「か…かゆいところ、ないですか?」
『な、ないけど…その、バスタオル巻くとかしないのか…?』
「え…!」
「も、もしかしてプロデューサーさん、恥ずかしいんじゃないですか…!?」
『いや、だって…』
「私たちは付き合ってるんですから、そんな心配はいりませんよ…!』
『(でも、そんな事されたらさ…)』
「(プロデューサーさん、喜んでくれてる…のかな?)」
『…って、ちょっと待て小糸! 何処にボディソープを…』
「こ、こうやって洗えば喜んでくれるかなって…だから…!」
「せっ背中からいきますよ…!」
「おー。小糸ちゃん、やるね」
「小糸にアレ教えたの誰」
「雛菜〜♡」
「は〜い♡ 今度は雛菜が耳かき、してあげるね〜♡」
『ま、まだ下しか履いてない…グエッ!』
「雛菜の匂い、い〜っぱい嗅いでくれていいからね〜♡」
「それ〜、こしょこしょ〜♡」
『っっ♡』
「今度私もやってもらお、耳かき」
「プロデューサーさん、湯冷めしないかな…?」
「さっきからずっと大きくして…」
「ほら、歯磨くよ。頭乗せて」
『(なんか一番不安なんだけど…)』
『透…その歯磨き粉、何だ…?』
「え? いちご味のやつ。いいでしょ」
『それ明らかに子供用…モゴッ!』
「上の歯ー、下の歯ー」
「ふふ、テレビで予習したからバッチリだわ」
「あ〜、だから事務所で子供番組見てたんだ〜! 透先輩さすが〜♡」
「参考にする番組、間違えてるよ…」
「ていうか何で事務所で見たの」
続きはpixivに。
青カビチーズは好きだけど白カビはそうでもない
コイトランチスの謎 遺跡BGM
その七草家の長女は静かに語った
この無料10連さえも単なる予兆に過ぎぬと
プロデューサー達のガチャの源であるフェザージュエルを
海中深く引きずり込み
多数の入籍報告を生みだしたブライダル千雪さえも
これから訪れる限定に比べれば
ちっぽけなものである
それはとてつもなく大きく、強く、可愛く
そしてしこい
だが、有償石はまだ失われてはいない
4つのプロデュースシナリオが、ミッション報酬に無償石をも配るであろう
そこから、True鉱山発掘が始まり……
4人の少女達は幼馴染で
辺境の芸能プロダクション「283」の新米プロデューサーに育てられた
千雪・円香ガチャでフェザージュエルが海中に沈み
そこにできた海底洞窟へとやってきた
4人は探検気分
ちょっとした度胸だめしのつもりだった
【おまけ】
『たらいま〜!』
「あ〜、おかえり…プロデューサーお酒くさい〜」
『何だ雛菜、亭主は仕事帰りに酒の一つも飲んじゃいけねえってのか』
「ん〜、そうじゃなくて〜。プロデューサーには雛菜の匂いが似合うと思うな〜♡ そう思うでしょ〜?」
『…ん?』
「雛菜の匂い、プロデューサーに分けてあげるね〜♡」
『え、あっ待って…ハイッ覚めた! 酔い覚めました! だから許しt』
チュンチュン…
【ゲームブック:ユアクマとミニミニ小糸のパイナップル大作戦】
選択肢…凛世
「凛世の愛刀にかかれば…缶切りを使わずとも缶詰程度、造作もございません…」
「(期待を寄せている)」
「いつから凛世は剣キャラになったぴゃ?」
「居合“竜王一刀両断”…!」キンッ
「あ、あれ…ノーダメージぴゃ」
「なんと…」
凛世の渾身の一撃でも、缶詰は開きませんでした。
残念がる二人でしたが、引き続き缶切りを探す方向に向かうようです。
「先ほどP様が、缶切りを借りておられたものと…」
「(じゃあ今もPが持ってるかもしれないね)
「その可能性は高いぴゃ。ちょっとPの所に行ってみるぴゃ」
Pのデスクに向かう⇒sm39040580
予期せぬバグに襲われるノクチル その28
『あ、いる? 円香』
「何ですか」
溜まった書類をようやく片付け終わった昼下がり、プロデューサーは空腹で目を回さんばかりだった。このまま何処かで昼食を食べても良かったが、朝から周りとろくな会話もせずに仕事をしていたので、誰かと会話をしたい気分でもあった。そんな折にたまたま事務所にいた円香を連れ出そうとしたのだ。
そんなプロデューサーの誘いを円香はさらりといなす。特段下心も無く、ただ誰かと談笑しながら昼食を取りたかったプロデューサーは、少し寂しそうにポツリと呟く。
「なか卯、小糸と行こうかな…」
雛菜は撮影の仕事の為に事務所にはおらず、近くにいた小糸を誘うや否や、立ち去ろうとしていた円香が振り返る。さながら彼女の保護者であるかのような素振りを見せると、小糸が行くなら、と食事に同伴する意欲を見せてきた。となれば透も当然付いてくる訳で、結果的に四人で外食することになった。
なか卯に着いて席に腰掛けると、美味しそうな匂いに食欲を刺激されたプロデューサーの腹の虫が鳴る。
『(なか卯、開幕腹鳴る音…。もしも透なら白米買うかな?)』
いくらなんでも透はそんな注文はしない。空腹のせいか変な事を考えながらも、四人は注文を終える。ようやく一息つける、と肩の力を抜いたプロデューサー。カバンを持ち上げると、そこから一枚の紙切れがテーブルの上に降り立った。それはプロデューサーが仕事の合間を縫って描いていた、担当アイドルのR-18絵。小糸はたまたまトイレに行っていたものの、横にデカデカと書かれたタイトルもろとも円香と透に見られてしまった。
「え、ないわ…」
「"雛菜バナナ"…? 卑猥な」
『え…!?』
二人のリアクションを受け、ようやくプロデューサーはその絵がお披露目されてしまった事に気付いた。その場を繕おうと、慌てて持っていたカドケシを取り出し、幸いにも鉛筆書きであったその絵を消しにかかる。しかしいくら力を入れてもなかなか線が消えてくれない。それ以前に消しカスすら出ず、消しゴムとして機能しているのかどうかすら怪しい。訝るプロデューサーに、円香の指摘が刺さる。
『カス、出んな…?』
「…カド、丸い」
『あ…』
【解説】
2-1でこの土管に入る直前にBボタンを押すと、このようなマップにたどり着きます。ここから1-1のマップに移動する方法があり、穴に落ちる前に右端まで踏ん張りジャンプをし、再度左へ戻ると辿り着くことが出来ます。その状態でゴールに行くと、前にいたステージ(今回の場合2-1)をクリアした扱いになります。また、この何も無いマップに向かう方法は幾つかあるようで、今回はその内の一つというわけです。