タグ 中国ニュース が登録されている動画 : 1115 件中 33 - 64 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
武漢の病院建設をライブ配信、映像アプリ「央視頻」で5000万人超が視聴
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐことを目的として、武漢市では現在、新型肺炎の特設病院である「火神山病院」と「雷神山病院」の建設が急ピッチで進められている。その建設現場の様子が、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の映像アプリ「央視頻」からライブ配信されている。30日午後時点で、視聴者数が5000万人を突破した。
各建設現場に2台ずつ計4台のカメラが設置され、視聴者が異なる角度から建設現場を鳥瞰できる。27日から始まった映像アプリのライブ配信にはBGMや解説が一切なく、建設現場の映像と音声だけが流れ続けている。配信ページにはリアルタイムにコメントを書き込む機能もある。この凄まじいスピードで進む「神がかった工事」を目にした視聴者が、「外出できずにストレスを溜めていたが、勇気づけられた」「頑張れ、武漢!頑張れ、中国!」といった感謝と応援のコメントを書き上げており、30日午後1時47分時点で5000万人を突破した。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の中心地となる武漢では、患者を集中的に収容するため特設されている火神山病院と雷神山病院はそれぞれ、武漢近郊の蔡甸区と江夏区に位置し、新型肺炎と戦う新たな拠点として世界から注目を集めている。
火神山病院の工事が24日から始まり、病室や診察室、消毒室などを含む総面積が3万3900平方メートルで、2月3日から運用開始となる見通しだ。
一方、雷神山病院は25日から工事が始まり、2月5日に使用される見通しとなっている。
武漢の医療従業者、新型肺炎患者の治療に全力
中国武漢市で新型コロナウイルス肺炎の感染が深刻になっている中、医療従業者たちは感染のリスクを顧みず、忙しい交代を強いられても患者を支え、自らが背負うべき責任をしっかり果たしている。
肺炎患者を治療する専門医療機関の一つに指定された武漢市金銀潭病院には、12月29日に第一例目の患者が入院してから、医療従業者たちが患者の治療と看護に全力を尽くしている。これまでに受け入れた患者170人のうち、28人が回復して退院し、137人が治療中で、5人が死亡した。
平均年齢25歳、最年少がただ20歳の看護師たちは、感染のリスクに直面して心の中の恐怖を認めていながら、与えられた使命と職責をしっかりと果たしていくとの決意を示した。
医師に患者の病状を把握させるために、看護師たちは防護服とマスクを着用して隔離病棟に入り、1時間ごとに患者のデータを紙に書き込み、外の人が記録できるようその紙を窓に貼りつけている。
看護師たちは最短で4時間ごとに交代しており、その間は水を飲むことも、トイレに行くこともできず、交代時はいつも汗まみれで、自宅に帰って休むことが最も贅沢なこととなった。
医療従事者たちは人の子であり、その中の多くは親でもある。その家族たちは心配をしながらも、必ず誇りに思っている。
上海青浦刑務所の所長が英メディアの報道に反駁
英「サンデー・タイムズ」紙がこのほど、「上海の青浦刑務所に収容されている外国籍の受刑者にクリスマスカード製作を強制していた」と報道したことを受け、青浦刑務所の李強所長が24日、中国国際テレビ局(CGTN)の取材に応じた。
李所長は英メディアの報道に対し「根も葉もない報道だ」と反駁している。
(青浦刑務所 李強所長)
「それは想像力に富みすぎた作り話であり、受刑者の矯正教育を行う私たちの努力に反している」
李所長は「刑務所における能力開発は、受刑者に技能を身に付けさせ、出所後の就職に役立てるためのものである。そのため、労働は強制的なものではなく、個人の意思によるものだ。また、労働内容は自主的に申請することができる。たとえば、玉の彫刻や刺繍、ペーパーモデルの製作などが含まれている」と説明。
(青浦刑務所 李強所長)
「受刑者の矯正教育とは、スキルを養うことだ。第一に受刑者は自発的に参加する。第二に参加プロジェクトは、彼ら自身の特性に基づいて申請され、労働に参加したいなら、受刑者に労働に参加してもらう。第三に、その労働の状況に応じて、合理的な割合で一定の労働報酬を出している。多くの矯正プロジェクトは受刑者が今後どのように就職し、再び犯罪を犯さないかに重点をより置いている」
さらに「仕事に意欲のある受刑者は一定の報酬を得ることもでき、出所の際に受け取ることが可能だ。『サンデー・タイムズ』紙の記事を執筆したのは英国人元ジャーナリストのピーター・ハンフリー氏だが、彼は2013年から2015年まで、青浦刑務所に収容されていた」と述べた。
(青浦刑務所 李強所長)
「ピーター・ ハンフリー氏は私たちの刑務所で服役していたが、私の知る限り期間はそれほど長くはない、2年を超えてはいない。服役中はあまり目立った人物ではなく、もちろん比較的感情的な抵抗はあるほうだった、それについては私たちも理解している。私たちは、受刑者が判決について何か異なる意見がある場合でも、受刑者に対し報復などしない。判決に異議を唱える場合は、法廷に上訴するか告発することができる。受刑者はこれらの権利を保証されている」
運動型老人施設は日本の高齢者の間で人気
日本では、高齢者が食事をとったり、健康診断を受けたり、スポーツ娯楽もできるほか、夜に自宅で家族と時間を楽しむことができる、このような高齢者に運動サービスを提供する老人施設が人気を集めている。
高齢化が進む結果、こうした高齢者向けの在宅介護サービスは、日本社会から多く認められている。
ほとんどの老人施設はコミュニティに建てられており、通常、6〜7人の介護士が20人の高齢者を介護している。多くの高齢者が週に2、3回施設に来て、そこで食事管理とリハビリのトレーニングを受ける。
千葉のある老人施設は、近年来どのように発展してきたかの一例だ。ほとんどの養護施設が提供する従来のサービスとは違って、ここは運動サービスを提供する。
高齢者の平均年齢は81歳だが、毎日平均1〜2時間動いている。過去5年間で、約500人の高齢者が施設の提供する運動サービスを利用して自力で生活できるようになった。
8種類の運動器具の中で、保護ストラップ付きのトレッドミルが最も人気があるようだ。高齢者らは毎日少なくとも30分間、トレッドミルで運動すると要求している。
日本は20年近くの発展を経た後、4万3000箇所の老人施設を所有している。その業界は現在、人材不足を補うためにより多くの外国人介護職員を雇用している。
産業の標準化後、同国はアジア市場での機会をつかむことも目指している。
太原駆逐艦が中国東部の軍港から日本へ
中国人民解放軍(PLA)海軍の太原駆逐艦は7日、中国東部にある浙江省舟山市の軍港から出航し、日本で行われる国際艦隊観艦式に参加する。
指揮官が号令を出すと、艦載ヘリコプターと200人以上の水兵を乗せた艦艇は日本に向かった。
国際艦隊観艦式は、10月中旬に日本の海上自衛隊(MSDF)により相模湾沖で開催される。
中国、米国、英国、インド、オーストラリア、カナダ、シンガポールの7か国から10隊を超える艦隊がこの観艦式に参加する。
太原駆逐艦は国内が設計・生産した新型ミサイル駆逐艦であり、2018年12月に就役した。
軍事パレードに戦略攻撃編隊、新型ミサイル登場
中華人民共和国成立70周年祝賀式典が10月1日午前10時から北京の天安門広場で開催され、盛大な軍事パレードが行われた。
兵士編隊に続いて装備編隊が登場。陸上作戦・海上作戦・防空と迎撃ミサイル作戦・情報作戦・無人作戦・兵站保障・戦略攻撃など7つの分野32つの装備編隊が登場した。
戦略攻撃編隊では高度な戦略的攻撃兵器が披露され、弾道ミサイル「東風」の新型で、極超音速兵器を搭載する中距離弾道ミサイル「東風17(DF-17)」が初公開された。
また、対地攻撃力を持つ新型超音速巡航ミサイル「長剣100(DF-100)」が登場。他にも、核弾頭の搭載可能な 「東風26(DF-26)」、第2世代潜水艦発射遠距離弾道ミサイル「巨浪2(JL-2)」、中国独自開発による第2世代固体燃料大陸間戦略核ミサイル「東風31AG(DF-31AG)」、複数の弾頭を搭載でき核ミサイル攻撃と防衛の両方に優れた「東風5B(DF-5B)」も参加した。最後に登場したのは、中国の戦略的核戦力に重要な役割を果たす大陸間弾道核ミサイル「東風41(DF-41)」だった。
装備編隊に続いて、空中編隊が登場。先導機編隊・早期警戒指揮機編隊・海上巡回機編隊・輸送機編隊・支援保障機編隊・爆撃機編隊・給油機編隊・艦載機編隊・戦闘機編隊・陸軍航空隊編隊・教練機編隊と続いた。
建国70周年を祝う特別なライトショー、深センのビルを舞台に開催
中華人民共和国建国70周年を祝う特別なライトショーが、深セン市の高層ビル40棟以上を舞台に20日から始まり、人々は祖国への誇りと祝福を示している。
高さ600メートルの平安国際金融センターをはじめとする44棟のビルが、様々な明かりによって輝き、音楽とともに様々なフレーズや図柄を浮かび上がらせている。
5つのパートで構成されたショーのクライマックスは、高さ600メートルの金融センターと周囲43棟のビルが一体となって祖国へ最高の祝福を捧げる瞬間だ。「中国、愛してる」というメッセージが投影されると、観客からは歓声が上がった。
ライトショーは1晩3回、来月15日まで開催中。
四川省のパンダ基地、グレーの赤ちゃんを初公開
中国南西部の四川省成都市で18日、珍しいグレーの赤ちゃんパンダが初公開された。
今年6月5日に生まれたメスのパンダ「績笑」(ジーシャオ)は、他のパンダの赤ちゃんとは違う独特な毛の色で、観客を驚かせている。
外見だけではない、「績笑」独自のゆったりスタイルにも観光客は魅了されている。「績笑」は寝るのが大好き、観光客の関心など全くおかまいなしといった風情で、飼育員がミルクをあげようとしても、寝ることに夢中だ。寝て、ミルクを飲んでまた寝る、「績笑」はこんな日々を過ごしている。
太平洋を漂流する軽石の群れ、グレートバリアリーフの再生に期待
米マンハッタン島に匹敵する面積の海面に浮かんだ膨大な量の軽石が死滅危機に晒されているグレートバリアリーフを再生させる助けになるかもしれないと、専門家は期待を寄せている。
今年8月、南太平洋を航海していた夫婦がこれらの軽石を発見した。専門家は海底火山の噴火が軽石の形成原因だと見ている。現在軽石がオーストラリアの北東海岸に向かって漂流を続けている。
軽石は海洋生物の巣の役割を果たす。大量の軽石がオーストラリアに漂着すれば、軽石にすみ着いた海洋生物もそこにたどり着き、グレートバリアリーフに新たな希望をもたらすことができると見られている。
アジアインフラ投資銀行、新たにアフリカ3カ国承認で加盟100国・地域に
中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の第4回年次総会がルクセンブルクで開催され、13日に、ベナン、ジブチ、ルワンダ、アフリカ3カ国の加盟をAIIB理事会の全員一致で決定、承認した。これで加盟国・地域数は100に達した。
新たに承認された3カ国は、必要な国内手続を完了し、 第1回目の払込資本金を預け入れた後にAIIBの正式加盟国となる。
また、第4回年次総会でAIIBの理事会は、中国財政部の劉昆部長を理事長に選出した。
今回、加盟国・地域数が100に達したほか、承認済み融資総額は85億米ドルに増加した。劉昆氏は「AIIBは多国間発展システムの重要なメンバーとなった」と述べた。
劉昆氏は、AIIBが過去3年間で成し遂げた進歩を讃えた。AIIBは国連総会によって常任オブザーバーの地位を付与され、米ドル建ての世界債の発行、一連の重要な戦略および政策の策定などで進展を遂げたと述べた。
2019年のAIIB年次総会は、ルクセンブルクで12日から2日間にわたり開催された。アジア以外の場所での開催は初となり、加盟国のAIIB職員、代表およびパートナー機関の代表、財界トップ、専門家1000人以上が集まった。
「協調と連結性」をテーマに、アジアとヨーロッパの強力な協力関係が強調され、デジタルコネクティビティ、気候変動、持続可能なインフラ、循環型経済移行のための資金調達に焦点が当てられた。欧州安定メカニズム(ESM)と国際農業開発基金(IFAD)に対するAIIBの覚書の署名式も行われた。
習近平家族のプライバシー流出 24人に判決【希望の声ニュース】
チャンネル登録・いいね・コメントは、私どもにとって大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ライブリー中日(第一期)
ライブリー中日です
毎週みなさんに中国の最新のニュースをお伝えします
文化や経済、スポーツ、科学に環境、イベントなど盛りだくさん
日本で話題のニュースにもフォーカスします
今週の「ライブリー中日」まずは中国の文化関連のニュースからお届けします
●9月29日は「中秋節」、中秋節には恒例のCMG特别番租「中秋晚会」見逃せません
伝統文化んと先端技術の融合で見所がいっぱい、そのスクープ情報をご覧下さい
●技術に関するニュースはファーウェイの新機種情報などをお伝えします
中国は経済モデルの転換と質の高い発展への移行しつつあります
その中で外資系企業はどのようにビジネスチャンスを見出しているでしょうか
日系企業として最も早い段階から中国市場に参入したパナソニックの中国代表にインタビュー
●9月23日に浙江省の杭州で開幕する第19回アジア競技大会着々と準備が進んでいます
●可愛い動物たちの映像の届いています。パンダの子どもがカササギと追いかけっこする
一幕をカメラがとらえました
●東京の高架下スペースがさらに進化、ユニークな活用方法が話題となっています
習近平国家主席、2022年の新年挨拶を発表
Storyline
2022年に向けて、習近平国家主席は中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)とインターネットを通じて新年の挨拶を発表した。
習主席は挨拶の中で、以下のように述べた。
2022年が近づいている。私は北京から皆さんに新年の祝福を申し上げる。
この1年を振り返ると、非常に意義深い。われわれは党と国家の歴史において一里塚的意義を持つ大事を自ら経験した。「2つの百年」の奮闘目標の歴史が交わり、われわれは社会主義現代化国家を全面的に建設する新たな道のりを開始し、中華民族の偉大な復興を実現する道を堂々と行進している。
年の初めから終わりにかけて、農村、企業、町、学校、病院、軍隊、科学研究機関など、皆さんは1年間忙しく働き、尽力し、奉仕し、収穫した。過ぎ去った時間の中で、私たちが目にし、悟った中国は粘り強く、繁栄している中国である。ここには親しみやすい人民がいて、日進月歩の発展があり、永続して受け継がれる事業がある。
7月1日、われわれは中国共産党創立百周年を盛大に祝った。天安門の城楼に立って感慨深く、歴史の道のりに風雲激動し、中国共産党は何億何万の人民を率いて、ありとあらゆる困難と危険を乗り越えても志を変えず、百年の大きな党の壮大な情景を成就した。初心を忘れず、終始心得るべし。われわれは意気軒昂とし、熱心に行動してこそ、歴史に背かず、時代に背かず、人民に背かないことができる。
第19期6中全会では、党の第3の「歴史決議」を採択した。百年の成果は人を奮い立たせ、百年の経験は人を啓発する。かつて毛主席と黄炎培先生との「窯洞対(ヤオトンでの会話)」について話したことがある。私たちは勇敢に自己革命をしてこそ、歴史の主導権を勝ち取ることができる。中華民族の偉大な復興は、決して簡単に実現するものではなく、平穏無事であっという間にできるものでもない。われわれは常に未来思考を抱え、安危を案じて戦略的不動心と忍耐力を保ち、「広大をもって精緻を尽くす」ようにしなければならない。
大国の大きさもあれば重さもある。すべてのことはあくまで千万世帯のことだ。私は地方の何か所で調査研究をし、色々な状況を見たり聞いたりして、非常に啓発されて、いろいろと考えさせられた。皆さんの家を訪ねるたびに、「何か困ったことあるか」とよく尋ねたが、父兄・郷里の言葉はすべて心がけている。
皆さんの関心事は、必ず心がけている。皆さんの望むことなら、必ず実行を移す。私も田舎から出た者だ、貧困を肌で感じていた。代々努力を続けてきた結果、以前は貧しかった人々も今は、腹いっぱい食べ、暖かい服を着るようになり、学校も住宅もあり、医療保険もあるようになった。全面的な小康社会と貧困からの脱却は、わが党の人民への回答であり、世界への貢献でもある。皆さんがより良い生活を送れるように、私たちは目の前の成績に満足してはいけない。まだまだ先は長い。
黄河流域の安全確保は中国の人々にとって千年にわたる宿願だ。 近年、私は黄河上流・中流・下流域にある9つの省・自治区に足を運んできた。黄河や長江のような「母なる川」、青い波が光る青海湖、曲がりくねった雄大なヤールンザンボ川、南水北調という画期的なプロジェクト、塞罕壩(さいかんは)造林地の「緑の地図」、雲南省を北上したり南下したりするゾウの群れ、繁殖と大移動を繰り返すチベットカモシカなどなど。これらすべてが「人間が自然を大事にすれば、自然も人間を守ってくれる」ということを物語っている。
この1年間に誕生したたくさんの「中国の声」「中国の瞬間」「中国の物語」はまだ記憶に新しい。「党よ安心して、国を強くするために私はここにいる」という青春の誓い、「澄んだ愛、ただ中国のために」という心からの告白、「祝融」による火星探査、「羲和」による太陽探査、「天和」による宇宙の旅、情熱と勇気に溢れるアスリートたち、全国で展開されてきたパンデミックとの戦い、互いに支持し合い、家の再建に励む被災者たち、軍の強化と国を守る決意を示す人民解放軍と武装警察部隊の将兵たち......数え切れないほどの平凡な英雄たちが奮闘してきたことで、新しい時代に中国が力強く進むような激流がどんどん形成されていくのだ。
祖国は一貫して香港、マカオの繁栄と安定を気にかけてきた。心を合わせて助け合い、共に努力してこそ、「一国二制度」は安定的に遠くまで進むことができるのだ。祖国の完全なる統一の実現は、両岸同胞の共通の願いだ。すべての中華民族の人々が手を携えて前進し、中華民族の美しい未来を共に築くことを心から願っている。
私が海外の指導者や国際組織の責任者と電話やビデオを通じて話をした際に、彼らは中国の自国におけるコロナ対策と、世界の感染症対策への貢献を幾度も称賛した。中国は現在までに累計120以上の国および国際機関に20億回分の新型コロナワクチンを提供している。世界各国が風雨を共にし、団結・協力することでこそ、人類運命共同体構築の新たな一章を綴ることができるのだ。
あと1か月余りで、北京冬季五輪・パラリンピックが開幕する。より多くの人をウィンタースポーツに参加させることは、オリンピック運動のキーポイントでもある。私たちは誠意を尽くして世界のためにオリンピックの盛大な大会を捧げる。世界は中国に期待し、中国は準備を整えている。
もうすぐ新年の鐘が鳴る。われわれの3人の宇宙飛行士は広大な宇宙空間に「出張」している。海外の同胞は今も懸命に働いている。大使館・領事館、中国系企業などの海外駐在員と多くの留学生は今も勇敢に守り続けており、多くの夢追い人が奮闘して貢献している。皆様、お疲れ様だった。皆様に、新年のご挨拶を心から申し上げる。
一緒に未来へ向かおう。国と人民の安泰を祈る!
習近平国家主席、2021年の新年挨拶を発表
新年を前に、習近平国家主席は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)とインターネットを通して、2021年新年のあいさつを発表した。全文は以下の通り。
同志の皆さん、友人の皆さん
2021年の足音が近づく中、ここ北京から新年に向けた祝福を申し上げます!
2020年は実に非凡な1年でした。突如発生した新型コロナウイルス感染症の流行を前に、私たちは人民至上と生命至上の理念をもって人類の大いなる愛を体現し、一致団結して困難に立ち向かい、感染症に辛抱強く対抗してきました。共に困難を克服する日々の中には、危地へと逆行して遠征する勇壮な姿や、根気強い不屈の守り、艱難辛苦を共にする責任感と犠牲を恐れぬ勇敢さ、互いに見守り助け合う感動もありました。白衣の天使も人民の兵士も、科学研究者も社区(コミュニティ)のスタッフも、ボランティアの人々も各種プロジェクトに携わる人々も、そして古希を迎えた高齢者から1990年代や2000年代以降に生まれた青年たちまで、多くの人々がその人生をもって使命に赴き、真摯なる愛をもって尊い命を守り、水の一滴の力を集めることで偉大な力へと変え、生命を守る金城鉄壁を構築しました。顧みることなく前進した一人一人の後ろ姿、心と手で繋げた一つ一つのリレー、深い感動を与えた一幕一幕の場面、感染症との偉大な闘いの精神を生き生きと示しました。平凡から成し遂げられた偉大な成果です。英雄は人民の中にこそいます。全ての人がみな素晴らしい!全ての感染者にお見舞いの意を表します!全ての非凡なる英雄たちに敬意を表します!私は、偉大なる祖国と人民を誇りに思い、絶えず自らを高めんとする民族精神を誇りに思います!
艱難を前に気力は現れ、錬磨を経てこそ玉は成る。私たちは感染症の影響を克服し、感染の予防・抑制における統一的計画と経済・社会発展の面で重要な成果を得ました。「第13次五カ年計画」が円満に終わり、「第14次五カ年計画」が全面的に打ち立てられました。新たな発展構造の構築が加速し、質の高い発展が深く実施されています。我が国は主要経済体の中において一足先にプラス成長を実現させ、2020年の国内総生産(GDP)は100兆元の新たな大台に上がる見込みです。食糧生産については17年連続で豊作が実現しました。火星探査機「天問1号」、月探査機「嫦娥5号」、有人潜水艇「奮闘者」号など科学探査においても重要な突破を実現させました。また、海南自由貿易港の建設が力強く展開されています。一方で、私たちは深刻な洪水災害に立ち向かい、軍と民間の多くの人々が苦難を恐れず、心を一つに洪水に対応して救助を行い、努力を通して損失を最低限に押さえ込みました。私が13の省・自治区・直轄市を視察した際に目の当たりにしたのは、皆が感染の予防・抑制措置をきめ細かく着実に実施しつつ、一刻を争って生産や操業を再開させ、革新と創造に全力で取り組み、「神州の大地」が自信、自強、柔軟さに満ち、寸刻を惜しんで取り組む生気に溢れる光景です。
2020年は、全面的な小康社会の建設において偉大かつ歴史的な成果を得て、貧困脱却の堅塁攻略戦において決定的な勝利を収めた年でした。私たちは「深刻な貧困の砦」に総攻撃を仕掛け、「最も硬い骨(最も困難な課題)」を噛み砕きました。8年を経て、現行基準における農村貧困人口1億人が全て貧困から脱却し、832の貧困県から「貧困」のレッテルが全て取り除かれました。ここ数年間で私は全国の14の広域特殊貧困地域を訪れました。村人たちの「愚公、山を移す(実直で並外れた根気強さ)」ようなやる気、多くの貧困扶助幹部らの心血を注ぐ貢献が今でも時折脳裏に浮かび上がります。私たちは青山に咬定して放松せず(立てた志をしっかりと定着させ)、地に足をつけて踏ん張り、壮大で美しい村おこしの絵巻を描きあげるよう努め、共に裕福になるという目標に向かって安定的に前進していかなければなりません。
今年、私たちは深センなどの経済特区設立40周年、上海浦東開発開放30周年を盛大に祝いました。春潮湧き起こる南海の渚、きらびやかで美しく変化に富んだ黄浦江の辺に身を置くと、万感の思いに至ります。他者に先行し、先駆けて実験を行った地域が、今や模範となり引率者となり、革新の模索はイノベーションを駆動力とする段階へと進展しました。改革開放が発展の奇跡を生み出しました。今後はより大きな気迫をもって改革を深化させ、開放を拡大し、より多くの「春の物語」を綴っていきます。
「大道は孤独にあらず、天下は一つの家である」。風雨にさらされた一年を経て、私たちはいかなる時よりも人類運命共同体の意義を深く感じています。私は国際上で新たな友人とも古き友人とも多くの対話を行い、多くのクラウド会議に出席しました。その中で最も話題に上がったのは、心を合わせて助け合い、団結して感染症に立ち向かうことです。感染症の予防・抑制の道のりは長く、その任務は重いものです。世界各国の人民が手を携えて、風雨の中を共にし、感染症という名の「暗雲」をいち早く散らせ、より美しい地球の建設に努めなければなりません。
2021年は中国共産党成立100周年に当たる年です。百年の道のりは波乱万丈で、百年にわたる初心は月日が経つにつれて新鮮に感じられます。上海の石庫門から浙江省嘉興の南湖に、一隻の小さな赤い船が人民の重任、民族の希望を乗せ、急流や早瀬を乗り越え、荒波を抜けて、中国を安定的に遠くまで導く巨大な船にまで成長しました。「千秋偉業」を胸に、百年目の風采を解き放ちます。私たちは人民を中心に、初心を忘れず、使命を心に刻み、風に乗り波を切り、帆を上げて遠方を目指すことを堅持し、中華民族の偉大なる復興を必ずや実現させます。
「二つの百年」という歴史的岐路に立ち、全面的な社会主義現代化国家建設の新たな道のりが幕を開けようとしています。道のりは長くとも、奮闘あるのみ。私たちは奮闘を通して、イバラの道を切り開き、多くの山や谷を乗り越えてきました。私たちは引き続き奮闘し、勇ましく前進し、より輝かしい未来を作り上げなければなりません!
街に明かりが灯る今この頃は、家族団らんの時でもあります。新年の到来を前に、山河が美しくあることと、国民の安泰を祈るばかりです!皆さんの新たな一年が順風満帆で、吉祥と幸福に満ちたものとなることをお祈り申し上げます!
ありがとうございました!
深刻な汚染から美しい場所へと変貌を遂げた安徽省の「薛家洼生態園」
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は19日、安徽省の馬鞍山市を訪ねた際、長江の生態環境を修復する上で、中国の進歩の一例となる「薛家洼生態園」を視察した。
長江の東岸に位置し、敷地面積65.7ヘクタールの「薛家洼生態園」は、かつて深刻な環境問題にさらされていた。
この地域には、3つの違法な埠頭、7つの環境汚染企業、1つの廃棄物場、2つの養禽場、96の老朽化した住宅があった。さらに、223隻の漁民作業船や住家船が、汚染された異臭を放つ水域に停泊していた。
長江の大規模発展ではなく環境を保護することこそが、近年の中国の河川発展戦略の重点となっている。
2019年の総合的な生態環境整備を経て、現在の「薛家窪生態園」は、エコとレジャーそして科学的かつ文化的な体験ができる場となった。
中国初「デジタル銀行カード」発行
中国で初となるデジタル銀行カードが15日に発行された。
このデジタル銀行カードは、中国の銀行間決済ネットワーク「銀聯(ぎんれん)」と、ネット銀行「百信銀行」、インターネット検索最大手「百度(バイドゥ)」の共同発行。デビットカードとクレジットカードの機能を兼ね備えており、初期設定の利用限度額は5万元以内となっている。
<百信銀行頭取補佐 徐磊氏>
「百度(バイドゥ)のアプリで管理できるので、銀行カードを紛失する心配もなく、いつでもどこでもアプリを通して操作することができる」
物理的なカードではなく、完全にデジタルネットワーク上に存在するものなので、セキュリティ面でも、より多くの予防措置が取られている。
<百信銀行頭取補佐 徐磊氏>
「パスワード、メール通知など一般的な手段に加えて、強力な不正防止システムが設置されている。ユーザーの使用習慣とパフォーマンスによって、もし異常が発生した場合はアカウントが凍結される」
口座開設なども全部オンラインで完結する。ただ、現金が必要になった場合は銀行の窓口で引き出す必要がある。
中国人民銀行「人民元は国際通貨システムの中で安定した地位を維持」
中国人民銀行(PBOC)は14日、「人民元の国際化に関する年次報告書」を発表し、人民元は国際通貨システムの中で安定した地位を維持していると表明した。
報告書によると、人民元の国際化は前向きに進んでおり、クロスボーダー使用が迅速に増えている。2019年、人民元のクロスボーダー受払額は前年比24%増となった。
人民元は国際通貨基金(IMF)加盟国が保有する準備資産の通貨構成の中で5位を占め、2016年よりも0.88%ポイント高くなった。
一方、国際外国為替取引における人民元の市場シェアも2016年より0.3ポイント上昇した。
人民元の支払い機能は絶えず強化され、国際通貨システムの中で安定した地位を維持している。
中国のキーワードを習おう その4「人民至上、生命至上」
2020年、突如発生した新型コロナウイルス感染症は中国の経済と社会発展に厳しい試練をもたらした。感染封じ込めの重要な時期に、習近平国家主席は自ら指揮し、対策を講じ、終始「人民の生命を第一に考える」という核心的な原則を堅持してきた。
感染症の流行が最も深刻な時であっても、習主席が5月の第13期全国人民代表大会(全人代)第3回会議で述べたように、人民の生命を何よりも優先に考え、最も大切にするという明確な目標と協調的な努力が一貫してとられてきた。
<習主席>
「中国共産党の基礎は人民にあり、血脈も人民にある。人民を中心とする発展理念を堅持し、どれだけ大きな試練と圧力に直面しても、どれだけ大きな代価を払おうとしても、この理念は終始変わらず、揺らぐことはない。人民至上(人民を第一に)、生命至上(人民の生命を第一に)、人民の生命、安全、健康を守るためなら、一切の代価を惜しまない」
「人民至上」の理念は悠久の歴史があり、中華文化に根差している。古典書籍の『淮南子』(紀元前2世紀)には「治国有常、而利民為本(国を治める上で変わらないルールがある、根本的に人民に幸福をもたらさなければならない)」という言葉がある。
五経の一つで古代中国の政治哲学の古典『書経』(『尚書』)には、「民惟邦本、本固邦寧(人民は国の根本であり、根本が強固なものであれば、国は安定する)」という言葉がある。
今日の中国人民は、政府はまさにこれを成し遂げているとし、危機の時に人民を第一に考えていると言っている。
ある北京市民は「病人を待たせず、一人一人の治療を急ぎ、一人一人の命を大事にするという理念は『人民至上』を十分に物語っている」と話した。
中国在住の外国人は「北京政府の感染第2波への対応を目の当たりにした。迅速に対応したことが印象深かった」と話した。
中国共産党中央党学校国家行政学院の戴焔軍教授は「中国共産党は成立した日から、中国人民の利益の忠実な代表者となっている。われわれの各業界には一つの理念がある。それは、『人民至上』である」と述べている。
中国は人民の命の安全や身体の健康のためなら、いかなる代価をも惜しまない。新型コロナウイルスの感染爆発時の対応が証明している。最も重要なときに、全国各地と軍隊から346の医療チーム、計4万2600人の医療従事者が中国国内で最も深刻だった湖北省に赴いて支援した。中国トップとされる「院士」が率いる10のトップ医療チームが感染症対応の最前線で戦った。重症の集中治療に携わる全国の主力医療従事者の10%近くが相次いで最前線に立ち、新生児から高齢者まで、全ての命を全力で治療し、一人一人の命を必死に守った。
新型コロナウイルスから完治した湖北省の翟万芳氏(87)は「医師も看護師も栄養士もみんな、とても親切でよく面倒を見てくれて、懸命に治療してくれた。皆さんのおかげで具合はだいぶよくなった」と述べた。
翟氏の回復は習主席にも深い印象を残した。5月に開催された全人代で、習主席は翟氏の医師である羅傑氏に次のように語った。
「羅医師が87歳の感染者を治療する様子をテレビで見た。当時は十数人の医療従事者がいたよね。その感染者のために特別な医療チームを作り、最終的に完治という成果をあげたことに感銘を受けた」・・・・・・
中国外交部、「米TikTok禁止令は全く恥知らずな強盗行為だ」
中国外交部の楽玉成副部長は11日のインタービューで、米政府が中国の人気動画投稿アプリ「TikTok」の米国内での使用を禁止し、米マイクロソフトに買収されても米政府に賠償金を支払うべきだと要請したのはまったく恥知らずで、まるで「白昼の強奪」のようなロジックと手法だとした。
楽副部長は11日、中国のオンラインサイト「観察者網」のインタービューで、TikTok規制問題について、「TikTokは米国のいかなる法律にも違反していないし、米国の国家安全面での脅威にもなっていない」と中国側の立場を再度表明した。
楽副部長はまた、次のように述べた。
米行政機関は根拠なしに、単なる推測でTikTokへの禁止措置を取っている。
TikTokは1年間にわたって米側と交渉してきた。米側の要求を満たすべく米側管理チームを作り、米側のユーザーデータを米国内とシンガポールで保管し、レビューポリシーとアルゴリズムのソースコードを公開。1500人の米国人従業員を雇った上に、さらに1万のポストを提供するなど大きく妥協した。それでも排除を免れることはできなかった。
米側がなぜTikTok禁止令を出したかというと、ただ単に中国の企業だからだ。
国際社会は、米側による極めて恥知らずな略奪と強盗行為に軽蔑の眼差しを向けている。
楽副部長は一方で中米関係については、両国が開放的な意思疎通を深め、相互協力に焦点を当て、意見の相違を適切に対処するよう呼びかけた。
全人代常務委員会、香港特区第6期立法会の任期延長の決定を採択
第13期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第21回会議は11日、「香港特別行政区第6期立法会の職責履行の継続に関する全人代常務委員会の決定」を採択した。
決定に基づき、2020年9月30日以降も香港特別行政区第6期立法会は少なくとも1年、香港特別行政区第7期立法会の任期が始まるまで職責履行を継続する。香港特別行政区第7期立法会は法に基づく発足後、任期はこれまで通り4年となる。
香港特別行政区の林鄭月娥行政長官は7月28日、香港の新型コロナウイルス感染症の厳しい状況に対応して、香港特別行政区第7期立法会選挙を延期することを中央政府に提出。国務院は8日、第13期全人代常務委員会に対し、常務委員会の第21回会議で、香港特別行政区第6期立法会の運行継続に関する決議案を審議することを要請した。
林鄭月娥行政長官は行政会議と共に、9月6日に予定されていた香港の立法会の議員選挙が延期され香港特別行政区第7期立法会選挙を1年延期することを決定し、選挙の延期で生じる立法機関の空白問題について、全人代常務委員会が対応を決定するよう中央政府に求めた。これを受けて、国務院は7月29日「香港特別行政区『緊急状況規則条例』に基づいて下した立法会選挙延期の決定は、堅固な法的根拠があり、香港の感染症対応の実情にも合致している」と中央政府が関連決定を支持する姿勢を林鄭月娥行政長官に示した。
国務院は「立法会選挙を延期する決定は香港特別行政区政府の治安と選挙の公正・公平を維持するのに役立ち、憲法及び香港地区基本法の規定と原則に合致する、必要かつ適切なことだ」と表明した。
国務院はまた「全人代常務委員会が法に基づき立法会選挙の延期の関連事項を適時に決定することは、香港特別行政区の憲政制度秩序と法治秩序を維持し、香港特別行政区政府の正常な施政と社会の正常な運行を確保するために非常に重要だ」としている。
無人航空機が100匹以上の入浴中のチベットカモシカの群れを捕らえた
中国南西部のチベット自治区にあるチャンタン(羌塘) 自然保護区の科学調査に使用された電動ソーラードローンが、100匹以上のチベットカモシカが群れをなして入浴するのを捕らえた。
2013年以来、この保護区で行われた野生動物と生息地保護に関する調査の第10回目の今回の調査で、研究者たちは、6万匹を超えるチベットカモシカの大移動を発見した。これは、研究者がアジア最大の陸上野生動物保護区で目にしたこれまでに最大のチベットカモシカの群れだ。
研究者によると、入浴は体温を下げ、寄生虫を取り除くのに役立つため、チベットカモシカの健康にとって不可欠だ。
チベットカモシカは中国国家一級重点保護野生動物として知られている。2016年に国際自然保護連合(IUCN)レッドリストで「絶滅危惧種」から「準絶滅危惧種」に再分類されたが、中国では慎重に保護されている。
毎年、チベットカモシカの群れは、繁殖に適した条件のある場所に移動し、その後幼い赤ちゃんを連れて生息地に戻る。
劉駐英中国大使「英国のファーウェイ禁止は発展チャンスと未来を拒否」
中国の劉暁明駐英大使は4日、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューに応じ、英国のファーウェイ排除について「後ろ向きの決定だ」として再考を求め「ファーウェイの排除は、英国の発展のチャンスと未来を拒否することになる」と示した。
英政府は7月に、2020年12月31日から、中国の通信機器最大手ファーウェイ(華為技術)製の5G機器の新規購入を禁止し、2027年までにファーウェイ製品を5Gの通信網から排除すると発表した。
劉大使は、ファーウェイに対する英国の態度は、実際に英国が中国をどのように見ているか、発展のチャンスかそれとも脅威なのかを反映しているとし、英国は明らかな外圧、特に米国からの圧力を受けていると述べた。
劉大使はまた、ファーウェイを排除することは発展のチャンスを拒否することだとして、英国には改めて、5G建設における自らの決定と利益について徹底的に検討するよう求めた。
<劉暁明駐英中国大使>
「ファーウェイは周知のように、5G分野をリードしており、英国にとってファーウェイとの協力を拒否することは、5G分野において主導的役割を果たすことを拒否するということになる。5Gが第4次産業革命の象徴的なインフラ構築になっている中で、英国が落伍者になる可能性は高い」
劉大使は、英国がファーウェイを排除することは、発展のチャンス拒否することになるとみている。
<劉暁明駐英中国大使>
「中国企業との協力を拒否することは、中国の発展による『配当金』を分かち合うことを拒否することだと思う。英国がファーウェイを排除すれば、英国の5G建設は2、3年遅れることが見込まれる。英首相は、2025年までに5Gフルカバレッジを実現するとの壮大な計画を打ち出しており、私は常にファーウェイがこの目標の実現を後押しできると英国民に伝えている。しかし5G建設を2、3年遅らせると何が起こるかわからないし、コストがかさむことにもなる」
劉大使は、5G技術は将来的に重要な役割を果たし、英国のファーウェイ排除は明るい未来を拒むことも同然だとした。
<劉暁明駐英中国大使>
「5Gは電気通信だけでなく、スマートシティやスマート医療など、将来の生活のあらゆる面をカバーする。今回、湖北省の新型コロナとの戦いにおいて5Gがいかに重要な役割を果たしたか、遠隔診療や仮設病院に対する全面的カバー、特に医療スタッフの安全確保における重要性がわかる」
劉大使はさらに、英政府によるファーウェイ禁止令が発表された日は、ファーウェイや中英関係にとって暗然たる一日であり、英国にとっても国の信用と発展の未来が傷つく陰鬱な一日になったと指摘した。
台風4号が浙江省に上陸 暴風雨に厳重警戒
中国中央気象台によると、台風4号(ハグピート)は4日の早朝、中国東部の浙江省に上陸し、大雨をもたらした。
午前3時半、台風4号は温州市にある楽清市の沿岸地域に上陸。中心付近の最大風速は38メートル/秒だった。
台風の接近に伴って浙江省と福建省で非常に激しい雨に見舞われた。東海の西部と南部、釣魚島の近く、揚子江河口、杭州湾、ならびに浙江省と福建省北東部の沿岸地域では強風をともなう激しい雨になる恐れがあるとの警報が出された。
中央気象台は3日午後6時に、台風警戒レベルを黄色から一段引き上げたオレンジ色とし、4日朝6時に再び警報を更新した。台風の警戒レベルは藍色、黄色、オレンジ色、紅色に分けられ、それぞれ情報、注意報、警報、特別警報に相当する。
台風4号は浙江省に上陸後に北上、中心付近の風速は徐々に弱まる傾向にある。4日の夜には浙江省を離れ、5日には江蘇省北部を経由して黄海西部へ、その後、朝鮮半島西部に向かうと予測されている。
3日の20時までに、浙江省では38万1375人が避難した。福建省では一部の鉄道サービスと建設作業が中止となり、船舶は陸上に避難、近くの住民も避難した。
【中国ニュース】 8月1日(月)
主な内容:
・中国のテーマパックに賑わい戻る
・映画館再開 2週間にで振興収入2億元に
・習主席 北斗3号の運用開始を宣言
・国家営健委 専門家チームを香港に発遣
将兵への温かい関心を寄せている最高司令官
中国共産党第18回全国代表大会以来、習近平国家主席は何度も中国人民解放軍の末端部隊を視察し、将兵への温かい関心を寄せている。
中国人民解放軍創設記念日(「建軍節」)にあたる今年の8月1日を前に、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は中国吉林省の省都長春市にある空軍航空大学を訪れた。
習主席はその際、訓練場で学生らと親しく言葉を交わし、強い軍隊建設のために引き続き努力を重ねて、更なる成績を収めるよう励ました。
<習主席>
「訓練と競争の期間もあって、今はまさに貴重な時期なのだ。時間を大切にしなければならない。みなさんを大切にし、守るべきだ。パイロットの育成には党と国民の期待が込められている。強い軍隊の建設にとってみなさんが希望なのだ」
春節前の部隊視察は、習主席の毎年恒例のスケジュールになっている。
2020年春節を前に、習主席は雲南省駐屯部隊を視察し、国境警備の最前線を訪れ、将兵を慰問した。
<習主席>
「ご苦労さん。党中央、中央軍事委員会を代表して、諸君に心からの挨拶と新年の祝福を送る」
習主席は2019年春節を控え、北京衛戍区を訪れ、基層分隊・小隊や歩哨所を視察、部隊の将兵を親しく慰問し、党中央と中央軍事委員会を代表して、人民解放軍と武装警察部隊の将兵、民兵予備役部隊隊員の全員に心からのあいさつと新年の祝福を送った。
2014年1月、習主席はマイナス30℃以下の厳しい寒さの中、内モンゴル軍区の国境警備部隊を訪れ、国境を守る将兵らを慰問した。
習主席は作戦能力の向上を指示すると同時に、兵士らに対する細心の配慮をしなければならないと繰り返し強調した。
93周年~中国人民解放軍の実績
ようこそ「ロバート・ローレンス・クーンの注目」へ
中国人民解放軍創設93周年に際し過去1年の実績を振り返る
たかが4分でこの豊富多彩なストーリーをどう伝えれば良いのか
私は主として2つのことを話したい
一つ目は今年1月 中国海軍最大かつ最先端の
艦艇・南昌号ミサイル駆逐艦が就役したこと
二つ目は今年2月 中国人民解放軍が新型コロナ感染症との闘いに
迅速に動員されたことだった
専門家によると
南昌号ミサイル駆逐艦は中国初の1万トン級の055型駆逐艦で
中国海軍最強の水上作戦艦艇(空母を除く)でもある
第3世代から第4世代へのまい進を意味し
幅広い場面で運用できる
戦闘グループの空母に随伴できる上
幅広いミッション遂行も可能である
艦内の武器システムは112の垂直発射ミサイルシステムからなり
地対空ミサイル 対艦ミサイル
陸上攻撃ミサイルと対潜ミサイルを発射できる
オブザーバーは 南昌号ミサイル駆逐艦の就役は
主権の安全と海外での利益を守るという
中国の「深海戦略」を具現化したものだと見ている
習近平国家主席が率いる中国の指導陣は
新型コロナウイルスが人から人へ感染することを知ってから
1月20日 習総書記が感染症の予防と抑制について
中央政治局に指示を出した後
武漢が都市封鎖に踏み切った
人民解放軍は呼びかけに応じて
感染症との苦しい闘いの中で責任を担い
すぐに前線に先鋭部隊を派遣した
共同後方支援部隊は人民解放軍の5つの戦区総病院に
必要な物資の供給に当たり
16種類の医療・防疫物資の仕入れ
安定した生産と供給ルートの構築をやり遂げた
人民解放軍中部戦区総病院は
武漢の2病院に医師66人を直ちに派遣した
人民解放軍の医療従事者450人が
3つの地点から武漢に向かった
3つの戦区総病院は武漢に医療設備を提供し
中には20万枚のマスクと1万セットの防護服が含まれていた
人民解放軍は医療従事者950人を感染症と闘う第一線に派遣した
派遣要員の一部はSARSやエボラ出血熱と闘う経験を有する
これら950人の医療従事者は5つの戦区総病院から派遣されている
彼らは高速鉄道 バス 航空機
(人民解放軍の大型輸送機「運―20」を含む)などで武漢入りした
病床数1千床の火神山病院は10日間で建設された
その管理は人民解放軍医療チームに任されていた
1400人の医療従事者がここで勤務し
うち 950人が解放軍病院から
450人は解放軍医科大学からそれぞれ派遣されていた
2月中旬 人民解放軍は全国19都市から全軍各軍種の医療従事者2600人を動員した
武漢には合計4千人あまりの軍医が派遣され
おびただしい量の医療物資も運び込まれた
その全てが 約2ヶ月も続いた
感染症との闘いに対処するためのものだった
3月上旬までに 人民解放軍は輸送機延べ30回を出動させ
全国から軍隊の医療従事者と物資を武漢に空輸した
130台の軍用トラックからなる輸送支援チームも派遣され
感染地域の住民に生活必需品を輸送していた
中国・成都の米国総領事館が閉鎖、米国旗外される
中国政府が閉鎖を求めていた四川省成都市の米国総領事館は、27日朝6時18分、領事館正門前に掲げられていた米国旗が外され、閉鎖された。
米国がテキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を決定したことを受けて、中国外交部は24日、在中米国大使館に、成都市での総領事館設置及び業務の承認を撤回する決定を通知したと表明し、同総領事館のすべての業務と行事の停止に関する要求を行ったとした。
閉鎖を求められた在成都米国総領事館では26日、大型バスなど複数の車両や人員が出入りするのが確認された。
米国は21日に突然「アメリカの知的財産と個人情報を保護する」として、ヒューストンにある中国総領事館に閉鎖を要求した。
習主席、「建軍節」を控え人民解放軍に祝賀の意
吉林省を視察中の習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は23日午前、長春市にある空軍航空大学を訪れた。
中国共産党によって設立された最初の航空学校の訓練場で学生らと交流し学校側からの説明を聞き取った習主席は、間もなく迎える8月1日の中国人民解放軍創建記念日ちなみ、党中央と中央軍事委員会を代表し、大学の教職員と大学生、そしてすべての人民解放軍の指揮官と戦闘員、武装警察部隊の士官と兵士、民兵予備役者らに祝賀の意を伝えた。
習主席はまた、重要講話で「新時代の党の強軍思想や軍事戦略方針、軍事教育方針を貫徹し、改革とイノベーションを深化させ、絶えず大学運営や教育レベルを向上させて学校の建設と発展の新しい局面を切り開いていくべきだ」と強調した。
吉林視察の習主席「中国統治の礎、コミュニティの要は共産党の指導強化」
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は23日午後、吉林省長春市寛城区団山町にある長山花園コミュニティの党員群衆活動センターを訪れ、草の根社会の統治状況を視察した。また、コミュニティに依拠して建設された吉林長春コミュニティ幹部学院にも訪れた。
<習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席>
「草の根組織は中国のガバナンス体系建設の礎だ。強固な土台がなければ、全体が崩れかねない。この礎をいかに固めるか。コミュニティの管理・ガバナンスをしっかりと行うことだ。コミュニティの建設を強化しなければならない、弱めることがあってはならない。コミュニティの要は何か、党の指導強化であり、党組織の強化・継続・革新によって、草の根の作業をしっかりと行うことだ。こうしてこそ、どんな荒波に揉まれても冷静に大局を把握することができるのだ」
吉林省視察の習主席、新卒生の就職サポートを強調
23日午後、習近平国家主席は中国第一汽車集団有限公司研究開発総院を訪れ、同社の新技術の研究・開発状況を視察した。習主席は卒業したばかりの若手と対面し、どの学校を卒業したかや、この職を得たことに満足しているか、収入などを尋ねた。一汽集団の責任者によると、今年は新卒者1115人を採用した。
習主席は、「今年の新卒者の就職は、新型コロナの影響で困難に直面している。しかし、党も政府も全力を尽くして、それを今年の経済活動かつ民生問題解決での最重要課題とし、大学卒業生たちが就職できるように努力している。大学生たちも職業選択観を正さなければならない。自分の居場所を見つけて地道に働き、自分の人生の理想を実現していくべきだ」と述べた。