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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その141 「銀河帝国28-帝国領侵攻3」
宇宙暦796年/帝国暦487年8月、フェザーンの自治領主より同盟軍の大侵攻の準備が進行中と知らされた帝国は、その対応の必要に迫られていた。帝国の国務尚書リヒテンラーデ候はこの件の対策を財務尚書のゲルラッハ子爵に相談する。ゲルラッハ子爵は、表面上は金髪の孺子ことローエングラム伯を批判しつつも、ローエングラム伯に同盟軍討伐の勅命が下るようにリヒテンラーデ候に進言する。ただゲルラッハ子爵にとっては、討伐の勅令がローエングラム伯に下るとしても、討伐が成功するか否かは関係ないことだった。
同盟軍迎撃の勅命を受けることになるローエングラム伯は、自身の元帥府に登用した提督たちを集め、同盟軍迎撃の方法を協議する。初め提督たちは、イゼルローン回廊出口に縦深陣を構築して、同盟軍を帝国領に侵入させずに、帝国への侵攻を断念させる案を提示する。しかしこの案は、この機会に同盟軍を徹底的に叩きたいローエングラム伯はこの案を却下する。同盟軍を徹底的に叩くためには、同盟の遠征軍を全て帝国領に侵入させる必要があった。しかし、ただ帝国領に侵入させるだけでは、有人星系が占領されて、さらに防御が固められ、攻略が困難になる可能性があった。そうさせないために、オーベルシュタイン参謀長が発案してローエングラム伯が承認した「焦土作戦」を行うことになった。イゼルローン回廊出口付近の有人星系から食料や物資などを全て接収する。専制政治の圧政に苦しむ民衆の解放と救済を大義とする同盟軍は、食料を持たない民衆に食料を供与する必要があった。占領地の拡大に伴い、現地の同盟軍は本国からの物資の補給を必要としていた。大量の物資を必要となった時、帝国軍は同盟軍の補給線を切断する。食料などの物資の補給を絶たれた同盟軍は、食料の不足から自らの生命を保つため、逆に現地の民衆から略奪を始める。軍隊対民衆となれば、軍が一方的に民衆を弾圧する事になる。こうして同盟軍が弾圧に狂奔して混乱している時に、帝国軍が反撃して勝つことは容易になると思われた。また、ローエングラム伯の名で食料を民衆に供与することで、ローエングラム伯の声望が上がることも期待できた。こうして民衆を利用して勝つことにキルヒアイス提督はよく思わないと思われたが、口に出しては何も言わなかった。しかし、ローエングラム伯とキルヒアイス提督との中にヒビが入り始めたのは、この時からかもしれなかった。
第001話 sm33175734
第142話 後日公開予定
第140話 sm35649246
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その140 「フェザーン自治領2-帝国領侵攻2」
宇宙暦796年/帝国暦487年8月、惑星フェザーンの某所でフェザーンの自治領主(ランデスヘル)のアドリアン・ルビンスキーと帝国の高等弁務官のレムシャイド伯が密会する。そこでルビンスキーはレムシャイド伯に、同盟が3000万人以上動員して、帝国領を侵攻する計画が進行中であることを打ち明ける。フェザーンとしては前回、同盟軍がイゼルローン要塞を奪取したことによって、同盟側に傾いた軍事バランスを、帝国側に勝たせることによって補正する事を意図したものであった。レムシャイド伯は話を聞いた後、自身のオフィスに戻り、帝国へ急報を送った。
レムシャイド伯から急報を受けた、帝国の国務尚書リヒテンラーデ候はこの件の対策を財務尚書のゲルラッハ子爵に相談する。ゲルラッハ子爵は、表面上は金髪の孺子ことローエングラム伯を批判しつつも、ローエングラム伯に同盟軍討伐の勅命が下るようにリヒテンラーデ候を誘導する。ゲルラッハ子爵は孺子の力が必要なうちは利用して、必要が無くなればいつでも処理出来ると考えていた。
国務尚書より討伐の内命があったローエングラム伯は、自身の元帥府に自分が登用した提督たちを招集する。ローエングラム伯は麾下の提督達に同盟軍に対してどう対応するかを問う。ミッターマイヤー、ロイエンタールなどは、イゼルローン回廊出口に縦深陣で布陣して迎撃することを提案するが、この機会に同盟軍を徹底的に叩きたいローエングラム伯の意に沿わないものであった。
第001話 sm33175734
第141話 sm35749866
第139話 sm35649246
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その135 「自由惑星同盟20-自由惑星同盟最高評議会最終」
帝国暦487年/宇宙暦796年7月終わり頃、ヤン・ウェンリー達は三月兎亭で会食を行い。ヤンとユリアンは無人タクシーで帰宅をする事にした。自分の官舎に向かう向かっていた無人タクシーが急停止した。周りの他の地上車も全て止まっている。この頃地上車(自動車)は、完全な自動運転を実現していた。自動運転は中央管制のコンピュータが集中的に管理するのがメインであった。中央管制のオペレータの人為的ミスによって地上車は止まってしまった。これは、30代、40代ベテラン技術者が極端に不足しているのが大きな要因であった。戦争によって社会を支える人材が極端に不足していて、同盟の社会構造の維持が困難になっていた。ヤンは徒歩でユリアンとで帰ると宣言して歩き出したがユリアンがついてこない、歩くのが嫌なのかといかぶるヤンであったが、歩く方向が逆であったのであった。
宇宙暦796年8月6日、自由惑星同盟最高評議会が開かれる。この日の議題に、軍部から提出された帝国への出兵案が審議された。出兵に反対であった、財務委員長のジョアン・レベロと、人的資源委員長のホワン・ルイは、財政と人的資源の現状が出兵に耐えられないとして、イゼルローン要塞を確保したからには、同盟本土への攻撃は避けられるとして、その間に民力の回復を図るべきと主張した。また帝国の同盟への侵攻の拠点を失ったからには、終戦は難しいとしても休戦には持ち込めるのでないかと主張した。これに対して情報交通委員長のコーネリア・ウィンザーは、悪の総本山たる銀河帝国を打倒するのは我々の義務であり、例え全市民が死に絶えてもなすべきだと主張した。議長のサンフォードは、評議会の支持率が下がり続けている事を指摘して、もし100日以内に帝国に対して、画期的な軍事面での成果を納めれば、最低でも15%は支持率が上昇する試算を示した。政権維持を図りたい各委員長は出兵案を投票にかけるべきとしたが、レベロは政権維持のために、この様な議決を行う権利は無いと反対する。結局投票にかけられ、出兵案が可決された。だが、主戦論者だったはずのトリューニヒトは反対したのは意外であった。彼は出兵が失敗になる確率を計算していた様だ。可決された以上、帝国への出兵は確定したのであった。
同日、シトレ本部長は出兵の決定を事を受け、ヤンに対する処遇を決定する。まずヤンの退職願を正式に却下した。またヤンを中将に昇進させ、第13艦隊は正規の一個艦隊になる。またヤンの第13艦隊を帝国領侵攻に参加させることに決定した。こうして戦火は収まるどころか、ますます拡大していくのであった。
第001話 sm33175734
第135話 sm35460275
第134話 sm35387546
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その134 「自由惑星同盟19-自由惑星同盟最高評議会2」
帝国暦487年/宇宙暦796年7月終わり頃、ヤン・ウェンリーは統合作戦本部を訪れ、シトレ本部長に退職願を提出した。しかし、本部長の口調から退職願が却下されるのが濃厚であると思われた。ヤンは統合作戦本部から出た時シェーンコップ大佐に会い話をした。その後ヤンを待っていたユリアンと共に三月兎亭に外食に向かう。三月兎亭に着いた時ウェイターに満席だと告げられる。ヤン・ウェンリーの名前を出せば、無理にでも席を用意されただろうが、ヤンはそういう"えこひいき"が嫌いな男だった。他の店を探そうかとした時、女性に声をかけられる。ヤンはどういうことだと思ったが、その女性はよく見るとフレデリカ・グリーンヒル中尉だった。「私でも私服を持ってますわよ」と告げて、父親のドワイト・グリーンヒル大将がいるテーブルに案内される。同席した四人は雑談をしていたが、グリーンヒル大将がヤンに「君は結婚する予定はあるのか?」と尋ねると、ヤンとフレデリカはナイフとフォークを落とし、ガシャンと言う音が二回響いた。ヤンは数秒後「婚約者を置いて戦死してしまった友人がいたので、今はそういう気持ちになれません。平和になったら考えます。」と言って、それを聞いたグリーンヒル大将はうなずいた。グリーンヒル大将は急に話題を変え「テルヌーゼン選挙区の補欠選挙を知っているか?反戦派のジェシカ・エドワーズが同盟連邦議会(仮称)の野党側の議員なったと言うことだ」。ジェシカは元の音楽学校の教師に戻ったかと思っていたが、やはり既得権益を持つものが、持たない人間の犠牲(戦死)によって、安全で豊かな生活を送る者を許せなかったのでろう。この先苦難な道を進むことになると思うが、ジェシカの願いが叶うことを願わずにいられなかった。三月兎亭を出た後無人タクシーで帰宅の途についていたが、無人タクシーが急停止した。他の地上車も動かなくなっている。この時代の地上車は、人間が運転するのではなく、中央の管制コンピュータからの集中管理で自動運転を実現している。しかし単純な人為的ミスで、この集中管理がシステムダウンしてしまった。その原因として30代、40代のベテラン技術者がほとんどいない事に起因している。すでに同盟は人的資源において、社会を維持できることも困難な状況にあった。その原因は150年続く戦争にあった。しかし、世論はイゼルローン要塞を取ったことで、悪の専制国家である銀河帝国への侵攻を望む声が大きくなっていたのである。ちなみにヤンとユリアンは動かなくなっている無人タクシーを捨てて、徒歩で帰宅した。
第001話 sm33175734
第135話 sm35415276
第133話 sm35349323
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その133 「自由惑星同盟18-自由惑星同盟最高評議会1」
帝国暦487年/宇宙暦796年6月中旬頃、帝国のイゼルローン要塞はヤン・ウェンリー指揮下の同盟軍第13艦隊によって陥落する。帝国軍駐留艦隊艦隊司令官ゼークト大将は玉砕を遂げたが、その前にオーベルシュタイン大佐は旗艦から勝手に退艦してシャトルで脱出して、難を逃れ帝国へ帰還する。帰還したオーベルシュタイン大佐は、敵前逃亡の罪で軍法会議にかけられるはずであったが、帝国元帥ラインハルト・フォン・ローエングラムに対して、硬軟織り交ぜた弁舌と、義眼を使った前例のないプレゼンテーションによって、元帥閣下の心を動かし、まんまとローエングラム陣営の参謀に収まることに成功して、軍法会議から逃れたのは、前回に語ったところである。同盟の方だが、6月中旬イゼルローン要塞奪還をヤンは超光速通信(FTL)によって本国に報告した。同盟軍は要塞守備を担当する艦隊(恐らくはクブルスリー中将の第1艦隊)をイゼルローン要塞に派遣した。7月上中旬ごろ、要塞守備を担当する艦隊と交代して、第13艦隊は帰還の途に就く。第13艦隊は7月末頃にハイネセンに帰還する。イゼルローン要塞を得た同盟の市民は、帝国本土への攻撃が可能になった事態から、帝国への侵攻の期待を高めていった。その世論に後押しされてか、アンドリュー・フォーク准将らのグループが、帝国侵攻に消極的なシトレ本部長を無視して、最高評議会へ私的なルートを通して軍部からの要望として、帝国への出兵案を提示する。こうした動向に関わらず、ヤン・ウェンリーは帰還後、辞職願をしたため、統合作戦本部のシトレ本部長に辞意を伝える。統合作戦本部に行く前にヤンは同居するユリアンに向かって「今日話したいことがある、夕方に統合作戦本部に迎えに来てくれと」言った。ヤンは軍から辞職する事と、これから年金生活になることをユリアンに伝えるつもりだったが、ヤンのこうした思惑は外れることになる。
第001話 sm33175734
第134話 sm35387546
第132話 sm35301028
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その132 「銀河帝国27-オーベルシュタインの就活就活(最終面接)」
帝国暦487年/宇宙暦796年6月上旬頃、陥落したイゼルローン要塞の司令部で唯一帝国に帰着したオーベルシュタイン大佐は「イゼルローンからの逃亡者」として汚名を着せられ、軍法会議を経ての処断が避けられない状況にあった。オーベルシュタインに残された猶予があと数日となった時、オーベルシュタインは今回の苦境からの脱出とこれまで培った野望の達成のために、自らがローエングラム陣営の一員になるべくがローエングラム元帥の元帥府を訪れる。オーベルシュタインは、自分の能力がローエングラム元帥の覇業の「影」の部分に必要とされることを見抜き、自ら覇業の「影」の部分となると宣言して売り込みをかける。こう言った能力はキルヒアイスを始めとして、元帥府に既に登用されていた人間には無い能力であった。
ローエングラム元帥は、これからの道が綺麗事では済まない事をしないければならないと考え始めていた。しかし、キルヒアイスの能力は充分なれど、性格的に向かないと判断していた。こうして両者の考えが進んだ時、オーベルシュタイン大佐はローエングラム元帥に面会する。結果は如何に・・・
第001話 sm33175734
第133話 sm35349323
第131話 sm35268081
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その131 「銀河帝国26-オーベルシュタインの就活1」
帝国暦487年/宇宙暦796年5月中旬頃、難攻不落と呼ばれたイゼルローン要塞が、ヤンの第13艦隊により失陥する。
要塞司令官のシュトックハウゼン大将は捕虜になり、駐留艦隊司令官のゼークト大将は玉砕した。
駐留艦隊の残余は、イゼルローン要塞のトール・ハンマーの射程の外に出て、そのまま帝国への帰途に着く。
彼らが帝国への帰途に着けたのは、ヤ第13艦隊のヤン司令が、4度目のトール・ハンマー発射を行わなかったのが大きい。
こうして敗走する帝国軍の中で、旗艦からシャトルに乗って無断退出したパウル・フォン・オーベルシュタイン大佐が居た。
彼は数名の部下とともにシャトルに乗っていて、通信によってイゼルローン要塞失陥とゼークト大将の戦死を知った。
うろたえる部下に対して、「イゼルローンなどいつでも取り返せる」と豪語したが、誰もその言葉を信用するものはいなかった。
6月に入り帝国首都星オーディンにイゼルローン要塞失陥の報が入り、帝国軍上層部に激震が入る。
失陥の報が遅れたのは、通信を使わず、直接高速艦の到来で、失陥の報告が行われたからである。
通信を使わないのは、途中で帝国のどこかで傍受されることによって、イゼルローン要塞失陥が帝国の威信を傷つけ、
国内の共和主義者などに好機を与えて、支配のたがが緩むのを防ぐ狙いがあったものと思われる。
しかしこれにはイゼルローン要塞失陥の現場責任者のトックハウゼン大将とゼークト大将はいなかった。
代わりにゼークト大将の幕僚で唯一の生き残りであるオーベルシュタインに失陥の責任をとる事となった。
責任を取ることは処刑になることを意味して、オーベルシュタインの死は免れない状況にあった。
そこでオーベルシュタインはローエングラム伯に近づくことで、この状況から逃れることを画策するのであった。
第001話 sm33175734
第132話 sm35301028
第130話 sm35220044
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その128 「帝国・同盟会戦58-第七次イゼルローン要塞攻防戦最終」
宇宙暦796年5月中旬頃、ヤンの第13艦隊はローゼンリッタ連隊を乗せた帝国軍巡航艦をイゼルローン要塞に入港させることに成功した。巡航艦の艦長のラーケン少佐は同盟軍がイゼルローン回廊を突破するとんでもない方法を開発したと告げる。
重傷を負ったラーケン少佐は救急用カプセルに乗せられ要塞司令室に入る。この時ラーケン少佐の部下も同行する。
初めラーケン少佐を胡散臭く思っていた要塞司令のシュトックハウゼン大将だが、第13艦隊が奇妙な艦隊運動を始めると、同盟軍の行動の理由が分からなくなり、シュトックハウゼン大将は混乱する。シュトックハウゼン大将はラーケン少佐が同盟軍に関する機密を知っていると思い、ラーケン少佐をそばに呼び寄せる。
シュトックハウゼン大将はラーケン少佐に質問するが、重傷のためかラーケン少佐の声は弱々しく、ついシュトックハウゼン大将はラーケン少佐の近くに顔を寄せてしまう。この時ラーケン少佐はいきなり元気になり、シュトックハウゼン大将の首に巻き付いて拘束して、頭にブラスターを突きつける。そう、ラーケン少佐はシェーンコップ大佐であったのだ。この後、シュトックハウゼン大将を人質として要塞を乗っ取ると、司令室を押さえ、軍港を開けて第13艦隊を収納させるとともに、要塞中に睡眠ガスを流し、要塞守備兵が寝ている間に、武装を取り上げて捕虜とした。そしてトールハンマーの発射機能の奪取に成功する。
囮に陽動されていたゼークト大将の駐留艦隊だが、要塞から一部兵士の反乱との報を受けて要塞に帰還しようとする。
これを止めに入ったオーベルシュタイン大佐だが、進言は無視され、出て行くように命令される。オーベルシュタイン大佐は艦橋を出た後、さらに数名の部下とともに旗艦からもシャトルで出てしまう。彼はこの後旗艦が撃沈することを予見したのだ。
偽情報で駐留艦隊が要塞に近づくと、トールハンマーが発射され、駐留艦隊に大きな損害が出る。ゼークト大将は全艦に砲撃を命令するが、全く要塞に対しては効果が無かった。その様な時、第2のトールハンマーが発射され、損害は更に拡大する。
この後、ヤン少将はゼークト大将に対して降伏勧告をする、さらにそれが受け入れられなければ逃げるように勧告する。
この後ゼークト大将がとった行動は。
第001話 sm33175734
第129話 sm35184623
第127話 sm35110594
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その127 「帝国・同盟会戦57-第七次イゼルローン要塞攻防戦5」
宇宙暦796年5月中旬頃、ヤンの第13艦隊はイゼルローン要塞の近くに迫った。
第13艦隊はイゼルローン回廊の地形を利用して身を潜め、ECM(電子対抗手段)を用いて、
帝国のイゼルローン要塞と本国との通信を遮断した。またこれは同時に七度目の同盟軍のイゼルローン要塞攻略部隊が迫っていることを知らせた。イゼルローン要塞の駐留艦隊司令官ゼークト大将は、ECMだけを行って一向に姿を現さない同盟軍に苛立ちを覚え、ついに要塞駐留艦隊の出動を命じる。要塞を出た駐留艦隊は第13艦隊とは別行動を取る少数の囮部隊に向かってしまう。
囮部隊は自らを電子的に誇示する装置を使って、帝国駐留艦隊のレーダ上には一個艦隊規模に見えていた。
駐留艦隊が要塞を離れると、第13艦隊が一隻の帝国軍巡洋艦を追う形で要塞の探知網に現れる。
帝国軍巡洋艦を追う(ふり)をしていた第13艦隊は、要塞の主砲の射程内に近づくと、追うのを諦めて退却したかに見えた。
こうして帝国軍巡洋艦はイゼルローン要塞に入港することに成功する。帝国軍巡洋艦のフォン・ラーケン少佐は、同盟軍がイゼルローン要塞を無力化する方法を開発した情報を持っていると言い、要塞司令官のシュトックハウゼン大将に直接話しが出来るように要請する。
ラーケン少佐は重傷を負い、瀕死の状態であるように見えた。初めは疑念を持っていたシュトックハウゼン大将だが、
同盟軍が再び現れ奇妙な艦隊運動を始めるの見て、その理由が分からず疑念よりもラーケン少佐に近づき、説明を聞こうとする。
しかしそのラーケン少佐は、変装したローゼンリッタのシェーンコップ大佐であった。
第001話 sm33175734
第128話 sm35137722
第126話 sm35082505
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その126 「帝国・同盟会戦56-第七次イゼルローン要塞攻防戦4」
宇宙暦796年4月下旬頃、ヤンの第13艦隊はイゼルローン回廊に向かっていた。
行軍中、まずヤン司令は副官のグリーンヒル中尉に作戦の説明をした後、ローゼンリッターの連隊長のシェーンコップ大佐と話をする。
初めは両者の間の話はぎくしゃくしたものであったが、ヤンはこの任務に対して自分自身がどの様な望みを持っているかを包み隠さず話をして、シェーンコップ大佐は変わった人だなと思いつつ得心して「永遠ならざる平和のために」と言って作戦への協力の意志を示した。
フィッシャー准将の手腕もあり、796年5月には、4000光年を24日で一隻の脱落艦も出さずに移動した第13艦隊は、イゼルローン回廊入口に艦隊は到着した。
イゼルローン要塞に近づいた時、第13艦隊は強力なジャミング(電波妨害)を開始する。また艦隊から10隻程度を別方向に向かわせ工作を行わせた。ジャミングの存在はイゼルローン要塞にとって敵襲を示すものであったが、要塞の探知範囲は限られており、敵の位置や規模を確認するには機動部隊の出動が必要であった。
第001話 sm33175734
第127話 sm35110594
第125話 sm35071057
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その125 「帝国・同盟会戦55-第七次イゼルローン要塞攻防戦3」
宇宙暦796年4月下旬頃、ヤンの第13艦隊は進発の準備を整え、イゼルローン要塞攻略のために発進した。
ただし、当初は訓練と言う名目でイゼルローン回廊へとは逆の方向に艦隊を移動させて、
しかる後にイゼルローン回廊への航路を通る事になる。目的はイゼルローン要塞攻略の目的を隠すためであったが、元々第4、第6艦隊の残兵と新規兵力の「寄せ集め」と言われた艦隊であったから、訓練と言っても疑うものは少なかった。
イゼルローン回廊への航行計画はムライ准将らで立案されたが、実行に当たっては艦隊運用の名人と言われるフィッシャー准将が中心となって司令部幕僚が補佐する形で行う事になる。
ヤンは攻略作戦について副官であるグリーンヒル中尉に説明して、成功の可否について尋ねると、彼女は絶対成功するとして疑わなかった様である。理由は8年前のエルファシルからの脱出に成功したからと言うのが根拠らしい。
続いてローゼンリッター連隊の連隊長のシェーンコップ大佐との話になった。今回の作戦は要塞に潜入して中枢部を乗っ取るのが基本となる。そのための実行部隊としてローゼンリッター連隊を充てる予定であった。
過去12人の連隊長の内、6人が同盟を裏切って帝国へ走っている。13人目のシェーンコップ大佐も裏切るのでないかと噂されていた。
第001話 sm33175734
第126話 sm35082505
第124話 sm35035503
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その124 「帝国・同盟会戦54-第七次イゼルローン要塞攻防戦2」
宇宙暦796年4月初旬頃、ヤンの第13艦隊の副艦隊司令官、参謀長、副参謀長と艦隊司令部の人事は固まりつつあったが、
艦隊司令官付き副官の人事はキャゼルヌ少将に「優秀な若手を」と言う事で、人選を依頼していた。
また、今回のイゼルローン要塞攻略の鍵となる陸戦隊にローゼンリッター連隊を採用した。
過去にローゼンリッター連隊の連隊長は、何人も同盟を裏切って帝国に再亡命していて、能力は高いが信用度が低く、
どの艦隊からも敬遠されてきた。これはローゼンリッター連隊が帝国からの亡命者で編成されている事も関係があると思われる。
シトレ本部長がヤンに任務を託したのは、本部長の改選まで後90日と迫り、アスターテでの失点を挽回して、再選を狙う意図があった。
さて、ヤンが艦隊編成で多忙を極める中、ヤンは自身の執務室に戻り、ため息まじりに一息ついていた。
その時呼び鈴が鳴り「どうぞ」と言うと、軍服を着た若い金髪の女性士官が入って来た。
一つ敬礼すると言った「フレデリカ・グリーンヒル中尉であります。この度ヤン少将の副官を拝命しました。」
「グリーンヒル?もしかして総参謀長閣下の…」と言うと、「父からは少将の話はよく伺っております」とすまして言った。
ヤンはこれがキャゼルヌの企てであることを知ったが「まいったな、とにかく、これからもよろしく」と、
副官への着任を認めたのであった
第001話 sm33175734
第125話 sm35071057
第123話 sm35006688
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その123 「帝国・同盟会戦53-第七次イゼルローン要塞攻防戦1」
宇宙暦796年3月、少将への昇進の辞令を受けて、第13艦隊の初代司令官に任命されたヤン・ウェンリー少将は、
イゼルローン要塞攻略を任務を拝命して、その準備を行う。
ヤンは艦隊司令部の人事に意を用いた。艦隊副司令官には第4艦隊で善戦した老巧で艦隊運用に定評のあるフィッシャー准将を選んだ。
艦隊参謀長にはムライ准将、艦隊副参謀長にはパトリチェフ大佐を任命した。この二人は惑星エコニアで知り合った人物である。
艦隊司令部副官は、「優秀な若手士官を」とキャゼルヌ少将に依頼していた。
そのキャゼルヌ少将より連絡が届く「七九四年度士官学校次席卒業、お前さんよりよほど優秀だ。現在統合作戦本部情報分析課勤務」
との事であった。ヤンが自身の執務室で一息ついている時、呼び鈴が鳴り、中に入る様にそくすと、軍服を着た若い金髪の女性士官が
入って来た。一つ敬礼すると言った。「フレデリカ・グリーンヒル中尉であります。この度ヤン少将の副官を拝命しました。」
こうして艦隊司令部の人事は決まった。ヤンはイゼルローン攻略に対して、外から攻めるのは無理で、内部からと考えていた。
その実戦部隊としてローゼンリッター連隊を艦隊に組み入れた。その第13第連隊長シェーンコップ大佐は同盟を裏切る
可能性があると噂れる人物であった。
第001話 sm33175734
第124話 sm35035503
第122話 sm34974266
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その122 「自由惑星同盟17-第13艦隊誕生最終」
宇宙暦796年3月、アスターテ会戦戦没者慰霊祭のヤンの態度をきっかけに、ヤンの官舎に憂国騎士団が襲撃して来た。ユリアンとホームコンピュータの助力にして、ヤンは放水作戦で憂国騎士団を退散させる事に成功した。
しかし、部屋に家屋破壊弾を一発投げ込まれ、部屋はがれきが散乱する状態になっていた。
ユリアンは部屋の片づけを始めるが、ヤンが手伝うと言った時、ヤンはその方面では役に立たないと見て、ユリアンは紅茶を淹れて、ヤンに机の上で紅茶を飲んで待つように言う。
ヤンが紅茶を飲んでいる時、キャゼルヌ少将から連絡が入り、シトレ本部長の命令で、至急に統合作戦本部に出頭する様に言われる。
シトレ本部長の執務室を訪れたヤンを待っていたのは、少将への昇進と、第13艦隊初代司令官に着任の内定であった。
通常同盟軍では中将が艦隊司令官となるが、今回は特別に少将での就任となる。しかし、少将と言う事もあり、
通常の半数の戦力、艦艇6400隻、将兵70万の規模となった。
そして、その第13艦隊の最初の任務は、イゼルローン要塞攻略であった。
第001話 sm33175734
第123話 sm35006688
第121話 sm34944259
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【第62回】『銀河英雄伝説』公式ニコ生番組「公式さんと語ろう!」(銀英伝のネタバレありでお届けします)2019年3月14日アーカイブ
今回は、銀河英雄伝説公式テーマカフェ「ダイニングカフェ ・イゼルローンフォートレス」からお届けいたします!
イゼルローンフォートレスの店長様・スタッフ様も交えて、お店の魅力を余すところなくお伝えいたします。
この番組は銀河英雄伝説のネタバレありでお届けしますので、ネタバレNGな方はご注意くださいませ。 「銀河英雄伝説」の表も裏も徹底解剖!原作元のらいとすたっふ/田中芳樹事務所代表の安達氏と、 三澤の「公式」と「世界」の大場と、「聴く本」制作者の橋満が、 全国津々浦々の「銀河英雄伝説が好きな人」と一緒になって 再アニメ化プロジェクトを盛り上げるトーク番組! ファンの方々と交流させていただきつつ、様々な意見を交換する 公式の”銀英伝しゃべりば”的な番組です! 全国の『銀英伝』フリークの皆さん! 一緒に語り合いましょう! 番組へのお問い合わせ、リクエストなどは[email protected]まで 【番組MC】 安達 裕章(らいとすたっふ/田中芳樹事務所代表) /Twitter:https://twitter.com/adachi_hiro 三澤 友貴 /Twitter:https://twitter.com/misatomovanvan 大場 学(銀河英雄伝説初心者) /https://twitter.com/ginei_ohba 橋満 克文(RRJ代表&銀英伝朗読制作者) /Twitter:https://twitter.com/69nrolljourney
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その107 「帝国・同盟会戦45-アスターテ会戦4」(外伝終了-本編開始)
--- 以下外伝最終 ----
宇宙暦795年/帝国暦486年10月の終わりごろ、帝国軍による侵攻計画を知った同盟政府は対策を迫られる。
敵の戦力は帝国軍上級大将のローエングラム伯を総司令官とする艦艇2万隻であった。
同盟政府の国防委員会委員長のヨブ・トリューニヒトは、統合作戦本部長のシドニー・シトレ元帥に迎撃を指令する。
トリューニヒトによれば、敵の戦力は2万隻であるから、倍の4万隻、3個艦隊で充分だろうと言う事であった。
迎撃のために選ばれた3個艦隊は、パエッタ中将の第2艦隊1万5千隻、パストーレ中将の第2艦隊1万2千隻、
ムーア中将の第6艦隊1万3千隻であった。パストーレ中将とムーア中将の起用については、ロボス元帥の意向が働いたと言われる。
翌宇宙暦796年/帝国暦487年1月中旬ごろ、三艦隊の分進合撃を基本戦術として、アスターテ星域に布陣をして
帝国軍を待ち受ける形をとる。なお第2艦隊にはヤン准将、第6艦隊にはラップ少佐が配属されていた。
一方帝国軍はローエングラム伯を総司令官として5人の提督を従えて2万隻の戦力をもって同盟領に侵攻する。
帝国軍は途中イゼルローン要塞で補給と整備を挟み、翌宇宙暦796年/帝国暦487年2月初旬にアスターテ星系外縁部に達する。
--- 以下本編 ----
旗艦艦橋の司令官シートでスクリーンを眺めていたラインハルトに対して、
キルヒアイスが「星を見ておいでですか?」と声をかける。
「ああ、星はいい…それで要件は?」とラインハルトは返答する。キルヒアイスは同盟軍が、わが方の倍の4万隻で、
三方から包囲せんとしている状況を慮り、麾下の5人の提督が至急に会見を求めている事を告げる。
キルヒアイスが「お会いになりませんか?」と言うと、「会ってやるさ、彼らの蒙を開くために」と答えるラインハルトであった。
第001話 sm33175734
第108話 sm34416916
第106話 sm34407587
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ゆっくり農民95畑を乗っ取ってみませんか?#3
ソフトバンクで不具合があったそうですね。
かける相手もかけてくる相手もいない私は、気づきすらしませんでした。
不具合を知ってからも、何の不便もありませんでした。
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その100 「帝国・同盟会戦38-第4次ティアマト会戦10」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月13日13時40分、帝国軍左翼のミューゼル艦隊は、
同盟軍3個艦隊の目前で、横断行動を行い、同盟軍首脳部が疑心暗鬼に陥っている間、
数十分の間に同盟軍3艦隊の前方の右翼の端から左翼の端までの横断に成功する。
ミューゼル艦隊が横断を終えた時、帝国軍本隊と同盟軍の距離は相当に縮まり、両軍はいきなり近接戦闘で戦いが始まった。
両軍は意図せず総力戦の形になり、激しい消耗戦となって行った。ミューゼル艦隊は横断完了後、
左斜めに針路を取り、安全圏に達した所で、艦隊を反転させて同盟軍左翼のボロディン中将の第12艦隊を攻める。
左翼艦隊が敵の左翼艦隊に攻められる、極めてまれな状況になったが、ボロディン中将は帝国軍本隊と、
左翼艦隊に同時に攻められながらも、的確な指揮によって、艦隊の損耗を極力抑えて善戦する。
この中で同盟軍の苦戦を打開するため、同盟軍の総参謀長であるドワイト・グリーンヒル大将は、
少数の艦で敵の後ろに出て、レーダーを騙して自らの艦艇数を多く見せて、
イゼルローン方面への退路を断つ様に見せる作戦を提案する。
帝国軍左翼の首脳たちは陽動戦術と即座に見抜いたが、帝国軍本隊は退路を確保するため後退して、
前方の同盟軍に対する集中力を失い損害が増していた。
この様な状況下で帝国・同盟の両軍は如何に行動したか?
第001話 sm33175734
第101話 sm34289998
第099話 sm34262656
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その97 「帝国・同盟会戦35-第4次ティアマト会戦7」
宇宙暦795年/帝国暦486年9月11日の終わりごろ、ティアマト星系において帝国と同盟の両軍は布陣を終えて対峙する。
しかしまだ両者の間の距離は遠く、砲戦は開始されていない。
ミューゼル艦隊はイゼルローン要塞に帰還する。帝国と同盟の両軍はゆっくりと前進して距離を詰めていく。
9月12日に帝国軍総司令官ミュッケンベルガー元帥は、帝国軍左翼のミューゼル艦隊に対して命令を発する。
命令の内容は「9月12日12時40分を期して左翼艦隊は直進、正面の敵を攻撃せよ」であった。
ミューゼル艦隊は急速前進して、帝国軍本隊から孤立しているようになる。
9月13日になり、同盟軍の方でも帝国軍左翼の突出が観測されていた。
帝国軍左翼の動きの意図を同盟軍は掴みかねていた。斜傾陣による時差攻撃かとの推測もあった。
同盟軍第二艦隊の次席幕僚のヤン・ウェンリーは、帝国軍内の何らかの不和によって、
帝国軍左翼は見殺しにされるのではないかと推測する。ヤンは司令官のパエッタにこの事を説明する。
パエッタは「貴官の観測が正しいとして、どうやって確かめる?」とヤンに尋ねる。
ヤンは「帝国軍の中央、右翼を攻撃して、左翼の反応を見るのです。反応が無ければ帝国軍内の不和が確認できます。」と進言した。
この進言に対してパエッタは…。
第01話 sm33175734
第98話 sm34237207
第96話 sm34204824
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その96 「帝国・同盟会戦34-第4次ティアマト会戦6」
帝国暦486年9月7日ごろ、ミューゼル艦隊はイゼルローン要塞に帰還する。
惑星レグニッツァでの戦いは、帝国軍の優勢勝ちと言えたが。その原因は自然環境の変化が大きな要因であるとして、
ラインハルト実行された作戦については評価されなかった。
9月11日に何度目かの作戦会議において、重要な決定がされた。それはミューゼル艦隊を左翼艦隊にする事である。
始めフレーゲル中将は難色を示したが、ミュッケンベルガー元帥から何か説明を聞き、納得して引き下がった。
この光景を見ていたミューゼル艦隊の参謀長のメックリンガー准将は、ラインハルトに用心するように言うが、
ラインハルトはどんな状況でも生き残る自身があり意に介さなかった。
一方同盟軍はティアマト星域に9月9日に布陣を終えている。右翼はウランフの第10艦隊、中央はパエッタの第2艦隊、
ただし第2艦隊は先の会戦で損害を被っているので、やや後方に布陣している。左翼はボロディンの第12艦隊である。
総司令官はロボス元帥である。同盟軍がティアマト星域から前進しないのは、まず艦隊戦で勝ち、
それからイゼルローン要塞を攻略する、一種の各個撃破を意図したためである。
私事であるが、第2艦隊幕僚ヤンは仕事をしたがっていた。
それは友人のジャン・ロベール・ラップのプロポーズを
ジェシカ・エドワーズが受け入れて、婚約成立の知らせが入ったからである。
9月11日、帝国、同盟両軍はティアマト星域で布陣を終えて、第4次ティアマト会戦が始まる。
第01話 sm33175734
第97話 sm34217519
第95話 sm34183589
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その93 「帝国・同盟会戦31-第4次ティアマト会戦3 」
帝国暦486年8月下旬、ミューゼル艦隊を含む帝国軍遠征艦隊はイゼルローン要塞に到着した。
艦隊は出撃前の待機状態にあった。ある日イゼルローン要塞内に、ミューゼル艦隊の士官用に割り当てられた部屋、
第39会議室でミッターマイヤーとロイエンタールは、会議室に設置してあった戦術シミュレータに興じていた。
二人で模擬艦隊戦をやっていたのである。この時コルプト子爵と言うものがミッターマイヤーに対して挨拶に来る。
彼はクロプシュトック候領で、略奪・暴行犯としてミッターマイヤーに処刑された士官の兄であった。
9月1日、6度目の作戦会議において、ラインハルトとフレーゲル男爵が衝突する。
この時惑星レグニッツァにおいて叛乱軍の艦隊が行動しているとの情報が入り、ミュッケンベルガー元帥は、
両者の衝突を収束させるため、ラインハルトに対して惑星レグニッツァに赴き、
叛乱軍が蠢動している場合はこれを排除せよと命令する。
第01話 sm33175734
第94話 sm34174136
第92話 sm34133417
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その77 「帝国・同盟会戦24-第3次ティアマト会戦1」
第6次イゼルローン攻防戦では、同盟軍はまたもイゼルローン要塞攻略ならずであったが、
D線の作戦を提唱したホーランド少将は、中将に昇進して第11艦隊司令官に就任した。
ヤン・ウェンリー大佐は上申した作戦案のほとんどをロボス元帥に却下されていたが、
ドワイト・グリーンヒル大将のとりなしのためか准将に昇進する。
しかし総司令部参謀を外され、パエッタ司令の第二艦隊の次席幕僚となる。
一方帝国では、ラインハルトが中将に昇進して、一個艦隊の司令官となる。
キルヒアイスは副官としてラインハルトの傍らに居たが、艦隊参謀長はノルデン少将と言い、
ラインハルトは「使えない人物」と見ていた。中将の地位では艦隊内の人事権は限られ、
意に沿わない幕僚でも受け入れなくてはならない立場であった。
第6次イゼルローン攻防戦後、帝国暦486年は現皇帝のフリードリヒ4世の在位30年にあたり、
その記念として、同盟への侵攻が計画されていた。これは内政面で全く実績のないフリードリヒ4世に対して、
外政面での実績を作る目的もあった。これに対してミュッケンベルガー元帥は消極的であったが、
同盟への侵攻自体は決定されてしまう。
第01話 sm33175734
第78話 sm33927125
第76話 sm33900608
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その74 「帝国・同盟会戦23-第6次イゼルローン攻防戦最終」
宇宙暦794年/帝国暦485年12月1日、同盟軍イゼルローン要塞攻略が始まる。
同盟軍はホーランド少将発案による「D線上のワルツ」作戦により、イゼルローン要塞の外壁の一部を破るなど
有利に戦いを進める。しかし、何処かに潜んでいたラインハルト艦隊がホーランド艦隊に攻めかかる。
規模は同程度と思われる両艦隊だが、ホーランド艦隊はほとんどがミサイル艦で通常の構成と異なり、
ホーランドはラインハルト艦隊に対抗できないと悟り、本隊と合流すべく退却する。
ラインハルトはさらに同盟軍本隊に攻撃をかける。数的に約15倍の敵に攻撃をかけたわけだが、
ラインハルトにはイゼルローン回廊固有の地形を利用した策があった。
その一方で同盟のローゼンリッター連隊は、強襲揚陸艦を用いて帝国艦を乗っ取った後、
帝国艦から通信で「出てこい、出てこいリューネブルクぅー。出てくればあの世へ直行便」と流し続けた。
これは明らかにリューネブルクに対する挑戦である。この話がミュッケンベルガー元帥に伝わり、リューネブルクに対して決着を付けるように命令する。
第01話 sm33175734
第75話 sm33889248
第73話 sm33864283
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その73 「帝国・同盟会戦22-第6次イゼルローン攻防戦4」
宇宙暦794年/帝国暦485年11月中下旬、同盟軍イゼルローン要塞攻略部隊は、
要塞前面に展開する事に成功する。ただ、帝国軍の基本構想は、同盟軍をトールハンマーで
大打撃を与える事であるから、同盟軍が前進して要塞前面に展開する事は既定の事であった。
ある日、同盟軍はロボス元帥を中心として、将官以上を集めてイゼルローン要塞攻略の方法を討議する。
この時、ウィレム・ホランド少将(Willem Holland)は、トールハンマーの射程の境界をデッドライン(dead line)、
つまりD線(D-Line)と名付けた。ホランドはD線上の前後で同盟軍本隊が艦隊運動をして、
帝国軍の耳目を集中させている間に、ミサイルを満載した別働隊をホランド自身が指揮して、
ミサイルを要塞に乱射して、要塞の外壁を破る構想の実行を提案する。しかし、この独創的な作戦は、
出席者の強い関心を得る事が出来なかった。会議では作戦案の可否は決まらなかったが、
後にロボス元帥が作戦参謀のアンドリュー・フォーク中佐に計って、賛成を得たので作戦の実行を決定する。後に「D線上のワルツ作戦」と呼ばれる作戦の結末は如何に?
第01話 sm33175734
第74話 sm33876898
第72話 sm33853183
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その72 「帝国・同盟会戦21-第6次イゼルローン攻防戦3」
宇宙暦794年/帝国暦485年10月、イゼルローン回廊同盟側の方で帝国軍と同盟軍の戦闘が始まる。
帝国軍はメルカッツを司令官としてイゼルローン要塞駐留艦隊約二万隻と、
ミュッケンベルガー元帥が指揮するイゼルローン要塞が戦力となる。
対して同盟軍はラザール・ロボス元帥を総司令官として、三個艦隊(第7、第8、第9)、
約36,900隻が戦力であった。戦闘はイゼルローン回廊同盟側入口からイゼルローン要塞までの
宙域を争奪する小中規模の戦闘の連続から始まる。基本的にには帝国軍は徐々に後退して、
トールハンマーの射程に誘い込むと言う流れであった。しかし、過去5回に渡りトールハンマーに
撃破されている同盟軍は同じ轍を踏むのであろうか。
第01話 sm33175734
第73話 sm33864283
第71話 sm33833517
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その71 「帝国・同盟会戦20-第6次イゼルローン攻防戦2」
宇宙暦794年/帝国暦485年6月頃、ヴァンフリート星域会戦を終えた同眼軍は、
首都星ハイネセンに帰着する。ヴァンフリート星域会戦で勝敗がつかなかった同盟は、
次はイゼルローン要塞を攻略する事を企図する。
同盟がイゼルローン要塞を攻略に挑むのは今回で6度目。
今回は攻略が成功するか?。
今回の話では、第6次イゼルローン攻防戦に関する、同盟側の人事の話になります。
第01話 sm33175734
第72話 sm33853183
第70話 sm33833517
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その70 「帝国・同盟会戦19-第6次イゼルローン攻防戦1」
宇宙暦794年/帝国暦485年6月頃、ヴァンフリート星域会戦を終えたラインハルト達は、
首都星オーディンに帰着する。ラインハルトは同盟軍基地司令セレブレッゼ中将を捕虜にした功で、
少将に昇進。これからは千から二千隻程度の分艦隊司令官となる。
キルヒアイスもグリンメルスハウゼン提督の推薦で少佐に昇進した。
リューネブルクも基地攻撃を指揮したでの功で少将に昇進している。
ある日、リューネブルクは「金髪の孺子」嫌いの上官である装甲擲弾兵総監の
オフレッサー上級大将の私邸に妻、エリザベートと共に訪れる。
第01話 sm33175734
第71話 sm33843551
第69話 sm33809616
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【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その62 「帝国・同盟会戦11-第5次イゼルローン要塞攻防戦最終」
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その62 「帝国・同盟会戦11-第5次イゼルローン要塞攻防戦最終」宇宙暦792年/帝国暦483年5月2日、同盟の大軍がイゼルローン要塞を攻撃する。
同盟軍の艦隊は帝国の駐留艦隊に取りつき、敵味方を混在させる事に成功する。
後年「並行追撃」と呼ばれる作戦である。さらにシトレ総司令官は、爆発物を満載した、
無人艦を要塞に突入させることで、初めてイゼルローン要塞の外壁を破る事に成功する。
イゼルローン要塞の破壊が要塞司令室周辺まで及んだ時、イゼルローン要塞司令官クライスト大将は。
決断を迫られる。
一方、クルムバッハ少佐は、ラインハルトをイゼルローン要塞の閉鎖空間に呼びつけ、決着をつけようとする。
クルムバッハ少佐には5人の部下がいた。2対6の戦いのいずれかが勝者になるか?
第01話 sm33175734
第63話 sm33671998
第61話 sm33641821
マイリスト mylist/12818453
コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その61 「帝国・同盟会戦10-第5次イゼルローン要塞攻防戦2」
宇宙暦792年/帝国暦483年5月2日、同盟の大軍がイゼルローン要塞に迫る。
同盟軍の規模も3個(4個?)艦隊、約51,400隻である。
通常であれば、主にフェザーンを経由して情報を得て、事前にオーディンから大軍を発して、
迎撃を行う事になっている。しかし、今回事前の情報は無く「ふい」を突かれた形になり、
イゼルローン要塞と駐留艦隊約13,000隻のみで迎撃しなければならなかった。
イゼルローン要塞司令官クライスト大将、同駐留艦隊司令官ヴァルテンベルク大将は「伝統的」な、
迎撃を方法をとる。つまり、艦隊戦を始めてしばらく後、後退して同盟軍をトールハンマーの射程内に引きこみ、
一気に同盟軍を撃破する事である。しかし、同盟軍の行動は両大将の予想を超えていた。
この時、ラインハルトが指揮するエルムラントIIは出撃した駐留艦隊の一点を占めていたが、
帝国軍務省憲兵隊のクルムバッハ少佐も同乗しており、ラインハルトは前面の同盟軍と、
クルムバッハ少佐も警戒しなければならなかった。
第01話 sm33175734
第62話 sm33658552
第60話 sm33630620
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コミュニティ co3805222
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その60 「帝国・同盟会戦9-第5次イゼルローン要塞攻防戦1」
宇宙暦792年/帝国暦483年、ライハルトは一年強の軍務の間に
三階級昇進して少佐の階級を得ていた。またイゼルローン要塞駐留艦隊の
駆逐艦エルムラントⅡの艦長として任務にあたっていた。
キルヒアイスも中尉に昇進して、同艦の副長の任務についていた。
彼らの直属の上官はヘルムート・レンネンカンプ大佐であった。
イゼルローン要塞司令官はクライスト大将、同駐留艦隊司令官はヴァルテンベルク大将である。
この様な時、帝国軍務省憲兵隊のクルムバッハ少佐が、ラインハルトの身辺調査に訪れる。
第01話 sm33175734
第61話 sm33641821
第59話 sm33610687
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【東方卓遊戯】東方風祝卓18-2【SW2.0】
ソード・ワールド2.5のルールブックⅠがついに発売されましたね。色々改訂されたみたいですね。調べたところイザリヤは大きな影響を受けることになりますね。まあ、残り数セッションで今更なので、当卓では導入しません。 曇り空さん、月光Mk0 さん、カドケウスさん、takeさん、ヤンバールさん、:::::: さん、ancle(TRPG用) さん、イゼルローン要塞さん、ブルー螺子さん、火飛さん、曇天さん、ACEさん、筑前煮さん、しろいくまさん、 tomtomH さん、GINさん、httrさん、akaさん、ユキツバキさん、ooiさん、逆魚さんに宣伝していただきました。皆さん、ありがとうございます。 使用素材はマイリストにあります。mylist/50560918 初回sm26500035 前回sm33521460 次回sm33630203
【ゆっくり解説】銀河英雄伝説解説 その42 「銀河帝国7-イゼルローン要塞」
時はダゴン星域会戦のころ、皇族であるステファン・フォン・バルトバッフェル侯爵に
よって、イゼルローン回廊に要塞を建設する事を提唱する。
宇宙暦745年/帝国暦436年、帝国は、第2次ティアマト会戦の大敗で、
イゼルローン回廊に要塞を建設する事を決断する。これには、フェザーン自治領が成立して、
同盟に対する軍事上のルートがイゼルローン回廊のみになった事も要因であった。
宇宙暦753年/帝国暦454年、セバスティアン・フォン・リューデリッツ伯爵を責任者として、
イゼルローン要塞の建設が始まる。
第01話 sm33175734
第43話 sm33432105
第41話 sm33408131
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