タグ バッハ が登録されている動画 : 3760 件中 97 - 128 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
バッハ:カンタータ第163番「各々に各々のものを」BWV163
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=1v3qC_FdzYI)。
バッハのカンタータ「各々に各々のものを」BWV163は1715年、この年の三位一体節後第23日曜日である
11月24日に初演されました。
初演に先立つ8月1日、バッハの主君ワイマール公の甥でヨハン・エルンスト公子が病没し、この服喪期間
中はカンタータの演奏が休止されていました。本作は、公子の服喪が明けた直後に初演されたものです。
ヨハン・エルンストはバッハの教育もあって、若くして音楽の才に恵まれていましたが、19歳の若さでこ
の世を去りました。この日の福音書章句はファリサイ派の悪意ある質問をかわすイエスの答え、いわゆる
「神のものは神に、カエサルのものはカエサルに」で、それにちなんで本作の歌詞は「病没した公子が神
のもとに帰った」という意味を持たせていると推測されます。
音楽様式としては、合唱は最後にだけ使われており、全6曲の小規模なカンタータです。しかしながら各曲
には明確な特徴があり、内容が充実している若いバッハの実験的作品といえます。
アーリーン・オジェー(ソプラノ)
ヘレン・ワッツ(アルト)
アダルベルト・クラウス(テノール)
ニクラウス・トゥーラー(バス)
ヘルムート・リリング指揮
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
シュトゥットガルト・ゲッヒンゲン聖歌隊
ファミコン音源でフーガト短調 (修正版)
フーガト短調/BWV578
作曲: J.S.バッハ
編曲: 完熟ニコみかん
修正前→ sm41606440
ことよろついでに投稿したという
まだ間違えてたら指摘してくれ
バッハ:カンタータ第162番「ああ、いまわれ婚筵に行かんとして」BWV162
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VYHiET4VSO0)。
バッハのカンタータ「ああ、いまわれ婚筵に行かんとして」BWV162は1716年、この年の三位一体
節後第20日曜日である10月25日に初演されました。
初演日に取り上げられた福音書章句はマタイによる福音書から「天国は、ある王が王子のために婚
宴を催したのに似ている」という婚儀の例えであり、その時に初演された本作の歌詞は全体を通し
て「神の国の宴」について触れ、「神の婚宴にふさわしい信仰を身につけるべき」と歌われます。
音楽様式としては、バッハがヴァイマルでザクセン=ヴァイマル公の宮廷オルガン奏者・楽師長の
地位にあったときの作品で、全5曲という構成や室内楽的な編成、それに合唱が終曲のみと、ヴァ
イマル時代の他のバッハのカンタータと同様に簡素な作りとなっています。
トビアス・ヴァイヴァンガー(ソプラノ)
ポール・エスウッド(アルト)
クルト・エクヴィルツ(テノール)
ロベルト・ホル(バス)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
テルツ少年合唱団
ファミコン音源でフーガト短調 (修正前)
修正版→ sm41649778
フーガト短調 / BWV578
作曲: J.S.バッハ
編曲: 完熟ニコみかん
あけおめついでに投稿したら間違えていたという
バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV 772~801(ニコラーエワ)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=_bL7oyuqEwA)。
旧ソ連におけるバッハのピアノ演奏のスペシャリストといえば、タチアナ・ニコラーエワ
(1924 - 1993)の名前を挙げる人は少なくないかと思います。
彼女の弾くインヴェンションとシンフォニアは「活動的な長調の曲と静謐な短調の曲」と
いうメリハリの効いた、それでいてバッハが楽譜に書いた音をきちんと再現していると感
じられる演奏で、間違いなくバッハ作品の最高の解釈者の1人であることを理解できるもの
となっています。
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)
バッハ(レーガー編):パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(4手ピアノ版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=Q_7ynH-iD1w)。
マックス・レーガーはバッハの作品を多数ピアノ演奏用に編曲したことで知られています。
その中にはパッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582も含まれており、彼はこれを4手ピアノ版
に編曲しています。
ピアノ・デュオ・タカハシ・レーマン
バッハ(ストコフスキー編):小フーガ ト短調 BWV578
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=LHMJFhJNycM)。
指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882 - 1977)はバッハの多数の作品を管弦楽用に編曲した
ことで知られています。それらのうち、有名な編曲の1つである小フーガ ト短調 BWV578の管弦
楽版です。
レオポルド・ストコフスキー指揮
管弦楽団
こんなトッカータとフーガは嫌だ…。白鍵だけで弾いてみたら…。
この前、ある生徒さんに作曲を教えていましたところ、
「先生、俺は心が白いので黒い鍵盤は使いません!」
などと供述をした生徒さんがいました。
彼は将来大物になるでしょう。
youtube版:https://www.youtube.com/watch?v=8RNZqFdbvSw
フランソワ音楽教室HP:http://ongakunojiseiroku.web.fc2.com/
Twitter:https://twitter.com/francois_music_
バッハ:フランス組曲 BWV 812~817(ユアン・シェン)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=zmEa7KX6D00)。
海外において「中国人で最高のバッハの解釈者」と高く評価されているピアニスト、
ユアン・シェン(Yuan Sheng)の演奏による、バッハのフランス組曲全曲です。
ユアン・シェン(ピアノ)
バッハ:カンタータ第155番「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」BWV155
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=5uKjvD6FZNo)。
バッハのカンタータ「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」BWV155は1716年、この年の顕現節
後第2日曜日にあたる1月19日に初演されました。この日の福音書章句は「酒がなくなって困ってい
るところに奇蹟により水がワインに変わって事なきを得た」というもので、この逸話に基づいて、
歌詞では果てしない苦悩から、やがて苦悩が終わる時への希望、やがて重荷がおろされ、神の元に
飛び込んでゆく喜びといった物語が歌われています。
音楽様式としては、レシタティーヴォとアリアが交互に2曲ずつ、そしてコラールの全5曲からなる
簡素なものですが、第2曲のアルトとテノールのデュエットによるアリアではファゴットに難しいソ
ロパート(通常の現代楽器では出せない低い音を含む)を吹かせるなど、カンタータに新風を呼び
込もうとするバッハの意欲的な試みがうかがえ、バッハのカンタータを研究するうえで注目すべき
作品となっています。
ユリア・ノイマン(ソプラノ)
マーゴット・オイツィンガー(アルト)
ユリウス・プファイファー(テノール)
ラファエル・ユート(バス)
ルドルフ・ルッツ指揮
バッハ財団管弦楽団
【DTM】ドップラーのオルガン(バッハ/フーガ ト短調BWV131a、アラ・ブレーヴェ ニ長調BWV589)【A=432Hz】
先日、アニメ「惑星ロボ ダンガードA」(1977-1978)に登場する、敵キャラのドップラー総統が弾いていたオルガン曲が急に気になり、少し調べてみました。
ウィキペディアで調べると、ドップラーの弾いたオルガン曲は2曲あった、とのことで、その情報を頼りにして、時間がかかりましたが特定できました。
(1)Fugue in G minor, BWV131a (フーガ ト短調 BWV131a)
(2)Alla breve in D major, BWV589 (アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589)(1703-07)
どちらも作曲は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(J.S. Bach 1685-1750)です。
(1)は、 BWV131「主よ、深き淵よりわれ汝を呼ぶ(Aus der Tiefen rufe ich, Herr, zu dir)」(1707)の最終の合唱曲のアレグロ部分を、オルガン用に編曲した音楽ですが、編曲者はバッハ自身ではないようです。
(2)の”alla breve”とは、イタリア語の音楽用語で「2分の2拍子で」の意、もしくは2分の2拍子の記号(Cに縦線1本のような形)のことで、この曲もその拍子で書かれています。このオルガン曲は、偽作(絵画でいうところの贋作)との説もあるようです。
演奏を手の部分だけでも自分でやってみようかとも思いましたが、無理そうだったので、両手で弾く3パートと、足で弾く1パートを、打ち込みで再現してみました。
(ピッチ:A=432Hz, 音律:(1)キルンベルガー in G, (2)キルンベルガー in A)
両手の3パートは、それぞれ定位をずらして、各パートが比較的わかるようにしてあります(実際はこう聞こえないと思います)。打ち込みだから、敢えてそうしてみた次第です。
◇特定のヒントとなった動画◇(アップした方々に、感謝しかありません!)
(1)https://www.youtube.com/watch?v=a8LCPFwQne8
(2)https://www.youtube.com/watch?v=tvvA7gT-ZS0
◇実際のオルガン演奏音源◇
フランスのオルガニスト、マリー=クレール・アラン(1926-2013)の演奏による
“Bach: Complete Organ Works (1959-67)”より(本編での使用音源?かも…)
(1)https://www.youtube.com/watch?v=EjnlBDXyHPA
(2)https://www.youtube.com/watch?v=MmanD1bB4ok
バッハ:イギリス組曲 BWV 806~811(ピーター・ウォッチョーン)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=gGYjqVT3wT4)。
オーストラリア出身のチェンバロ奏者ピーター・ウォッチョーン(Peter Watchorn 1957- )の
演奏による、バッハのイギリス組曲全曲です。
ピーター・ウォッチョーン(チェンバロ)
【J.S.Bach】平均律クラヴィーア曲集第2巻5番を弾いてみた【BWV874】
大バッハ作曲の平均律2巻5番ニ長調の前奏曲とフーガ BWV874 を演奏しました。
フーガの方は以前から練習していたので弾きやすかったですが、
前奏曲の方は難しかったです。
画像はツェルニー編の楽譜を表示しています。
山之辺七瀬 リコーダーの名曲を生んだバッハがやらかしたお話 #TTVR 第71回放送 5分で得意話をするエンタメ型プレゼン企画 2022年11月13日 #cluster にて開催
#TTVR では5分間でプレゼンをして知識や知見を共有するノンジャンルエンタメ型プレゼンテーション企画。clusterはiPhone Android Mac Windows VRからバーチャル会場へ参加可能。直接お越し頂き、エモーション使い、会場を盛り上げてください。登壇内容は1人5分以内で自由です。■登壇応募 https://forms.gle/RnyNNTx78R1RJrYe6 から■TTVRに関する詳細・お問合せ https://bit.ly/3448zRf をご覧ください。■登壇者Twitter https://twitter.com/Y7SE_age17
◇毎月100円から支援できるPixivFANBOX◇https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1169173
◇ほしいものリスト◇https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1A1TPALN7GE20?ref_=wl_share
Twitter https://twitter.com/ichitarok
Instagram https://www.instagram.com/ichitarok/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCIlS3p8StCViFfc548qSrmQ
Niconico https://com.nicovideo.jp/community/co7078
SHOWROOM https://www.showroom-live.com/9e3e73338233
Periscope https://www.pscp.tv/ichitarok/
Twitch https://www.twitch.tv/ichitarok
バッハ:カンタータ第154番「いと尊きわがイエスは見失われぬ」BWV154
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=-NyKKhEqPcs)。
1724年1月9日(顕現祭後第1日曜日)、バッハのカンタータ「いと尊きわがイエスは見失われぬ」
BWV154が初演されました。この日の礼拝では、ルカ福音書から「12歳のイエスがエルサレムに詣
でた際に両親とはぐれ、両親は八方手を尽くしてイエスを捜し、神殿で学者と問答しているイエス
を発見する。両親はイエスを叱責するが『父(である神)の傍らに子がいることがなぜ分からない
のですか』とイエスは反論する」という福音書章句が選ばれました。本作の歌詞はこの逸話から、
信仰の拠り所となるイエスを失った人間の不安と再び見いだし得たことの喜びを歌い、最後に「も
う離すことはない」と誓いを述べる内容になっています。
音楽様式においては、新年が明けた直後で参加する団員が少ない時期の演奏であることをバッハが
考慮して、曲数は全8曲と多いものの1曲の演奏時間は短いうえに独唱者主導で歌詞が歌われ、伴奏
もオーボエ・ダモーレ2本と弦楽器・通奏低音およびチェンバロという小規模な編成になっており、
バッハのカンタータの中では全体的に地味な作品といえます。
アン・マレイ(アルト)
アルド・バルディン(テノール)
ヴァルター・ヘルトヴァイン(バス)
ヘルムート・リリング指揮
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
バッハ:6つのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV1014~1019
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=rnZ42rP0fKI)。
バッハが作曲したヴァイオリンのためのソナタというと、普通は無伴奏ヴァイオリン・ソナタを
連想すると思いますが、彼はヴァイオリンとチョンバロのためのソナタも6曲作曲しています。
バロック時代の二重奏におけるチェンバロは、しばしば通奏低音の演奏楽器として相方の独奏楽
器を目立たせるため控えめな響きであることが多いですが、バッハはチェンバロのパートを独奏
楽器に劣らず重視しており、知名度こそ無伴奏ソナタに劣るものの、ヴァイオリンとチェンバロ
が対等に音色を響かせる優れた作品であることに変わりはありません。
後世のヴァイオリン・ソナタがベートーヴェンの作品を筆頭に、ヴァイオリンとピアノを対等な
立場に置いたことを考えると、バッハのソナタの方向性は時代を先取りするかのようです。
エムリン・ナイ(ヴァイオリン)
ピーター・ウォッチョーン(チェンバロ)
バッハ:カンタータ第153番「見たまえ、御神、いかにわが敵ども」BWV153
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=TuAqhuHl0so)。
バッハのカンタータ「見たまえ、御神、いかにわが敵ども」BWV153は、1723年末~1724年
1月初旬にかけてのクリスマスシーズンに初演されたカンタータの1つで、1724年1月2日(新
年後第1日曜日)に初演されました。
本作は合唱が単純な4声コラール3曲のみ、伴奏も弦三部と通奏低音のみ、管楽器やソプラノ
はなしという簡素な構成で演奏されます。これは、年末年始のクリスマスシーズンにバッハ
が新作カンタータを次々に初演したため、トマス教会合唱団と管楽器奏者の疲労が蓄積する
ことを考慮し、団員を休ませるためにあえて少人数で演奏可能な曲を作曲したとされていま
す。
この日の福音書章句はマタイによる福音書から、ヘロデ王がベツレヘム周辺で2歳以下の男の
子を虐殺させた話がとりあげられていることから、本作の歌詞にはクリスマスや新年の祝賀
気分はなく、ヘロデによる嬰児虐殺の場面から、キリスト教徒が耐えるべき試練について歌
われます。
Stefan Rampf(アルト)
クルト・エクウィルツ(テノール)
トーマス・ハンプソン(バス)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
テルツ少年合唱団
バッハ:カンタータ第152番「出で立て、信仰の道に」BWV152
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=p7h3NlIAVVo)。
バッハのカンタータ「出で立て、信仰の道に」BWV152は1714年に作曲され、同年の降誕節後
第1日曜日にあたる12月30日に初演されました。
本作の歌詞の中心には「石(Stein)」という単語が置かれています。これは「隅のかしら石」
「つまずきの石」というキリスト教の教えに基づき、救い主は神がこの世に置いた「石」であ
るとして、それに依り頼む者にとっては動かぬ基礎となるが、逆に信仰の無い者はそれに躓く
と説き、それに躓かないように正しく信仰の礎とするようにと歌っていきます。
音楽様式としては、本作には後のコラール・カンタータのような合唱がなく、アリアとレチタ
ティーヴォだけでできている室内楽カンタータで、ヴァイマル時代の作品に特徴的な器楽合奏
曲が冒頭に置かれています。これは初演日がクリスマスという大規模な催しが終わった直後で、
祝祭的な気分が収まってきた頃に、居住まいを正して改めて神と向き合うという意図で構成さ
れているためと思われます。
Christoph Wegmann(ソプラノ)
トーマス・ハンプトン(バス)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
テルツ少年合唱団
バッハ トッカータとフーガ ニ短調 ストコフスキー編曲版 ストックホルムライヴ
ストコフスキー指揮 スウェーデン放送交響楽団による演奏
1967年8月9日 ストックホルムでのライヴ録音
編集能力ゼロなので未編集生データをそのままupしています。
バッハ:カンタータ第148番「その御名にふさわしき栄光を」BWV148
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=C44qiMunmRI)。
バッハのカンタータ「その御名にふさわしき栄光を」BWV148は自筆譜が遺されておらず、最も
古い楽譜が18世紀後半の筆写譜であるため、正確な作曲年代はわかっていません。ただ、本作の
歌詞の内容が三位一体節後第17日曜日の福音章句に対応しており、この日に初演される目的で作
曲されたことはほぼ確実と見られています。また、歌詞の語句が1725年に出版された台本に基づ
くことから、バッハがライプツィヒに着任した後の1723年か1725年の該当祝日に演奏するために
作曲された(1724年の該当祝日はBWV114が演奏されたため除外)と推測されます。
当日の福音章句は安息日に病人を癒し、形式にこだわるファリサイ派を非難するイエスを描いた
ものですが、本作の歌詞は「安息日」「安らぎの場所」というような表象をあれこれ取り上げつ
つ、「最後の時には神の大いなる安息日の宴席に招かれたい」といった、単純に安息日を讃える
内容になっています。
全6曲のうち、冒頭曲はトランペットがリードする、喜びに満ちた合唱曲で、その後はテノールと
アルトによるアリアとレチタティーヴォが交互に続きます。終曲のコラールは歌詞の指定があり
ませんが、これは筆写譜の不備によるもので、新バッハ全集では作者不詳のコラール「私の愛し
い神に」の第6節が指定されています。
ポール・エスウッド(アルト)
クルト・エクウィルツ(テノール)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
テルツ少年合唱団
J.S.Bach ゴルトベルク変奏曲 Variation13 第十三変奏曲
VARIATIO 13 a2 Clav.
Youtube : https://youtu.be/Xfh269ggMjs
Twitter : https://twitter.com/chusinkoroland
バッハ(アンドレアス・フィッシャー補筆):幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=jApwpBr3GuM)。
バッハが数多く作曲したオルガン作品の1つである「幻想曲とフーガ ハ短調」BWV562は、
フーガの楽譜が27小節までで途切れて未完となっているため、通常は完成版が伝わる前半
の幻想曲のみを演奏する場合が多い一方、未完のフーガを補筆して「幻想曲とフーガ」の
形で演奏する事例も少数ながらあります。
この動画では、ドイツのオルガン奏者・指揮者であるアンドレアス・フィッシャー(1966 -)
がフーガを補筆し、フィッシャー自身の手で演奏しています。
アンドレアス・フィッシャー(オルガン)
バッハ:フーガ ハ短調 BWV562(未完)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=6_B5ZItANe4)。
1745年、バッハは過去(おそらくバッハがヴァイマルで宮廷オルガニスト兼宮廷楽師を務めた
1708~1717年の間)に作曲した「幻想曲 ハ短調」BWV562(sm41144565)に新たに作曲し
たフーガを追加して「幻想曲とフーガ ハ短調」BWV562としました。しかし、現存する最古の
楽譜ではフーガは最初から27小節までしか書かれておらず、未完成となっています。
専門家の研究によると、その楽譜はバッハの自筆譜ではなく、親族か弟子が筆写したものとさ
れています。一方でフーガの様式はバッハ後期の作品にふさわしい完成度であることから、お
そらくバッハ自身はこのフーガの作曲を完結させたものの、その筆写が何らかの事情で中断さ
れ、その後にバッハの自筆譜が失われたため未完の状態で後世に伝わったと考えられています。
この動画では最古の楽譜通り、27小節で演奏が中断されています。
マルティン・リュッカー(オルガン)
バッハ:幻想曲 ハ短調 BWV562
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=09NpI_KHecM)。
1708年、バッハはザクセン=ヴァイマル公国の領主ヴィルヘルム・エルンスト公の宮廷
オルガニスト兼宮廷楽師となります。それから契約上のトラブルで解任される1717年ま
での間に、バッハは数多くのオルガンのための作品を作曲しました。
そういった作品の1つが「幻想曲 ハ短調」BWV562です。知名度は他の有名な作品の陰に
隠れがちですが、曲全体を覆う静謐な響きは本作の美点であり、教会のオルガンで演奏さ
れるにふさわしい作品となっています。そのためか、本作は2022年9月22日のエリザベス
2世の国葬において、ウエストミンスター寺院のオルガンによって演奏されました。
なお、本作は後の1745年になって、おそらくバッハの親族か弟子の筆写によってフーガ
(sm41145290)が追加されましたが、そのフーガは27小節で途切れて未完となっていま
す。このため、この動画のように完成している幻想曲のみを演奏するのが一般的ですが、
フーガを補筆して「幻想曲とフーガ」の形にして演奏する事例もあります。
マルティン・リュッカー(オルガン)
バッハ:組曲(パルティータ) ハ短調 BWV997(ラウテンヴェルク演奏)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=XYsAK6ToN4g)。
現在ではリュートで演奏されることが多いバッハの組曲(パルティータ)ハ短調 BWV997には、実
は2つの版が存在しています。まず1738~41年にラウテンヴェルク(リュートで用いられるガット
弦が張られたチェンバロ)での演奏のための第1版が作られ、その後にリュート演奏のために編曲
された第2版が作られました。このうち、第2版はバッハ自身が編曲を手掛けたわけではなかったと
の説が有力視されています。
実際、バッハはリュートの演奏には堪能ではなく、チェンバロのストップ操作によってリュート風
の響きを楽しんでいたと推測されています。このことから、最近では本作をラウテンヴェルクによ
り演奏することが増えているようです。
ピーター・ウォッチョーン(ラウテンヴェルク)
【J.S.Bach】平均律クラヴィーア曲集第2巻4番を弾いてみた【BWV873】
大バッハ作曲の平均律2巻の4番の嬰ハ短調の
前奏曲とフーガBWV873を弾きました。
画像はツェルニー編の楽譜で、
指番号が振られていて練習しやすいです。
バッハ:カンタータ第144番「おのがものを取りて、行け」BWV144
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=V_v7PUC7Dxs)。
カンタータ「おのがものを取りて、行け」BWV144は1724年にバッハが作曲し、同年2月6日
の七旬節の礼拝において初演されました。
この日の礼拝ではマタイ福音書から「葡萄畑の労働者の喩え」が述べられました。これは、葡
萄畑で一日中働いた者と、日暮れ前に呼び寄せた者に、主人が等しい日当を支払ったため労働
者が不平を言い、これに対して主人は彼との契約を守りつつ、僅かでも働いてくれた者にも等
しく報いたいと願ったことを打ち明け、その嫉妬心を厳しく諌めたという話で、カンタータは
この話に沿って「神の真意を信じて信仰を貫きなさい」といった歌詞が歌われます。
音楽様式としては、オーボエ2本と弦楽器・通奏低音という必要最小限の編成により、1724年
のバッハのカンタータの中では、極めて地味な伴奏が付いた小規模な作品となっています。
このことから本作の演奏機会は多くないうえ、作風がバッハらしからぬという理由で一時は偽
作説が唱えられるほどで、それほど評価が高くありません。なお、本作はバッハの自筆による
総譜が遺されており、現在ではバッハの真作とする意見が優勢になっています。
アンスガル・プファイファー(ソプラノ)
ポール・エスウッド(アルト)
クルト・エクヴィルツ(テノール)
グスタフ・レオンハルト指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
レオンハルト・コンソート
ハノーヴァー少年合唱団
バッハ:カンタータ第143番「わが魂よ、主を頌め讃えよ」BWV143(偽作?)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=IAkxGNY1hI8)。
バッハ作のカンタータとされる「わが魂よ、主を頌め讃えよ」BWV143は、バッハの死後の
筆写譜でしか遺されておらず、正確な作曲時期も不明です。歌詞の内容は新年を祝うもので
あることから新年用のカンタータと推測されます。
全7曲からなる本作はホルンとティンパニが派手に活躍して、晴れやかで明るい雰囲気がある
一方、合唱の扱いは単純で、バッハ作品特有の転調や複雑な和声や凝った対位法の部分がな
いため、ごく初期の作品と推測する意見があるほか、偽作とする説もあります。
ロジャー・セリシウス(ソプラノ)
クルト・エクヴィルツ(テノール)
マックス・ファン・エグモント(バス)
グスタフ・レオンハルト指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
レオンハルト・コンソート
ハノーヴァー少年合唱団
バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=vv6tBa5bbxs)。
1703年6月、アルンシュタットの新教会(現在は「バッハ教会」と呼ばれる)に新しい
オルガンが設置され、その試奏者に選ばれた18歳のバッハは優れた演奏を披露し、その
まま同年8月には同教会のオルガン奏者に就任しました。バッハがアルンシュタットの
オルガン奏者だったのは1707年までですが、この時期にバッハは本格的な作曲活動を開
始したとされ、一説によると有名な「トッカータとフーガ ニ短調」BWV 565がこの頃
に作曲されたといわれています。
そういったバッハの初期作品の1つが前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533で、二十歳になろ
うとするバッハがアルンシュタット在任中にディートリヒ・ブクステフーデの演奏に学
んだ経験を自作に生かそうと試行錯誤する姿勢が垣間見える初期作品となっています。
ウルフ・ノルベルグ(オルガン)
バッハ ピアノ協奏曲第5番 ハイティンク ヤン・ヴィン コンセルトヘボウ
ヤン・ヴィン独奏 ベルナルド・ハイティンク指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団による演奏
1968年12月19日 アムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ録音です。
編集能力ゼロなので未編集生データをそのままupしています。
Bach. Concerto No.5 for piano and orchestra BWV.1056
19 December 1968 Radio Netherland
Bernald Haitink & Jan Wijn & Concertgebouworkest
バッハ ヴァイオリン協奏曲第1番 ハイティンク メニューイン コンセルトヘボウ
ユーディ・メニューイン独奏 ベルナルド・ハイティンク指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団による演奏
1964年11月1日 アムステルダムのコンセルトヘボウでのライヴ録音です。
編集能力ゼロなので未編集生データをそのままupしています。
Bach. Concerto No.1 for violin and orchestra BWV.1041
1 November 1964 KRO Radio Nederland
Bernald Haitink & Yehudi Menuhin & Concertgebouworkest
C.P.E.バッハ フルート協奏曲 ニ短調 ロエロフ・クロール
Koos Verheul独奏 ロエロフ・クロール指揮 ネーデルランド放送室内管弦楽団による演奏
1978年5月30日のライヴ録音
編集能力ゼロなので未編集生データをそのままupしています。
C.P.E.Bach. Concerto for flute and strings orchestra in d minor
30 May1978 NCRV Radio Netherland
Roelf Krol & Koos Verheul & Netherland radio chamber orchestra